Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

平安絵巻の三人娘、大聖院境内へ現る!(4/4)

2014-07-24 15:32:24 | 大聖院さん日録
『平安時代の衣装を纏った三人娘』(その4)
(撮影日時)平成26年7月19日午前11時過ぎ?
(天 候) 曇り
(撮影場所)広島県廿日市市宮島町大聖院境内
(撮影機材)FUJIFILM X20
(撮影者)トーマス青木


 ギャクエビゾリ姿勢で真剣に、<前回投稿分(3/4)はこちらから入れます> 平安時代絵巻から抜け出てきたと思える3人娘に狙いをつけシャッターをお切りになった御仁をみるに見かね、
 
 「よろしかったら皆さんご一緒に御撮りしましょうか?」と、

 不肖トーマス青木は正しき日本語『話言葉』を使用し、お声をかけた。

 即座に、
 「はい、宜しくお願いします!」と蝦紳士、仰せになる。

 ご自分のカメラを私に差し出されたのでそれでもって数枚シャッターを切り、さらにトーマス青木のカメラで正式?に、平安装束3人娘と蝦ぞり紳士を写真におさめたのがこの一枚。

 何と、写真を撮りましょうとお声したらすぐさま3人娘の前の中央にご自身がシャシャリ出で、鎮座された。
 この後、三人娘の代表格に
 「メールアドレスを教えて下さい。今夜中にでも写真添付してお送りします……」
と、我がノートブックの白紙ページをご提示しながらお話していたら、
 遠巻きに我々の遣り取りをご覧になっていた蝦ぞり紳士が、すいすいと我が面前にお出ましになり、
 「ぼくにも送って下さい。住所を書いておきます、何かメモできるものを……」
と、仰せになる。
 (あなたはだめです!)等と、
お断りするいとまもなく、

 「では、この下のあたりに、どうぞ、、」

(これは感心な事を、この御仁はメールアドレスなるモノをおもちなのだ?!……)

てっきりEメールアドレスでもお書きになるのかと思いきや、

 郵便番号から、広島市中区云々……
 な、何と!
 つらつらと、ご自分のお住まいのアドレスをお書きになったではありませんか。

(うっは~ 何で私が身も知らぬ蝦ぞり男爵にカラープリント数枚を郵便代出して送らにゃいかんのだ!?)

 ぐうの音も出ませんでした。

 往生しました。
 
 こうしてgooブログ書いて皮肉たっぷりの投稿をしたからもう大丈夫。 はい、送料込み無料プリント画像を、この御仁にお送りします。
 さあ、どういう反応が起きることやら、、、。 <…(4回連載)完……>

                   (投稿:トーマス青木)


平安絵巻の三人娘、大聖院境内へ現る!(3/4)

2014-07-23 10:03:45 | 大聖院さん日録
『平安時代の衣装を纏った三人娘』(その3)
(撮影日時)平成26年7月19日午前11時過ぎ?
(天 候) 曇り
(撮影場所)広島県廿日市市宮島町大聖院境内
(撮影機材)FUJIFILM X20
(撮影者)トーマス青木


 大聖院さん境内入り口付近で、『平安時代絵巻物語』な衣装の三人娘を撮影し終え(前回投稿分(2/4)はこちらから入れます)御礼を言って彼女たちと別れ、間もなくのことでした。

 な、何と、別の中高年男性が彼女たちに話しかけ、撮影の同意を求め交渉し始められた。交渉成立?したらしく、いよいよ平安絵巻的衣装の彼女たちにカメラを向けられる。

 ……としたところが、何故か?

