あずまクラブ(越前の守)です。正しい心の探究をします。

”人間は夢とロマンを持つから動物とは決定的に違う”から始めます。正しい心の探究です。

TPPと、大川総裁の「マスコミの終焉」の予言(3)

2011-11-11 00:35:30 | 日記
幸福実現党観察日記 さんより転載です。

 東販・日販の絶対権力について、前回で触れた。
 じつは、この仕組みに関しては、初期の会員さんたちが非常に詳しい。

 今となっては想像もつかないだろうが、初期の会員さんたちの活動は、総裁の書籍を、「とにかく大勢の人の目につくように、日本中のすべての書店に置いてもらう!」ということを活動の目標にあげた。
 さらに言えば、東販・日販の機嫌をそこねない……つまり、東販・日販の週間・月間売上げに、つねにランクインさせつづける、ということにもかなりのウエイトが置かれていた、と思う。
 ……ということで、今回はちょっと昔話。

 幸福の科学の初期には、自分たちのエリアのどんな小さい書店も、とにかく一軒一軒まわって、けんもほろろに断られながら、幾度も頭を下げるのが活動のスタートだった。
 最初は何の知識もなく書店を回り、うさんくさがられていたが、その熱心さに書店主さんたちは関心をもってくれた。
 書店主さんたちは、書籍に挟まっているスリップの意味から、書店回りにはスーツを着ていかねばならないことから、埃をはらって並べ替えるだけで書籍は売上げが上がるものだ、などなど、書店主さんからいろいろ教わったのだ。
 その通りに書店の総裁の書籍のほこりをはらい、並べ替え、自作のPOPを持っていき置かせてもらい、毎週のように売上げをチェックしては一喜一憂して、足りない本の補充をかけた。
 そうやって、一冊でも多く、先生の本を置くスペースをひろげて貰って、少しお金ができると、専用の棚を自腹で入れて貰った。

 角川の文庫の『太陽の法』が出たときだった。
 今でも思い出すのだが、やっとの思いで、新幹線の止まる大きな駅の構内の書店さんで面出しスペースをつくってもらったことがある。
 だが、総裁の知名度はまだまだで、そうそう宗教書の文庫など売れるものではない。思ったほどにブレイクしなかった。
 ついに書店から「売れないじゃないですか。もうこれ以上はだめです。」と言い渡された。冗談じゃない。地方で一番大きな駅の書店にあるのとないのとでは、東販日販の週間売上げ総数ベストテンにだって影響がある。こっちは必死で、
 「どうしたら置いていただけますか」
 と聞いたら、
 「いまある在庫が半分売れたらいいですよ」というので、
 「じゃ、今、私が買います。コーナー続けてください。」
 と即答し、その場で有り金はたいて、買えるだけの在庫の書籍を買い上げた。
 「残りはすぐに買いに来ますから」と言ったときの店員さんの驚愕した顔は未だに忘れられない。
 その後、コーナーは順調に続き、駅の書店からは少しずつ、売上げが伸びるようになって、こちらとしてもいろんな意味で冷や汗を拭う思いだった。
 
 今では、どこの書店にも総裁の書籍はコーナーがあり、順調にベストセラーに入っているが、昔は、日本全国、どこでもそんな活動がスタンダードだったのである。
 まるで、絶えず寒い風しか吹かない固い土地に作物を根付かせようとするような、そんな必死さで、こんな活動をやっていたのだ。
 
