毎日新聞が20日付け1面トップで報じた特ダネ「金正日と後継者金正銀の2ショット」は誤報だったらしい。近年の毎日は、ときどきとんでもない誤報や虚報を飛ばすので、さもありなんという感じだが、この写真の人物が正銀でなかったとすれば、誤報史に新たな1ページが書き加わることになる。
《毎日新聞が20日、北朝鮮の金正日総書記の後継者とされているキム・ジョンウン(金正雲。現在は金ジョンウン、金正銀などと表記)氏のものとして報道した写真はキム・ジョンウン氏ではなく、咸北金策製鉄連合企業所の技術者であると韓国中央日報のインターネット版が伝えた。
北朝鮮中央通信は 3月4日に金正日総書記が金策製鉄訪問した写真を公開した。毎日新聞がキム・ジョンウン氏として報じた人物は、ほかの閣僚たちのような服装や髪型ではなく、金総書記の話を聞く態度もほかの官僚たちと異なるため関心を集めていた。しかし、20代半ばと推測されるキム・ジョンウン氏とは年齢的にも異なるため、韓国の情報当局者はキム・ジョンウン氏ではないと断定しているという。
キム・ジョンウン氏の写真に関しては2009年6月にもテレビ朝日が韓国の一般人をキキム・ジョンウン氏として報道したこともあり、「日本メディアによる2度目の誤報」と韓国メディアも大きく取り上げている》=searchina=。
20日から連続して開かれている共同通信と加盟社の会議でも共同編集幹部から「どうも本人とは違うようだ」との説明があったらしい。
共同は日本のメディアとして唯一ピョンヤンに支局を置いているが、これが全くの役立たず。当局の言い分を垂れ流す装置になってしまっていて、加盟社からは「何のための支局か」と突き上げを食らっている。そんな共同にしてみれば「毎日の誤報」は救われた思いかもしれない。
通常ならこのクラスの大誤報があれば、他紙やテレビが報じるものだが、今回は音なし。「裏が取れない」ということか。それにしても、「韓国メディアは誤報と指摘している」ぐらいのことは伝えるべきだ。どうも日本のメディアは北朝鮮や韓国の動向になると腰が引けていまっていけない。
《毎日新聞が20日、北朝鮮の金正日総書記の後継者とされているキム・ジョンウン(金正雲。現在は金ジョンウン、金正銀などと表記)氏のものとして報道した写真はキム・ジョンウン氏ではなく、咸北金策製鉄連合企業所の技術者であると韓国中央日報のインターネット版が伝えた。
北朝鮮中央通信は 3月4日に金正日総書記が金策製鉄訪問した写真を公開した。毎日新聞がキム・ジョンウン氏として報じた人物は、ほかの閣僚たちのような服装や髪型ではなく、金総書記の話を聞く態度もほかの官僚たちと異なるため関心を集めていた。しかし、20代半ばと推測されるキム・ジョンウン氏とは年齢的にも異なるため、韓国の情報当局者はキム・ジョンウン氏ではないと断定しているという。
キム・ジョンウン氏の写真に関しては2009年6月にもテレビ朝日が韓国の一般人をキキム・ジョンウン氏として報道したこともあり、「日本メディアによる2度目の誤報」と韓国メディアも大きく取り上げている》=searchina=。
20日から連続して開かれている共同通信と加盟社の会議でも共同編集幹部から「どうも本人とは違うようだ」との説明があったらしい。
共同は日本のメディアとして唯一ピョンヤンに支局を置いているが、これが全くの役立たず。当局の言い分を垂れ流す装置になってしまっていて、加盟社からは「何のための支局か」と突き上げを食らっている。そんな共同にしてみれば「毎日の誤報」は救われた思いかもしれない。
通常ならこのクラスの大誤報があれば、他紙やテレビが報じるものだが、今回は音なし。「裏が取れない」ということか。それにしても、「韓国メディアは誤報と指摘している」ぐらいのことは伝えるべきだ。どうも日本のメディアは北朝鮮や韓国の動向になると腰が引けていまっていけない。