 上半身を逆蝦的に反り返えらせ、熱心に撮影に挑まれておられるではないか。

 不肖トーマス青木はふたたびカメラをとり出し、この奇妙で滑稽な風景を切取っておこう!と考えた。 <…第4巻・最終回に続く……>

         (投稿:トーマス青木)

平安絵巻の三人娘、大聖院境内へ現る!(2/4)

2014-07-22 08:02:15 | 大聖院さん日録
『平安時代の衣装を纏った三人娘』(その2)
(撮影日時)平成26年7月19日午前11時過ぎ?
(天 候) 曇り
(撮影場所)広島県廿日市市宮島町大聖院境内
(撮影機材)FUJIFILM X20
(撮影者)トーマス青木

 「一度は撮っておきたい……」と思っていた『平安時代の衣装』を纏った三人娘が、遅い午後の大聖院さん境内に、突如現れた。(第一回投稿は、こちらから入れます……)

 うむ、少し(約2歩接近)近づいて、きちんと御顔を撮影しなければ……

 「よくできました!」 不肖トーマス青木の自画自賛的な独り言はこれまで、モデルさんたちがすばらしいから良く出来たスナップ写真なのであります。

 最近ご無沙汰しているスナップ撮影は、なかなか難しい。 <……続く(全4回・その2)>


  (投稿:トーマス青木)


*。(第一回投稿は、こちらから入れます……)

平安絵巻の三人娘、大聖院境内へ現る。(1/4)

2014-07-20 05:45:15 | 大聖院さん日録
『平安時代の衣装を纏った三人娘』(その1)
(撮影日時)平成26年7月19日午前11時10分過ぎ?
(天 候) 曇り
(撮影場所)広島県廿日市市宮島町大聖院境内
(撮影機材)FUJIFILM X20
(撮影者)トーマス青木

 「一度は撮っておきたい……」と思っていた『平安時代の衣装』を纏った三人娘が、遅い午後の大聖院さん境内に、突如現れた。

 遠目にして覗えば、何と、粒ぞろいの三美人ではありませんか。 その前に観音堂傍らの水瓶の中に見事に咲いた睡蓮の花を撮影中、運よく?カメラを手にしていたので、即座に、
 
「すてきですね!撮影していいですか? 出来上がった写真はメール添付して配信しますから……」と、

お声をかければ直ぐに、OKを頂く。

 その最初のショットがこの一枚、2度目の山門を通られ、直ぐに撮影した次第です。画角50mm(35ミリフィルム写真換算)にて、衣装の笠大きく皆さんのお顔が暗すぎるのでフラッシュをあてる。<……続く(全4回・その1)>


  (投稿:トーマス青木)

縁起物、達磨の置物、、、

2014-07-07 07:03:17 | 大聖院さん日録
〈添付画像〉とある達磨の置物
(撮影月日)平成26年7月4日午後4時過ぎ
(天 候) 晴れ間の垣間見える梅雨の曇天
(撮影場所)自宅庭先
(撮影機材)FUJIFILM X100s
(撮影者) トーマス青木


 先の投稿『大聖院観音堂入り口の達磨』記事が事の発端となった。

 その事とは、自分も達磨の置物を身近に置いてみて、時折手に取ってみたくなって、急遽ヤフーのオークションに出品されている達磨さんを落札した。

 これが、そのダルマさんだ。

 背丈は丁度10cm。胴回り直径は6cm。

 ひとまず磨いて汚れを落とし、よく視てみる。 すると、達磨さんの正面のお腹まわりから楕円形になって上下に向け、木の木目が整然と楕円形を描いて、まるで波紋の如く上下に伸びているではないか。

 なんともすばらしい。 タマゴを少し大きくした程度の置物でも、計算されつくした立派な木工芸品であるぞ。

 すばらしい。
 
 ウム、少し達磨さんの置物でも集めてみるか。

宮島大聖院観音堂の達磨さん

2014-06-25 07:23:15 | 大聖院さん日録
<添付画像>宮島大聖院観音堂の達磨さん
(撮影日) 平成26年6月15日
(撮影場所)広島県廿日市市宮島町
(撮影機材)FUJIFILM X20
(撮影者) トーマス青木

 あまり気にも留めなかったが、この度初めて達磨さんを『見つめて』みた。

 大きさは、ちょいとした普通の体格(以上か?)の人間が胡坐かいて座り込んでいるくらいの大きさだ。

 にらめっこしたら(確実に!)打ち負かされるほどに、滑稽さも、老獪さも、怖さも、あれこれ入り乱れて視ればみるほどに迫力ありますぞ。

 達磨大師は禅宗の開祖?ではなかろうか、、、。

 なぜに真言宗のお寺『大聖院』さんの観音堂入り口に鎮座ましますか?