 ……ところが。
 そこまでやって、売上げが上がっても、ベストセラーの名前から、一瞬にして総裁の書籍が消えてしまうことがあった。
 最初、現場は信じられなかっただろう。
 先週一位で、同じ手応えがあるのに、突然、発表では今週十数位、などなっている。
 かわりに入っているのは、大きな政党を持つ、とある宗教団体のトップの書籍だった。
 ……「東販・日販では、ベストセラーを故意に操作している」
 その事実を、会員さんはそのとき初めて知った。
 問屋の発表するベストセラーというのは、何にも増して大きな宣伝になる。
 それを操作するのは、人びとに読ませる本を操作していることにほかならない。
 会員さんたちはそこではじめて、書籍というものがどういう流通経路を通り、誰が出版界を牛耳っているか、知ったのである。
 出版は、そのときは、総裁の書籍を「実売の売上げ一位」として、こちらも負けずに宣伝を打って本を売っていた記憶がある。
 総裁の本が安定して売れるまでは、こんな戦いがあったのだ。

 幸福の科学も、出版業に携わっている以上、「問屋」が敵だとは、口が裂けても言えない。
 だが、初期の幸福の科学にとって、かなりの強敵だったのは、この「出版界の問屋」制度そのものではなかったかと、管理人は今でも思っている。

 さて、この出版のシステムだが、TPP、あるいは他の外圧によって「開国」がなされたらどうなるか。
 おそらくは、真っ先にこの「書籍の再販制度」と、それを護持する問屋が、大打撃をうけるに違いないのである。
すでに、Amazonの台頭と、電子書籍の出現で、その制度はかなりゆさぶられているのだ。
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TPPと、大川総裁の「マスコミの終焉」の予言(2)

2011-11-11 00:32:26 | 日記
幸福実現党観察日記 さんより転載です。

 日本を狂わせ、「20世紀の悪魔は活字を通して入ってくる」という、ルドルフ・シュタイナーの予言が完全に現実化した状態を作りあげた、戦後のマスコミ。
 日本をダメにした最大勢力でありながら、どこからの批判もうけつけぬ、最悪の勢力だった。
 実現党のウォッチャーたちに限らず、渡部昇一教授の読者や、数多くのまともな思想を持つ人びとも、幾度「この連中さえ消えたら、どれだけ日本がまともになるか……」と口惜しい思いをしてきたことだろう。

 だが、大川総裁の予言では、それがあと数年で終わる可能性が高い、という。

 この場合のマスコミとは、テレビ局、新聞社、週刊誌であり、その紙媒体のもとじめである出版社、だろう。

 『未来創造のマネジメント』では、その終焉は「インターネット」の普及によって起こる、ということが書かれている。
 だが、これまで、大川総裁の書籍の中で、もう一つ、それらの終焉・あるいは改革ルートが示されていたのだ。
 それがこちら、「問屋制の終焉」についての短いコメントである。

 大川総裁「何百年もの文化的伝統がある日本の問屋制を、アメリカ側は理解していない。
 問屋制というものは、交通が不便な時代には役に立ったが、現代のように、日本中のどこであっても、一日でエンドユーザー(末端消費者)に物を送れる時代においては、世界経済にとって、もはや閉鎖的要因にしかならない。
 流通経路をもっと正常化し、開放すべき。」(『新生日本の指針』の要旨)

 「問屋」。
 宅急便などなかった時代に、メーカーから大量の物資を各地にとりよせて、そこから、それぞれの地元のお店に商品を流す。
 日本では長らく、「問屋」というものが日本の経済界の要となってきた。

 だが、
 「問屋制は、やがて失われる」
 と総裁は予言した。
 ……この講演の当時、まだまだ日本が問屋制に頼っていた時代に、正直この総裁の発言はかなりショッキングで刺激的だった。
 だが、この講演から十数年たったいま、インターネットや宅急便の普及と相まって、確実に日本はその予言を成就しつつある。
 ユーザーは、メーカーから直接、欲しい商品を、安く、早く、手に入れることができるようになった。

 ……ところが、唯一、未だに問屋制が、最悪の形で君臨している業界があるのだ。

 それがほかならぬ、出版・マスコミ界である。

 日本における、書籍販売は、東販・日販という二つの大問屋が牛耳っている。

 しかも、文化保護のため、という名目で、「売れ残った書籍を再び同じ価格で売る再販制度」という、本好きから見れば、まことにとんでもない悪法がまだ残っていて、書籍だけは、日本国内で絶対に同じ価格で売らなければならないのである。
 日本では、書籍に、自由な値付けができないのだ。
 この二重のバインド(拘束)は、本読みにとっても、書店にとっても、なんともイヤなものであった。

