昨日のブログで「金欠で自前の調査ができない?産経は」などと失礼なことを書いてしまった。FNNと共同でやっていたんだね。それにしても、なぜ掲載が他紙より1日遅れなのか。調査会社への委託料をけちって処理に時間が掛かる、なんてことはないんでしょうね。前日載せた「新報道2001」の数字と6日付け世論調査とでは15%もの差がある。産経は共同の調査も載せているんで、いやもう大変。いっそ全部の新聞、テレビの世論調査数字を並べて見せたらいかがか。
突然話は変わって、04年インタハイ男子バスケで優勝した福岡第1高校が年長の外国人留学生を起用していたとして、優勝を取り消された。前代未聞の珍事である。
《全国高校体育連盟は3日、04年の全国高校総体バスケットボール男子で優勝した福岡第一高(福岡市)のセネガル人留学生が、年齢を4歳9カ月も若く偽って出場したとして、同校の優勝を抹消し優勝旗を返還させると発表した。この選手が出場した05年総体の3位も取り消す。これに対し福岡第一高は、年齢は虚偽ではなく成績の抹消は不当であると反論している。
この留学生は03年に入学したディアン・ティエルノ・セイドゥ・ヌロ選手。2年生で優勝の原動力となった後、体格などに疑念を持った他校などから、大会出場資格の「年度末で19歳以下」を超えているとの疑義が示された。当初はパスポートの生年月日から問題ないとされた。しかし、全国高体連が08年にセネガル外務省に照会したところ、ディアン選手は実際には82年1月4日生まれで、名前のつづりを変え、生年月日も86年10月4日と偽ってパスポートを取得していたとの回答があり、入学時に21歳だった可能性が浮上した》=毎日jp=。
まったくの推測だが、高校側はこの選手の年齢が22歳になっているのを知らなかった可能性が高い。セネガルはアフリカでも貧しいほうの国で、戸籍などでたらめだからだ。ガーナからサッカー選手を連れてきた某大学の指導者が「連中、歳分かんねえんだよな。自分の誕生日もよく知らないし…」とこぼしていたのを思い出す。
この件で高校の外国人留学生に対する風当たりが強くなりそうなのが気がかりだ。
いわく「勝利至上主義との決別を」「スポーツはあくまでも教育の一環」。耳たこの正論が聞こえてくる。
コメなどの農作物さえ自由化の時代に人材の鎖国などありえない。いい選手を連れてきて日本人選手と競わせる。そうやって国内選手のレベルも上がっていくのだ。日本の男子マラソンが何とか世界選手権で入賞ラインを維持しているのは社会人駅伝などで活躍するアフリカ勢の影響が大きい。
とんと五輪に出場できない男子バスケットも日本リーグなどではなく高校あたりから外国人を入れていったらいい。
セネガルなど最貧レベルの国では、小学校に通える児童も限られる。この子らのうち身体能力が高い子を日本などに呼んで、教育と一緒に競技力も付けさせることは意味がある。スポーツ留学は国外、国内を問わず、フリーにしておくべきだろう。
突然話は変わって、04年インタハイ男子バスケで優勝した福岡第1高校が年長の外国人留学生を起用していたとして、優勝を取り消された。前代未聞の珍事である。
《全国高校体育連盟は3日、04年の全国高校総体バスケットボール男子で優勝した福岡第一高(福岡市)のセネガル人留学生が、年齢を4歳9カ月も若く偽って出場したとして、同校の優勝を抹消し優勝旗を返還させると発表した。この選手が出場した05年総体の3位も取り消す。これに対し福岡第一高は、年齢は虚偽ではなく成績の抹消は不当であると反論している。
この留学生は03年に入学したディアン・ティエルノ・セイドゥ・ヌロ選手。2年生で優勝の原動力となった後、体格などに疑念を持った他校などから、大会出場資格の「年度末で19歳以下」を超えているとの疑義が示された。当初はパスポートの生年月日から問題ないとされた。しかし、全国高体連が08年にセネガル外務省に照会したところ、ディアン選手は実際には82年1月4日生まれで、名前のつづりを変え、生年月日も86年10月4日と偽ってパスポートを取得していたとの回答があり、入学時に21歳だった可能性が浮上した》=毎日jp=。
まったくの推測だが、高校側はこの選手の年齢が22歳になっているのを知らなかった可能性が高い。セネガルはアフリカでも貧しいほうの国で、戸籍などでたらめだからだ。ガーナからサッカー選手を連れてきた某大学の指導者が「連中、歳分かんねえんだよな。自分の誕生日もよく知らないし…」とこぼしていたのを思い出す。
この件で高校の外国人留学生に対する風当たりが強くなりそうなのが気がかりだ。
いわく「勝利至上主義との決別を」「スポーツはあくまでも教育の一環」。耳たこの正論が聞こえてくる。
コメなどの農作物さえ自由化の時代に人材の鎖国などありえない。いい選手を連れてきて日本人選手と競わせる。そうやって国内選手のレベルも上がっていくのだ。日本の男子マラソンが何とか世界選手権で入賞ラインを維持しているのは社会人駅伝などで活躍するアフリカ勢の影響が大きい。
とんと五輪に出場できない男子バスケットも日本リーグなどではなく高校あたりから外国人を入れていったらいい。
セネガルなど最貧レベルの国では、小学校に通える児童も限られる。この子らのうち身体能力が高い子を日本などに呼んで、教育と一緒に競技力も付けさせることは意味がある。スポーツ留学は国外、国内を問わず、フリーにしておくべきだろう。