 そんなことはどうでもいい。 宮島の大聖院さん境内には、きわめてヴァリエーションに富んだ仏教関連グッズあり。 こういう表現は失礼かもしれないけれど、まるでアミューズメントパークだ。

 そうそう、まだ達磨さんにおめもじしていない善男善女へ、是非、大聖院さんへお運びください。

     (トーマス青木)

子育て観音さま in 宮島大聖院

2014-06-19 09:45:55 | 大聖院さん日録
<添付画像>子育て観音さま
(撮影年月日)平成26年5月下旬
(撮影場所)広島県廿日市市宮島町大聖院境内にて
(撮影機材)FUJIFILM X100s
(撮影者) トーマス青木

 そうそう、思い出した。 実は今年になって一度「観音様とお地蔵さまの違いは?」と、大聖院寺務所の女性スタッフにお聞きしたことがあったこと、思い出した。
 「観音様は必ず『冠をかむっていらっしゃる』けれど、お地蔵さんは何もかむっておられません……」と、仰っておられたのだ。
 
 そう、そのことをすっかり忘れて、子育て観音さまをお地蔵さまだと勝手に解釈していた事、まずは大きな間違いであった。
 その次に、
 『子育て』観音様』を『子宝』観音様と、これまた勝手に読み違えて解釈していた。

 「……?」
 そう、仰せの通り、何故にかくなる間違いをしでかしたか? 不肖トーマス青木にも一理ある。

 まず第一に、
 この子育て観音さまは『丸顔』にて、観音様に似合わぬ(どの観音様もこぞって面長、という先入観あり)御顔立ちであった。だから、(頭上の御冠を見落としてしまい)端から『お地蔵さま』なのだ。と思い込んでいた。
 第二番目に、
 子育て観音さまを子宝観音さまと、勝手に勘違いしていた事。これに関し、トーマス青木的な屁理屈を述べよう。
 ごく最近まで、観音様は女性である。と私は勝手に解釈していた。ところが、である。「お釈迦様の像をはじめ、仏像たるものすべからく男性(像)である。と昨年末にお教え頂いた。
 此処からが問題である。
 そもそも男が子育てをする訳は無く、子育て観音様など存在する由無し。と勝手に思い込む。思い込んだら最期「観音様は男性で、男性が子育てなどする訳がない」と、端から思い込んだら最期、
 「子育て観音様は『子作り観音様』であるぞ!」と、、、。
 その背景に、男性の観音様にして、お参りに訪れる女性に対し『子作り指導』をされているに違いない。と矢鱈俗っぽい発想にして、かくなる固定観念を描いてしまったのであります。

 あにはからんや、

 きょうび、大聖院さん境内に訪れる(幼児同伴の)若き男女のカップルを観察するに、洋の東西を問わず男性がベビーカーを運転し、女性は手ぶらで境内を徘徊するか、はたまた男性が幼子を抱っこして、女性が手ぶら状態なのだ。

 そもそもオシメの必要な乳飲児(ちのみご)や、ベビーカーの必要な幼子(おさなご)を同伴し、人塵の多い観光地に出かけるなんぞ、不肖トーマス青木の若かりし頃には考えもしなかった行為であります。
 そこで、
 「若し、幼子の身体が害されることあったらどうする?」とか、
 「急病になったらどうする?」などなど、
 あれこれ心配ごとを纏め、(5年前宮島でインフォメーションセンターを開いた頃に)一度、宮島消防暑(所?)の元所長に尋ねたことあり。
 曰く、
 「そんなこと、今の若い夫婦は平気ですよ」
 「何故に?」
 「僅かな事で、すぐ119番へ電話かけて救急車を呼ぶのですよ」
 簡単にモノゴト考えているとの事。
 「迷惑な話ではないか?」
 人に迷惑かけるなど、自分さえよければいいと考えている輩が多いとの事。
 「そしてその結果、何か気に入らない出来事があれば自分たちの責任はさており、すぐ人のせいにする」
 責任逃れは日常茶飯事との事。
 「なるほど!」
 と雖も、全く分らず仕舞いであります。
 「子供染みた無責任な大人が増殖しているのです……」
 さもありなむ、、、。