 そんな中で、東販・日販は、書店相手に、絶大な権力を持つことになった。
 店頭に並ぶ本ですから、東販・日販が書店のランクを見て決めていた。

 ……たとえば、全盛期の週刊少年ジャンプなど、書店に置けば必ず売上げになった。

 だが、東販・日販のご託宣で、「売れてない書店には、そんなオイシイ雑誌をたくさんくれてやる必要はない」とばかりに、書店の規模だの実績だのを見て、書店ごとに冊数が制限されていた。
 ……一事が万事そんな具合である。

 それでも書店は東販・日販に逆らうことは許されない。
 
  それは出版社にとっても同様だっただろう。
 およそ、日本で本を売りたいという出版社(とくに弱小の)、ならびに地方の書店は、この東販・日販には絶対に勝てない仕組みになっていた。

 ……幸福の科学が生まれたのは、そんな実情に書店が押さえられていて、誰も疑問を抱かない1980年代後半だった。

 当時、幸福の科学は、「生長の家と同じ、文書伝道型」と言われていた。
 まだ無名に近い、大川総裁の書籍を多くの人に読んでもらう、というのが大きな活動目標だったのだ。
 幸福の科学が生まれたての頃、書店と出版をとりまく状況はそんな具合だったのだ。
 そして、会員さんと総裁は、その中でまず、「問屋」を相手にした最初の戦いを、戦いぬかねばばならなかった。
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TPPと、大川総裁の「マスコミの終焉」の予言(1)

2011-11-11 00:30:45 | 日記
幸福実現党観察日記 さんより転載です。
TPPと、大川総裁の「マスコミの終焉」の予言(1)
* 2011-11-08 (火)

 TPPを巡ってのドタバタがまだ続いている。
 野田首相が、この件と増税の件に関してはドジョウ技を捨てたかのように、断固として独裁的に実行していくと決めたかのようだ。
 さらに、最近では、藤村官房長官のすさまじい天然ぶりが炸裂していて、

【官房長官 事前協議内容は米が検討】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111104/k10013730251000.html  ……を読むと、なんと「今から日本がTPPに参加しても、協議内容はアメリカがぜんぶ決めるんで、我々は事前協議に参加どころか、どんな内容かも想定できないんですよねー」と、とんでもないことを言いだし、さらに、
 
 【藤村氏:TPP交渉参加に閣議決定は必要なし、米は協力約束-会見 】
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920014&sid=a3Tw_UiyoOrk  「閣議決定が必要ない」? それでいいのか? ……そのうち、国会の承認も必要ないとか言い出しそうな発言で、聞く者の不安をあおっている。

 いっぽう、海外から見ると、TPPなどは全く話題になっていないという話であり、
 幸福実現党でおなじみ、北米在住、あえば直道氏のブログにも書いてあったが、
 田村 耕太郎氏の記事にも、あえばさん同様、「TPPなんて米国国民は誰も知らない」との記事が、さらに詳しく書いてあるのでご紹介しておく。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20111107/223664/?bv_ru&rt=nocnt (オバマ大統領が、実は自由貿易嫌いらしい、という話も面白かった)

 さらに、この、田村氏の記事の冒頭には、
 『日本に帰国して、最も驚いているのは環太平洋経済連携協定(TPP)に対する関心の高さ。行きつけの定食屋の親父さんから一般の大学生まで「TPP」「TPP」と騒いでいる。テレビをつけると、主婦向けのワイドショーでもTPPを話題にしている。』
 という一文がある。

