あこがれのお寿司

2011年05月13日 | 美味しいお店
時間まで茶屋街の可愛い小物屋さんに入ったりしたけど、
すでに頭はお寿司に飛んでました
店内をうろうろしながらお寿司の話ばかりで小物は眼中なし。もちろん買う気もなし

はっきり言って、マダム達も興味があるのは食べ物だけでした
まあそれも立派な旅の目的ではあるけどね。


待ちきれず、予約5分前にお店に再度到着。

おー!暖簾かかってますよいきましょいきましょ~。

店内はカウンター8席のみ。
ご主人の目と手が届く範囲でしっかり仕事する感じ。
カウンターは低く、ネタを切る、シャリを握る、など一部始終の仕事がすべて見えます。

目の前に大きなお皿一枚とお箸のみ。醤油皿なし。
ガリは丸ごとつけたショウガを食べる直前に薄切りしてました。

私たちはお酒を飲まなかったので、最初から握ってもらいました。

初めから珍しいネタが来ました。クエ
クエが寿司ネタになるなんて!鍋でさえ希少なのに。

シャリの大きさ、握りの固さ、美味しく味わえるようにすべて計算されています。
醤油はネタの上に一はけさっと。ネタによっては塩、ゆずなども。
とにかく素材の味を最大に生かすひと手間が最後に加えられます。


鰆のあぶり。超気に入りました。リピートしちゃった


お寿司が乗ったお皿、こんな感じで一カンずつ。写真は中トロです。
握られたお寿司はネタとシャリがお皿の上でふーっと息をつくように動いて落ち着きます。
これを見届けてから、一気に口に入れるのね。
目で楽しんで、食感と味を楽しみます


ウニ、私は苦手なんだけどこれは大丈夫だった!むしろ美味いと思ったほど。


あ~美味しい幸せ
最後はノドグロのあぶりと酢レンコンを巻いたお寿司でした

おまかせはここで終わりで、この後気に入ったネタをリピートで握ってもらいました。

一時間半かけて15貫。回転寿司なら10分しないうちに食べ終わるだろう。
こんなにゆっくり時間をかけて味わうお寿司、これぞ究極の贅沢

お店を出た頃には、全員大満足でうっとりでした。

入店したときは明るかった外も、すっかり暗くなってました。


日が暮れた後の茶屋街もいい感じです。

今度はバーに入ってみたいな~。

今回のお店は東山茶屋街にある「みつ川」です。

本当に小さなお店ですが、隅々まで目の行き届いた気持ちのいい店内でした。
ご主人の職人芸を見ながら味わえるのも気に入りました。

高級だけど、そのお金を出しても全然惜しくない、逆に安いとさえ思うくらいの満足感ですから。。。

予約はかなり取りにくいけど、絶対に行く!!

マダム達、食べ終わったら温泉!とか言ってたのに、お寿司でもう満足しちゃった
と帰っていきました。

すっかり金沢を気に入って頂けたようで、それもよかった