Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

櫻井よしこ氏特別講演会『日本よ のびやかなれ』

2013-07-14 17:49:50 | 教養・文化・歴史
<添付画像>櫻井よしこ氏講演会
(撮影年月日)平成25年7月13日
(撮影場所)広島国際会議場
(撮影機材)FUJIFILM X20


 旧友の誘いを受け、昨日(平成25年7月13日土曜日)の午後2時30開演『櫻井よしこ特別公演日本よのびやかなれ』に参加した。 櫻井よしこ女史講演会を主催した公益法人の代表曰く、
 「櫻井さんには平成10年に当地広島にお越し頂いた。その時の評判良くて是非また櫻井さんに来て頂きたいとの声多く、15年経った今年今月、ようやく念願かなって櫻井よしこ氏の講演会開催できた……」等々、
 幸運にも私は昨年十月を加え、この一年間で二度に亘り櫻井よしこ女史講演会に出席できる幸運を得たことになる。
 公演時間の1時間30分。相変わらずスローモーション風な櫻井よしこ女史の会話テンポはゆっくりと進むもののメリハリあって正調。心地よく爽やかに、元気出て勇気湧くお話の内容だった。

 講演会の開始前提として、櫻井女史曰く、
 「この度の参院選は日本の将来を決定付けるたいへん重要な選挙だから、『どこの党に投票したらどうか云々』は一切私は言わないから自分自身でお決め頂き、必ず投票に行くように云々……」
 のワンセンテンス、前置きあり。
 お話のあらましは以下の通り。
 習近平政権支那国家の動向は横暴を極めオバマ政権米国と「太平洋を二分割しようではないか」との提案あり。これは乃ち支那共産国家の21世紀的世界観を呈するのも。支那は益々軍事費を増強するのは今世紀の世界覇権国家を支那とする、その布石に他ならない。太平洋2分割とは?その西側に位置する我国日本は(無言の内に支那の中華国家圏内に属する小国すなわち日本省也?)如何なる対応をすればいいか?
 また、
 同時に今、アメリカも大きく『軍事費削減』へむけ変化してきている。
 すなわち、
 二期目を迎えたオバマ大統領は乃ち『アメリカ国民皆国民保険』実現に向けて完全に米国内の福祉政策に国家予算を振り向けたいがため、世界に拡散した米軍の軍事力を縮小政策の実現達成に舵を切っている。
 すなわち日米安全保障条約に基づいて我国日本の安全を確保するための軍事予算にも影響し、例えば周辺国境に散在する島嶼部(竹島及び尖閣諸島等々)の防衛等は、今後米軍頼みで日本が傍で見ているような図式は描けなく、到底現実的ではない。乃ち我が家に賊が侵入しているのに我家では何も対応抵抗防御できず、隣家のご主人様にお出ましを乞い願っている状態は冗談を通り越して現実的ではない。そのためには集団的自衛権の発揮できる憲法解釈や自衛隊の対応を薀蓄している段ではなく、自衛のため防御のための軍事力を発揮できる国家的ルールと実力を保持し維持しなければならない。
 このまま放っておけば支那共産国家は、尖閣諸島はおろか沖縄列島をとりに来るだろうし、すでに長崎県の五島列島は傀儡日本人土地買収業者を通じ地元住民から支那人へ、土地が買収され続けている。このままでは九州全土が支那共産国家に奪い取られかねない。
 等々、多分に日本は今、国家滅亡の脅威に晒されている。すなわち土地取得の法改正なくして国土は守れず。
 これの対応策はただ一つ、現行憲法の改正だ。
 早急に我国の現行憲法を改正し、自分たちの手で国を守れる憲法を施行すべきだ。
 そのためには、衆参国会議員の3分の2以上の議決を得て憲法改正の議決を通す。そののち粛々と国民投票に委ねて憲法を改正し、ようやく我国日本が21世紀の将来に向け目指す道が開かれるのではないか。
 これは緊急事態である。日本国民が自国のことを決められない状態が現行憲法であり、この決められない状態をこれ以上長く継続してはならない。この度の参院選の結果如何で、それを失することになる。ならば、次の機会までに我国日本は(国土を失い国民の自立心は遺失し)消えて無くなる可能性すらある。
 最後に、
 「だから、日本の国を左右する『みなさまの大切な意見』を反映する大切な参院選挙になりますから、かならず選挙に出かけ、一票を投じて下さい!」
 
 等々、お話がありました。


 寸足らずではありますが、以上、櫻井よしこ女史講演会のあらまし、、、

    (エセ男爵)