 やはり、このTPPをめぐる大騒ぎは、どうもマスコミが仕掛け人なのだな、としみじみ思われる一文である。
 マスコミは、増税同様、これがもし自民党が行っていたら総攻撃していたはずなのだが、今や、民主党の不甲斐なさから目をそらすためか、毎日TPPを話題に挙げて、朝日を始め、擁護に余念がない。

 マスコミの現場ではどう考えているのか……定かではないのだが、現場の人から漏れ聞いた話では、どうやら
 「TPP参加すれば、外国人株主が増えて今よりぐんと業界が豊かになるに違いない」
 みたいな理由で押しているらしいという話も出ている。

 ……甘い甘い。
 もし、TPPが、マスコミの報道している通りならば、それは「景気対策」どころか、「日本の構造改革」をもたらすものになるだろう。
 そして、TPPであるかどうかによらず、近い将来、「第三の開国」と呼ばれる状態が何らかの形で実現して、日本の構造改革が行われたとき……その、最大の直撃をくらう業種の一つがマスコミではないか、と思われるのだ。

 大川総裁の著書、「未来創造のマネジメント」には、第一章で、
 「いまから15年後に生き残っているテレビ局があるかどうかは疑問。少なくとも地上波のテレビは生き残れないかも知れない。もう15年すると、テレビ局はなくなって違う形になる可能性が極めて高い」「新聞もかなり潰れる」「週刊誌も潰れる」
 と、マスコミにとって、衝撃の予言が行なわれている。
 この講義は2001年に行われたものであるから、「余命宣告」から「寿命」を計算すると、なんと、2016年には、新聞、テレビ、週刊誌などのマスコミが滅んでいるという勘定になる。

 講義では、インターネットの台頭が、マスコミを脅かすだろう、と説かれているが、
 「……そんなばかな。あと5年で新聞やテレビが滅びるなんて、ありえないだろう。
 という声も聞かれそうだ。

 ……なるほど。
 たしかに、余命宣告をされても生き延びる患者はたくさんいる。マスコミもそうかもしれない。

 だが、もし、マスコミのみなさんが民主党同様に大推薦してる第三の開国が5年以内に行われれば、新聞、いや、出版界全体が、息の根が止まるような転換を迎え入れなければならなくなる可能性があるのである。

 じつは、出版界に関しての大きな構造改革、あるいは「滅び」の予言も、すでに十年以上前に、大川総裁が明言していたりする。

 ……いろいろとニュースに事欠かぬ野田内閣だが、その合間をぬって、それらの「予言」について書いてみたいと思います。
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「東日本大震災から学ぶ」(3)

2011-11-11 00:22:52 | 日記
「東日本大震災から学ぶ」(3)

平野憲雄(京大理学博士) さんより転載

津波対策
皆さんご存知の津波被害です。
津波の発生を学びます。

津波は海底が上下に変動し、その上の海水を動かすと盛り上がったり、
沈み込んだりの海水の上下変動になります。
このとき、海水の動いた量(長さx深さx幅)が津波の威力になります。
津波の伝わる速度は深さと比例します。
(深いところほど早く伝わる)
深い所では時速数百Kmもの早さで伝わります。
その早さで海岸地帯に進むと遅くなりますから、
後ろから”押せ押せ”と押しまくられると
波の高さが高くなります。

津波の高さ

海水が押し寄せてくる勢いで斜面を駆け上がりきったところが遡上高(そじょうだか)と言います。
過去の斜面の記録(最大で38mとの報告あり)のほとんどがこの遡上高です。
従って、防潮堤の高さは遡上高より低くても良いのです。
マスコミは、この遡上高を津波の高さと言って不安を増大しました。

津波の高さ (深さ)

浅瀬でも遠浅になるほど津波の高さが高くなります。

津波の高さ(湾の地形)

