長雨の花も色あせ濡れる日々冷涼なるを蝦夷梅雨と言ふ
蝦夷梅雨の 海霧に覆われ 森埋もる
(蝦夷梅雨はとっても冷涼です、夏が待ち遠しい!)
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天文14年4月17日(新暦:1545年6月6日)に、京都・賀茂神社で行われた葵祭で後奈良天皇が神事をされた際に、梅が献上されたとの故事があることにちなんで、紀州田辺うめ振興協議会(紀州梅の会)が新暦となる6月6日に梅の日として記念日を制定しております。
梅雨の由来:天正14年は晴天が続き雨が全く降らなかったため、作物はほとんど育たず人々が困り果てていた折に、後奈良天皇のもとへ、賀茂神社に詣でて梅を奉納せよとの神の御神託が。
そのお告げ通りに後奈良天皇が梅を奉納すると、たちまち一帯に大雨が降りはじめ五穀豊穣をもたらしたそう。
その天恵の雨を、梅を奉納したことにちなんで梅雨と呼ぶようになったとされております。
そのため、「東北が梅雨に入ったから北海道もそろそろ蝦夷梅雨がくる!」ということにはなりません。
オホーツク海高気圧の風が、いつから吹き始めるのかが問題なのです。
しかも、本州以南の梅雨ように、毎年必ず訪れるものではなく、年によって、蝦夷梅雨のある時ない時があります。
本州の梅雨は5月から6月にかけて日本上空で、オホーツク海高気圧の冷たく湿った空気と太平洋高気圧の温かく湿った空気がぶつかって、「梅雨前線」が発生することで始まるものです。
一方、蝦夷梅雨というのは、毎年というわけではありませんが、梅雨の時期に雨が続く現象をいいます。
これはオホーツク海高気圧の冷たく湿った空気の影響で起こります。
蝦夷梅雨とは呼ばれていますが、梅雨とは全く別物ということなのです。
蝦夷梅雨の期間は2週間程度です。
蒸し暑くジメジメした気候ではなく、梅雨と比べるとかなり過ごしやすい気候です。
逆に、日照不足によって起こる、低温に悩まされることもあります。
5月下旬から6月上旬を中心として見られる一時的な低温は、今年はちょっと長い気がしますね。
もう10日位続いています。
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母は足の運動のための器具が欲しいと言っています。
歩行器での廊下の散歩では飽き足らなくなったようです。
今日からはコロナ対策も終了し食事は皆と出来るようです。
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