無事に一周忌を済ませ、家の後片付けも一段落して大阪への帰途につきました。
何年かに一度の家人と義母と連れ立っての旅行で、「次は 島原・雲仙に・・・」と言って
いた矢先の悲しい義母の『旅立ち』となっていました。 あれから一年・・・
私も 『島原・雲仙』は行っていなかったもので、帰阪の途中寄って見る事にしたのです。
島原城下の武家屋敷 『四明荘』の水源 名水作りの『かんざらし』
島原城の天守閣 海鮮市場『とっとっと』 とっとっとの海鮮丼
普賢岳への入り口 新山 雲仙地獄の一部
午前9時25分発の熊本港フェリーに乗って、島原港に着いたのは10時前でした。
狭い地域に多くの観光施設があり、とても全部見て回る事は出来ませんでした。
島原は、至る所で水が湧いて 清い水が噴き出しています。 と言う事で、この湧き水を
消毒して上水道としているようです。 ちなみに水道代は無料と言う事でした。
島原城に武家屋敷と巡り、別荘『四明荘』の近くの茶店で『かんざらし』を頂きました。
昼食は、ネットの美味い物順位の上位の『海鮮市場 とっとっと』で、私は『海鮮丼』で
家人は『あら焚き』と 美味しい魚料理をを頂きました。
遅い昼食後は、山越えをして雲仙へ向かいます。
「仁田峠まで 1時間掛かります」 とゲートの係官の話の通り、ゲートを過ぎて間もなく
停滞が始まりました。 十数kmを動いては止まりの繰り返しで、何と1時間半を費やし
ました。 マー 来ただけの事はありました。まじかにみる『平成新山』は落ちそうな
溶岩ドームを頂きに持ち、草木の一本もない瓦礫を見せていました。
やっとの思いで雲仙の湯快リゾートホテル『東洋館』に着きました。
未だ日は落ちていなかったので、雲仙地獄を巡りました。 別府温泉や登別温泉と同じような
高温の蒸気が噴き出る様子は一段と迫力のある景観でした。
バイキングの夕食はどうなんでしょう? 全体に味が薄く感じたのは私のみでしょうか・・
夕食後は、温泉で身体を温め 早めの就寝としました。
昨夕 5時30分発の新門司行きフェリーに乗って、早朝6時に着きました。
今回の旅は、義母の一周忌の法要のための熊本訪問です。
直接そのまま熊本へ向ったのでは昼前にも着いてしまいます。 そこで別府八湯に
行こうかとも思いましたが、気になっていた『国東半島』の外周を走る事にしました。
海岸線を走るかと思いきや、美しい海のラインは皆目見る事は出来ませんでした。
そこで、観光地図を見ると半島の先端に『姫島』と言う小島がありました。
車は置いて、身だけでフェリーに乗り込みました。
特徴のある島で、車エビの養殖地でアサギマダラの休息地と言う事でした。
姫島行きフェリー 蝶の休息地 フジバカマの中のアサギマダラ
名物の『エビタコ丼』 姫島のお土産 姫島は火山島
姫島は、火山島でいたるところに噴火口がある模様です。先を急いでいたので
温泉は省略して、昼食後 九州本土へ戻りました。
母親宅へ着くと、そこは『菊南温泉』の湯が配管してあります。ゆっくりと運転の
疲れを取りました。
法事を済ませ、母の家財の整理のため一週間ほどを費やしました。
しかし、家人の手は時として止まってしまうことが多く ( ついつい思い出に手が止まるようです )
中々捗りはしませんでした。 今回はこのぐらいにして・・・
本来なら午前9時ごろに熊本港から島原港に向かい、雲仙から長崎を経由して新門司
から九州を離れる計画でいました。
処が、熊本を出たのが午前11時過ぎとなりました。 急遽 プランBに変更しました。
日田方面の『杖立温泉の観音岩温泉』に立ち寄って、新門司港のフェリーに間に合わ