湾の奥がせまくなっている地形も高くなります。
防潮堤を作るなら、まだ低い波高のところが低くて済むが長くなる。

これらの悪条件を満たすのがリアス式海岸である。
東北の海岸に多い地形なので被害が大きくなった。

普代村の防潮堤

マスコミは被害のあった地域を繰り返し報道するが、
15mの津波がきても無事だった所があるのだ。
写真は普代村の防潮堤である。
今は亡き村長が、先祖の言い伝え「過去に15mの津波がきた」を活かすため
村の予算と私財を果たして15m以上の防潮堤を作った。
当時は、無駄な金を使った、無用の長物である。。
と非難されたそうだが、今回の津波では村は全部無事だったのである。
もちろん防潮堤の前の漁業施設は破壊されてしまった。
今までの非難は尊敬に変わったのだ。

一方、宮古市の高さ10m長さ2kmの防潮堤は破壊された。

避難する高台を作る

津波で避難するには、高台へ逃げろ、と訓練されているが、
遠くの高台へ逃げていては間に合わず多くの人が犠牲になった。
しかし、100m以内に4階立のビルを避難先にしておけば、人命は助かるのだ。
ここが、ポイントです。
つまり、どんな津波でも防ぐ防潮堤を作って被害をゼロにするのではなく、
予算や景観の関係で目一杯の高さ(実際には満足できない高さ)の防潮堤を超えた場合は
木造など低い建物は破壊されるが、近くの高いビルで人命を救う。

すなわち、ある程度の被害を受け入れて、被害拡大を防ぐ=減災の考えです。
「肉を切らせて、骨を助ける」です。


女川原発(東北電力)

同じく、あまりマスコミが報道しない原発は
東北電力の女川原発です。
正式な名前は失念しましたが、安全検討委員会か想定委員会で、
原子炉建屋の高さの攻防があり、現在の15mにするように執拗にがんばったとのことです。
経営者側からみれば、冷却用の海水をくみ上げる費用は低いほど良いわけです。
地震の時に1m地面が沈降しましたが、80cmで津波を防いだのです。

福島原発(東京電力)

まず、地震そのものの被害は軽微であったと言う事を知って下さい。
原子炉を停止し、静かに冷却を続けるが手順です。

ここは、最初の設計は35mだったのですが、安全検討委員会が経営者側に負けたのでしょう。
東京電力と政治家(民主党の渡辺)の力が大きかったと思います。
また、冷却ポンプの電源はGE社製で440Vだたのです。
アメリカでは普通の電圧ですが、日本製ならば200Vでどこにでもあります。
電圧の違いで即時対応ができなかったのです。

想定外でありますが、減災の考えが入っていません。
ここがポイントです。
冷却能力がなくなると、原子炉を停止したとしても蒸気が発生します。
非常用の蒸気排出弁があります。これを開けて蒸気を排出する(ベント)
作業をすれば、爆発はないのですが、
「原発は絶対安全である」と宣言している手前
蒸気を排出することは、放射能をまき散らすことになるのですから、
簡単に開けられません。
開けるには国の許可が必要です。
緊急を要する時に、なんと管首相が視察にきたのです。
対応する人が足りないときにです。
案の定、ベント作業が遅れて爆発し、さらなる被害を拡大したのです。
少しの放射能をまき散らしての被害で済ますか、
少しの放射能を漏らすまいとがんばって、損害を拡大するかです。
爆発によって、後の対策がまったく取れなくなったのです。

福島原発放射能発生源

冷却がなくなったため、燃料からの熱によって原子炉圧力容器を溶かします。
格納容器の底に溜まった燃料も冷やす必要があります。
また使用済み燃料も184℃を超えないようにすれば、ヨウ素131は気化しません。
このため外部から放水して冷やし続けました。
しかし、燃料に触れた水は放射能を含んでいますから、
汚染が広がります。この後始末に追われているのです。

放射性物質について

放射性物質(ウラン、セシウム、ラジウムなど)とは、
放射線(アルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線)を放出して
崩壊していくものです。
それぞれの放射線を出す能力(ベクレル)と
それを物質が吸収する単位(ゲレイ)と
人体への被爆をシーベルトの単位で表します。

