脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

斜め

2013-12-04 01:30:42 | 日記
先週末、優勝を目指して挑んだサッカー御殿場オーバー30の戦いで我がチームは準決勝で大敗を喫してしまいました。

しかも、相手は昨年と同じチームだったから、リアクションは難しい。蘇ったのは、体の痛み。いつもの相手より、筋肉への負荷のかかり方が強い気がする。

なぜだ…?
何が足りなかったのか。
彼らは僕らより何が優れているのか。

チームメイトとの反省会で出てきたキーワードは、三角形そして角度、パスの角度でした。

相手はこんな指示を出していたそうです。

攻撃に角度をつけろ。

その言葉を考えていると、ハッと私、気づいたことがあります。

バルセロナを筆頭にパスサッカーを語る上で欠かせないキーワード。

三角形。

その解釈を、間違えていたのかと思ったのです。

ボールホルダー=ボ
で示します。攻撃方向は上としましょう。

1です。

味……………味

………ボ………

2です。

味…………味


……………ボ

これ、どちらも三角形ですよね。
でも、微妙に違う。

2ではボール保持者と、右の受け手が直線に並んでしまっています。そのままボールを出せば、相手に後ろからチェックを受けます。

1はどちらにも斜めの角度がある。

だから、受け手は、半身になって前を向ける可能性がある。

それでは、三角形からも離れてもっと簡単な話にしましょう。

角度です。

1です。







2です。



………味



今度は視点を相手のDFに変えます。1の場合、ボールを奪いにいく時、直線方向への動きしか筋肉を使いません。

しかし、2の場合、ボールを奪いにいく時、斜め方向への負荷がかかります。

それを踏まえて、サッカーに落とし込む。そう、この競技は知っての通り長い時間、インプレーが続きます。

難しく書いてみますが、

直線運動をした後に、左右に動くのと

斜めの動きをした後に、左右に動くのは

どちらが楽でしょう。

それが絶え間無く続けば…。
答えは明白でしょう。

斜めに守備する方が辛い、に決まってます。

この斜め理論は、案外全ての局面に当てはまるのかも。

スルーパス、くさび、スローイン、コーナーキック、とにかく斜めを意識してみる。

逆に、直線方向、並行方向のパスを少なくしていく。もちろん、そのシチュエーションはなくならないだろうから、その状態でボールを受けた場合には、簡単にはたいて、動き直す。

そう、斜めを見つけるためにです。

もしかすると、それだけで、ゴールへの道のりが開けるのかも…知れません。

あくまで、私の暴論です。

試してみます?