 元消防署長の『お話』に納得しつつ、且つ、
 きょうびの御時勢、何が何だかわからぬまま、

 「子育て観音様、どうぞ宜しくお願いします……」

 てなことで、
    ……締めくくらせて頂きます。

                 (トーマス青木)

子育て観音さん in 大聖院,,,

2014-06-16 06:40:48 | 大聖院さん日録
<画像>大聖院境内にて
(撮影月日)平成26年6月15日
(撮影機材)FUJIFILM X20
(撮影者) トーマス青木


うわ~ またもや大失敗をやらかしました。

子宝地蔵さんなんていらっしゃるはずもなく、子育て観音様でした。

みっともないこと、この上ない。

取り急ぎ、本日撮影した画像を掲載。
以下、フェイスブック記事より「我が書いた本文」をコピペします。

 -----------------FBより-----------------

本日天気良く、今まで大聖院境内にて機嫌良く、おしゃべりしながら楽しい時間を費やしていました。日が傾き始め、いざ子育て地蔵さんの撮影に挑んだところ、重大なミステイクに気付きました。子育て観音様が正式なお名前です。ブログ記事は、明日の朝と言わず帰宅して直ぐに訂正し、再投稿します。お許し下さい。
アー、
3月も、慌てて梅の満開と桜の開花を間違いました。
ともあれ、書けば書くほどトーマス青木の教養の無さが垣間見え、恥ずかしい限りです。(Jun.15,'14.)

子宝地蔵さん in 宮島大聖院

2014-06-15 07:03:35 | 大聖院さん日録
<画像>大聖院境内にて
(撮影月日)平成26年5月21日
(撮影機材)FUJIFILM X100s
(撮影者) トーマス青木


 大聖院境内の内外に、数多くのお地蔵さんが佇んでおられる。 

 子宝地蔵さんの両腕には、ひときわ沢山の『数珠』が提げられ、なんとも美しい。

 大聖院境内のお札売場には大小各種の数珠が売られており、上は数万円の白檀や水晶玉、お手頃は数千円から玩具に近いガラス玉の数珠まで各種揃っている。一年近くもほぼ毎週、ガラス玉の数珠と水晶の数珠を見比べていると、おのずとその違いが判る。否、解りかけてきた。

 さてさて、、
 子宝地蔵さんの腕(かいな)に奉げ提げられている数珠玉をあらためて拝察するに、何故か全て貴石に見えて仕方ない。

   (トーマス青木)  

沙羅双樹の、、、

2014-06-13 07:45:05 | 大聖院さん日録
<写真画像>『大書院さん境内の沙羅の花』
(撮影月日)平成26年6月7日午前10時過ぎ
(撮影場所)広島県廿日市市宮島町
(撮影機材)FUJIFILM X100s
(撮影者) トーマス青木


 沙羅双樹の……
 ……から始まる、平家物語ゆかりの『沙羅の木』を見上げる。

 今年になって初めて、沙羅の木に花が咲いていること確認したのは6月7日の朝だった。

 大きさは、直径約5~6cm。花びらはご覧の通り、透き通るように薄く、厚みが少ない。

 一言で云えば、可憐(かれん)……。

 若かりし頃は海外旅行屋だったトーマス青木は、真冬でも東南アジアやハワイ旅行すればその都度、夏服を出す。 あるいは日本の真夏に、南半球のオーストラリアやニュージーランドはたまたブラジル辺りに出向くときは冬物のスーツを準備し旅行鞄に入れ、出発していた記憶が蘇える。 乃ち、こうして四季折々の草花を鑑賞するに、この年齢になるまで、あまりにも日本の自然の良さに触れることの少ない生活をしていたか。を、体感し、且つ、春夏秋冬の時節変化に居合わす『今の自分が如何に幸せか!』を実感しています。

 そうなんです。
 四季を感ずれば尚更のこと、居ながらにして美しい自然を観賞できる宮島の大聖院さん境内にお参り出来る我が生活環境に在る事を素直に喜び、それを可能にして下さっているお寺さんはじめ周囲の人々に「あらためて感謝しなければならない!」と、実感するものであります。
 
 ありがとうございます!

          (トーマス青木)