自然界の放射能はいたるところにあります。
食品や人体にもわずかですがあるのです。

そこで、正しい知識を
ベクレルをシーベルトに換算するには、
50 年間特定の放射性物質による被曝が続いた場合を想定しています。

この50年間という数字をマスコミは報道しないのです。
少しでも被爆すると大変と不安をあおっています。
11月現在で8ヶ月経過しています。あと49年間被爆つつけると健康に障害がでるかも。
が正しいのです。
本当の正しさは、多少の被爆(ミリシーベルト)の方が健康によいとの報告があります。
千分の1のマイクロシーベルトで騒いでいますね。



宇宙からくる放射線

もっとも大量に放出しているのが太陽です。
地球の大気がほとんどを遮断しています。
従って、宇宙飛行士は大量の放射線を浴びています。
飛行機でヨーロッパ旅行をすると、10時間ほど被爆しますね。
パイロット達の死亡率は高いでしょうか?

放射線の強さと被爆

放射線を出す力とそれを受ける強さ(被害)の関係を図にしました。
距離の2乗で減衰するし、途中に遮蔽物があればさらに減衰します。

ホルミシス効果

放射線で被爆すると、有害になる領域と反対に生体に有効な領域があるのです。
この生体に有効な領域をホルミシス効果と言います。
飯館村では影響のない領域で、全く問題ないのです。

免疫力

人間には免疫力があります。この免疫力は物質で説明できません。
言わば白血球、マクロファージ、リンパ球のチーム力です。
そして、明るい心が免疫力を最強にします。
反対に、悲観的否定的な考えは免疫力を弱めます。

例えば、マラソンは苦しいですが、鍛える原因にもなるが、
体を傷つける原因にもなります。
さて、どちらを選ぶかで大きく変わりますね。

ICRP(国際放射線防護委員会)の基準

少なくとも「年間4ミリシーベルトまでは安全」という意味
なのに、マスコミは
20マイクロシーベルトまでに引き上げたのです。

また、日本では報道されませんが、
2004年に韓国で黄砂に250ミリシーベルト計測されたニュースがありました。
ゴビ砂漠で中国は36回もの核実験をしたのですから、放射能が含まれて当然です。
悲しいかな、日中記者協定で、中国に都合の悪い記事を掲載できないのです。
黄砂による被爆に比べたら、福島原発による被爆はまったく問題ありません。


ラジウム温泉

昔からラジウム温泉が健康によいと言われて、少なからず湯治客が訪れている
玉川温泉があります。ここは立ち入り禁止地域ではありません。
また、客達は線量計を持って放射能の強い場所取りをしています。

放射線量調査

札幌医大 放射線防護学 高田 純 教授は
世界の核実験場とその周辺に入って調査実績があり、
福島の現場へも入って調査した結果、全く問題がないと報告しています。
現場も入らず、遠くから間違った説明をしている政府や学者とは違います。


不安は自殺者を増やす

不安をあおるのはマスコミだけではありません。
左翼の人達です。議論の土台をはき違えて常に感情論できます。
被爆して死亡した人は何人でしょうか?
間違った避難をさせて、生活を奪い悲嘆にくれて自殺した人は
6月で16人います。
また、次ぎなる不安で議論を吹っかけます。
「放射性廃棄物は永遠に禍根を残す」といって、
処理の対策には無責任です。
原発の恩恵を受けていながらです。

放射性廃棄物処分

現在採用されている最終処理は地下300mの深さに貯蔵する方法です。
これでも安心しません。

放射能廃棄物の最終完璧処理

太陽は核融合反応をして全ての物質を燃やしています。
放射性廃棄物をロケットに積み込んで、太陽に向かって飛ばせば
永遠の処分になります。

閉じられた地球で考えていたら、解決できません。
宇宙時代とは放射能との付き合い抜きでは始まりません。


続く
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