脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

自分達のサッカー

2014-06-19 22:24:03 | 日記


自分達のサッカーが出来ません。
スペインらしいサッカーが出来ません。

何回言うんだ、フジのアナウンサー。酷い実況と、藤田俊哉の酷い解説、そして酷いスペインが相成って今日は最悪の朝でした。

自分達のサッカー。長谷部も本田も岡崎も、宗教みたいに言います。日本代表でも、今、流行りのフレーズです。

でも、これ、気持ち悪くないですか?

私は、凄い気持ち悪い。

簡単です。

サッカーには相手がいるから。
サッカーは勝敗を競うスポーツだから。

自分達のサッカーを貫いたって、負けてしまえば意味がないでしょ。

W杯の舞台まで行って、こんな言葉をいってるようじゃ、レベルが低いと言わざるを得ません。

必要なのは、自分達のサッカーではなくて、自分達の組織であり、積み上げた経験に自信を持つべきことなのだと思います。

スペインは、それを捨ててしまったから負けたのです。

シャビを外し、ピケを外し、セスクも使わずに大会を去る。

はっきり言いましょう。

スペインはバルサスタイルだったから優勝できていたのです。

でも、デルボスケはそれを信じられなくなってしまった。

クラブレベルでの失敗を必要以上に、悪く受け止め、ジエゴコスタに全てをかけた。

私は代表レベルなら、まだまだスペインは、通用したと今も信じています。

さらに言えば、予選で、そんなオープンなサッカーを目指していましたか、と言いたい。

何十年と積み上げて来た経験を捨てたギャンブル。

それは愚行と切り捨てていいでしょう。

さて、日本代表。
こちらも嫌な感じがします。

ボランチは遠藤と長谷部。
センターバックは今野と吉田。

それでいいんです。

蛍や森重が悪い選手とは言いません。

でもヒリヒリした予選で培った4年間の経験や組織のバランスを、直前の親善試合のどうでもいい結果で壊さないで欲しい。

ギリシャに勝てるのか。

先発が全てを握っています。

原点回帰。

これがキーワードです。

ザックよ目覚めろ!