箴言集 「人格をつくる言葉」 大川隆法 著
「人格をつくる言葉」㉒ 醜いものが美しく見え、美しいものが醜く見える。あなたは、まだ、青春のどこかを彷徨っている。
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見た目が美しいと中身も同じで、醜いものは中身も醜いと、疑いもなく信じるのが青春の時代です。
美醜の違いが理解できるのは、なぜ美しいか、なぜ醜いかを深く考えるようになったときであろう。
他人の美しさに嫉妬したり、美しさを武器として己の欲望を満たすために使う(相手を騙す)人を発見したりした場合。
他人醜さを蔑んで嫌う場合や、自分の醜さを恨んで周りを敵にする場合。
これを当たり前としている間は、自分はどう生きたらよいか悩むのです。
人類を作られたエルカンターレの教えが開かされ、学び始めると、
美醜がそのまま心の働きと同じになるのか、異なる働きをするのかは、己の仏性であると学んだ時に、悩みから解放されるのです。
肉体が自分の全てだと思っている間は、動物と同じになり、これが本当の醜さと気づいたら、それは悟りになります。心と体を分離して考えることができるようになるのです。
欲望を抑制する力を強めるのが精進することです。
誰が正しいかではなく、何が正しいかを物差しにする人格になるようにしましょう。