箴言集 「人格をつくる言葉」 大川隆法 著
「人格をつくる言葉」⑲ 楽しい時は、幸福だ。しかし、一時的なものであることが多い。
コメント
本来の人間は魂だけの存在であり、本当の自分である。
生まれる前に、魂の向上を目指して自分の人生計画を立て、神様の許しを得て、生まれてきたのだから、魂を磨くには努力が必要条件であるのです。
努力無しで幸福を経験すると魂の退化に繋がりますから、努力を忘れてはいけないように計画されているのです。
しかし、その魂が肉体に宿ってこの世に生まれると、肉体からの欲望に負けてしまうのが常である。肉体の要求を本当の自分らしさと思っていると、快楽を求める生き方になる。いや快楽のない人生は無意味だと信じるようになる。
「人生は楽しまなくては損する」「だから楽することのみを追求する」と考える生き方は、この世が全てと信じる間違った宗教になりますね。
肉体の快楽は絶対に必要なものではないのです。従って、快楽による幸せは、努力の結果であろうが、長く続けると努力しなくなる。次なる努力を必要とする人生計画であるから、一時的な幸福になってしまうのです。