朝4時までテレビを見ていると、さすがに眠い。さっさと寝ようと思ったのだがおなかが空いたのと興奮の余韻で目が冴えてしまってい難しい本でも広げてみようか。
テレビはもちろん全英オープンゴルフ。最後の最後まで誰が勝つのか全く行方が分からない大接戦だった。優勝スコアが2アンダーというのも、日本のコースでは信じられない。
《男子ゴルフの第138回全英オープン選手権は19日、当地のターンベリー・エイルサコース(パー70)で最終ラウンドがあり、スチュワート・シンク(米)がプレーオフの末にトム・ワトソン(米)を下してメジャー大会初優勝を果たした。
大会史上、最年長優勝を狙った59歳のワトソンは単独首位で迎えた18番でボギーをたたき、通算2アンダーでシンクに並ばれて勝機を逃した》=朝日com=
100何十年かぶりの最年長記録更新に王手をかけたトム・ワトソン。18番をパーオンしたときは「これで偉業達成」と思ったのだが、最後の2メートルを沈めることができず、シンクと並んでしまった。
プレーオフは4ホールのトータルココア制、そこでも決まらなければ1ホールごとの勝負、という設定だ。これで59歳が36歳に勝ったら、それこそ奇跡だ。でも奇跡は起こらず、結局6打差が付いた。
シンクは最終18番でバーディーをねじ込み、ワトソンはそこでパーを外した。この勢いの差がそのままプレーオフに持ち込まれた形だ。しかし、4日間を耐え抜いたワトソンのゴルフは見事だった。難コースで厳しい条件になればなるほど、技がモノを言う。日本人でも十分勝負できるということだろう。
フィッシャーが4アンダーで首位に躍り出たと思ったら、ダブルパーの大叩きで貯金を吐き出したプレーが象徴するように、浮き沈みの激しさは見ごたえがあった。我慢すれば何とかなる、ことも教えてくれた。ナイスゲームだった。
ワトソン君、ありがとう。おやすみなさい。
テレビはもちろん全英オープンゴルフ。最後の最後まで誰が勝つのか全く行方が分からない大接戦だった。優勝スコアが2アンダーというのも、日本のコースでは信じられない。
《男子ゴルフの第138回全英オープン選手権は19日、当地のターンベリー・エイルサコース(パー70)で最終ラウンドがあり、スチュワート・シンク(米)がプレーオフの末にトム・ワトソン(米)を下してメジャー大会初優勝を果たした。
大会史上、最年長優勝を狙った59歳のワトソンは単独首位で迎えた18番でボギーをたたき、通算2アンダーでシンクに並ばれて勝機を逃した》=朝日com=
100何十年かぶりの最年長記録更新に王手をかけたトム・ワトソン。18番をパーオンしたときは「これで偉業達成」と思ったのだが、最後の2メートルを沈めることができず、シンクと並んでしまった。
プレーオフは4ホールのトータルココア制、そこでも決まらなければ1ホールごとの勝負、という設定だ。これで59歳が36歳に勝ったら、それこそ奇跡だ。でも奇跡は起こらず、結局6打差が付いた。
シンクは最終18番でバーディーをねじ込み、ワトソンはそこでパーを外した。この勢いの差がそのままプレーオフに持ち込まれた形だ。しかし、4日間を耐え抜いたワトソンのゴルフは見事だった。難コースで厳しい条件になればなるほど、技がモノを言う。日本人でも十分勝負できるということだろう。
フィッシャーが4アンダーで首位に躍り出たと思ったら、ダブルパーの大叩きで貯金を吐き出したプレーが象徴するように、浮き沈みの激しさは見ごたえがあった。我慢すれば何とかなる、ことも教えてくれた。ナイスゲームだった。
ワトソン君、ありがとう。おやすみなさい。