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新米。。
3反ほどの田んぼから、まずは一番乗りで籾摺り乾燥して、昨日義父の手元に届きました。
綺麗ですね。。
真っ白です。
なんの農機具も持っていない義父は、全て農協を通じて人の手にゆだねています。
しかし、草取りや消毒、案山子は義父がせっせとしています。
義父の宝物です。そして、後継者はいません。
後を継がせるつもりであるなら、事細やかに息子(主人)に教えてもいいはず。
また、主人も教えてもらう気持ちはさらさら無く、引き取りに軽トラを出すにも「はい、喜んで!」という雰囲気ではなく、仕事前に早起きするのが億劫の表情。
仕事なんて11時頃出るんですけどね・・。かと言って夜中まで仕事してくるわけじゃなく。
まぁなんとか今年も、新米が義父の手元に届きました。おめでとう~
よく言われます。農家に嫁いだのだから、お米に不自由しないね? 実家も助かるね? と。
農家に嫁いだ嫁という認識は、私にも義父にもありません。
主人にも手を煩わせない・嫁にも関わらせない。
だから実家には、スーパーのビニール袋に1つで良いだろう。
っていうことです。
父が生きていた頃、じゃがいもの新がとれるから、この捨てるじゃがいもを持っていって良いぞ、といわれたことがあります。
腹立つ前に、そんなことを言われたという事実を私の中から消しました。
勿論じゃがいもは、貰っていきません。
どんなものであれ、貰った側は、ありがとうと言い、何か形にするものです。
そんなこと父にはさせたくないし、捨てるものを食べさせるはずがありません。
米の袋を開けると、手形が押してある。
少しでも、米をすくおうと思うなら、その手形は消える。
そんな小細工のしてある米に手など出しません。
労力だとは思うけど、そうしている義父の宝物。新米のうちは、ね。
朝晩とご飯を炊くのは、米びつの中のもの。そこへ入れるのは義父です。
こんな関わりをプラスとマイナスで計ってみると私達って、トントンでしょうか、ね~
でも、この新米は綺麗ね。。
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行きたくてもなかなか行けなかった母の施設へ、昨日は、行ってきました。
土曜日は透析の日。もし疲れていたらそっと帰ろうと、支払いを済ませて部屋に行きました。
昼食も終わり、車椅子で出てきたところでした。
思えば、夏祭り・投票日以来でした。
その後、私も何度か行こうという気持ちはあれど、残業やら、野暮用やらで中々行けず寂しい思いをさせてしまいました。
行くからには、5,6分で、じゃあね・・とはできません。
昨日、丁度フロアのテレビで戦争のドラマが映っていて、それを2人して見ました。
母の青春時代もそうであったように、思い出すことが多い母。
兄弟の名前を言っては涙を堪えていました。
私は、戦争の体験など勿論無く、ただ、愛する子供を戦地に出す苦しさ、愛する婚約者と家庭を築く前に特攻隊に出す悲しさを思い涙がこぼれました。
そんな悲しいテレビなど見せる必要はない。
でも、母の記憶が遠い昔にあることはボケはそうは酷くないと安心もするのでした。
同じフロアにいる人たちを観察できることも良いことだと思います。
あの人は人のものを盗るんだよ・・・
あの人は夜中に入ってくるんだょ・・・etc
そんな嫌な場所に置いて来る私です・・・
何度も自分に言い聞かせます。
暑い・寒いをしのげて、トイレに連れて行ってもらえる場所なんだって。
上がとうとう総入れ歯になり、落ちやすいことで言葉の発音が悪いことや声が小さいことを除けば、まだ母は大丈夫・だと。
また、月曜日に来るからと約束をして帰ってきました。
「じゃあ、またね。」って。