なければ徹夜で山陽道を走ろうと思っていました。
午後1時前に杖立温泉街に着き、目的地の『観音岩温泉』着きました。
杖立川沿いの旅館街から少し離れた断崖の下に家族風呂の並びがありました。
(入浴料=1000円~ 私どもは 1500円 )
対岸の温泉と杖立 断崖下の観音岩温泉 温泉入口
温泉ホール 家族風呂が奥まで続く 天井が開く檜風呂
1時間足らずの入浴の後は、只々 新門司へ向かって走りました。
4時半までに160kmを2時間ほどで走りました。
やっと間に合ったフェリー乗り場は、私の車が最後の車でした。
この行き帰りの旅の味わいで、家人が立ち直ってくれる事を待つことにします。
昨夜はイタリアンのフルコースで、肩の凝る夕食でした。
NHK『あさいち』でよく出演されている、落合務氏のプロデュースのイタリアンと
言うことで、家人の勧めで頂きました。
チェックアウトはゆっくり目の10時過ぎでした。
今日中に熊本に着けばいいと言う事でのんびりと出発しました。
別府駅傍の別府八湯 四湯目の『不老泉』に入りました・・・
入浴料 100円の安さで、ご近所の老人達の朝風呂に利用されているようです。
ぬる目が42℃ぐらいで、熱い目が44℃ぐらいの良いお湯でした。
『不老泉』 玄関 やまなみハイウエー入り口 湯布岳
小雨が続く中、湯布院、杖立温泉、黒川温泉等々続いて過去に行った温泉を
通り過ぎ、小国町の道の駅で休息の後 家人の実家のある菊南温泉にと着きました。
49日の法要が目的の帰郷なのに 「旅行かよ!」 と言われそうですが、
家人の母の永眠でショックが直りきっていなかったので、無理に一泊してから熊本
に入ったのが実情です。
これで立ち直ってくれればと期待しています。
早朝 未だ日も昇らない午前6時。フェリーの到着港の『新門司』に着きました。
暗闇の中を九州道から東九州道へ入って別府を通り越して大分県は『臼杵』に
入りました。
国宝の臼杵石仏(磨崖仏)を見に行くために小雨の中を走りました。
雨の東九州道を走る 石仏 入り口 石仏が並ぶ
一時間ほどの見物の後、Uターンして『別府温泉』へ・・・
昨年の11月に別府八湯の『明礬温泉』に入ってから順次一湯づつ回ってみたいと
思っていて、今回 又々別府を訪ねる事となり、二湯目の『竹瓦温泉』と三湯目の
『鉄輪温泉』を訪れることが出来ました。 (鉄輪温泉は無く、温泉街としてありました)
入湯した温泉名は『ひょうたん温泉』でした。
《 参考 》
竹瓦温泉 : 入浴料は 100円ですが、シャンプー・リンス等は無し
ひょうたん温泉 : 入浴料 750円 砂湯は別途ゆかた代等 必要です
竹瓦温泉玄関 鉄輪温泉街入り口 代表格のひょうたん温泉
案内板 幾列にも並ぶ打たせ湯 ひょうたんの湯
昼食は、『地獄蒸し工房 鉄輪』 で持ち込み材料も含めて、野菜や肉や魚介類
を蒸気で蒸し、食物の本当の味が味わえた気がしました。
蒸し釜が並ぶ小屋 蒸し釜が並ぶ 蒸しあがった肉・野菜
早い時間のチェックインでしたが、午後の3時に今日の宿泊所の別府の名ホテル
『杉乃井ホテル』に入りました。
何と言う大規模ホテルでしょうか・・・ 巨大な本館、中館、HANA館と有り(他にあるのか?)
一体何人の人が泊まれる事やら。
(12月7日のYahooニュースによると、最大2964人宿泊可・647室とか・・・)
ホテル食堂から望む 部屋からの眺め ロシアの歌手グループのコンサート
30年ぶりのボーリング イタリアン 一品目 道路一面がイルミネーション
忙しい一日が過ぎ、午後の11時前にやっとベッドにと入りました。
明日のチェックアウトは、午前の11時との事で、ゆっくり休めそうです。