ツール・ド・フランスに挑戦している新城幸也が、いきなり第2ステージで同タイムの5位に食い込んだ。あの今中大介でもステージ一ケタ順位はなく、全コースの完走も果たせなかった。新城君がどこまで走ってくれるか、楽しみだ。
《世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスは5日、モナコ-ブリニョール(187キロ)の第2ステージを行い、新城幸也(ブイグテレコム)が5番手でゴールした。順位が確定すれば日本選手として同レースのステージ最高順位となる。
マーク・カベンディッシュ(英国)が第2ステージを制した。総合トップは北京五輪金メダリストのファビアン・カンセララ(スイス)が守った》=共同=。
第1ステージのタイムトライアルでは、新城はトップに2分遅れの127位、別府はさらに約1分遅かった。初日とセカンドステージの落差が大きい。実力はこの中間ぐらいと見ればいいのか。
山岳コース以外は日本人でも勝負できるかもしれない。200キロあっても、本気で競り合うのはその数分の1の距離だからだ。新城も別府もチームのエース格ではあるまい。完走が危ぶまれる部類だ。「話題の日本人だ。疲れないうちに勝負させてやろう」。チームがこんな戦略を立てても不思議はない。
二人がゴールスプリントに顔を出せるのは、前半戦に限られる。精一杯駆けて、ステージ優勝をもぎ取ってほしい。
《世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスは5日、モナコ-ブリニョール(187キロ)の第2ステージを行い、新城幸也(ブイグテレコム)が5番手でゴールした。順位が確定すれば日本選手として同レースのステージ最高順位となる。
マーク・カベンディッシュ(英国)が第2ステージを制した。総合トップは北京五輪金メダリストのファビアン・カンセララ(スイス)が守った》=共同=。
第1ステージのタイムトライアルでは、新城はトップに2分遅れの127位、別府はさらに約1分遅かった。初日とセカンドステージの落差が大きい。実力はこの中間ぐらいと見ればいいのか。
山岳コース以外は日本人でも勝負できるかもしれない。200キロあっても、本気で競り合うのはその数分の1の距離だからだ。新城も別府もチームのエース格ではあるまい。完走が危ぶまれる部類だ。「話題の日本人だ。疲れないうちに勝負させてやろう」。チームがこんな戦略を立てても不思議はない。
二人がゴールスプリントに顔を出せるのは、前半戦に限られる。精一杯駆けて、ステージ優勝をもぎ取ってほしい。