ロンドン五輪女子サッカーの帰趨を占う日―米戦はアメリカが4-1で圧勝した。
≪【ハルムスタード(スウェーデン)=畔川吉永】日本女子代表(なでしこジャパン)は18日、スウェーデンでの国際招待大会で米国と対戦、1―4で完敗した。
日本は米国の速さとパワーに押され、序盤に2点を失った。後半にも2点を追加され、反撃は26分に永里優が頭で決めた1点にとどまった。米国は、3―1で勝ったスウェーデン戦に続く連勝≫=読売ONLINE=。
めまいの症状で3か月以上戦列を離れていた沢穂希の復帰戦としても注目されたが、チームも沢も良いところはほとんど出せずじまいだった。「ロンドンの金に黄信号」などの見方もあるが、メダルに手がかかれば上出来というのが日本の実力だろう。過剰な期待が多少でもしぼめばむしろ好都合だ。
スピード、強さ、高さ、すべての面でアメリカが上回っていた。モーガンなどには2人付いていても簡単に振り切られシュートまで持って行かれていた。ボールへ寄せる第1歩で負けていては勝負にならない。
アメリカとの力の差は佐々木監督も認めるところだ。「これで選手の目が覚める」―内心ではそう思っているかもしれない。自分たちの力を正確に把握し、相手との間合いを決めるのが勝負事の鉄則だ。古人曰く「敵を知り己を知らば百戦危うからず」である。
まあしかし、自分たちが弱い、下手とはだれも認めたがらない。叩きのめされて分かるのだ。その意味で1-4の完敗はよかった。ただ、次のスウェーデン戦も完敗するようだと、自信喪失ともなりかねない。ここらあたりが難しい。
≪【ハルムスタード(スウェーデン)=畔川吉永】日本女子代表(なでしこジャパン)は18日、スウェーデンでの国際招待大会で米国と対戦、1―4で完敗した。
日本は米国の速さとパワーに押され、序盤に2点を失った。後半にも2点を追加され、反撃は26分に永里優が頭で決めた1点にとどまった。米国は、3―1で勝ったスウェーデン戦に続く連勝≫=読売ONLINE=。
めまいの症状で3か月以上戦列を離れていた沢穂希の復帰戦としても注目されたが、チームも沢も良いところはほとんど出せずじまいだった。「ロンドンの金に黄信号」などの見方もあるが、メダルに手がかかれば上出来というのが日本の実力だろう。過剰な期待が多少でもしぼめばむしろ好都合だ。
スピード、強さ、高さ、すべての面でアメリカが上回っていた。モーガンなどには2人付いていても簡単に振り切られシュートまで持って行かれていた。ボールへ寄せる第1歩で負けていては勝負にならない。
アメリカとの力の差は佐々木監督も認めるところだ。「これで選手の目が覚める」―内心ではそう思っているかもしれない。自分たちの力を正確に把握し、相手との間合いを決めるのが勝負事の鉄則だ。古人曰く「敵を知り己を知らば百戦危うからず」である。
まあしかし、自分たちが弱い、下手とはだれも認めたがらない。叩きのめされて分かるのだ。その意味で1-4の完敗はよかった。ただ、次のスウェーデン戦も完敗するようだと、自信喪失ともなりかねない。ここらあたりが難しい。