記事更新サボっている「不肖・エセ男爵」!
特に、8月に入ってからご無沙汰続きの日々、本日は近況報告と行きましょう!
いや、なに、恥ずかしながら、このところ、プロ小説家としてデヴューすべく「原稿チェック」に勤しむ毎日、、、。
先月は、跳び!飛び?ながらも「絵画鑑賞記事」書き連ねておりましたけれど、先月7月20日を以って「出版社」との契約を結び、かねてから準備しておりましたエンターテインメント系「長編小説」の出版に踏み切りました。
「・・・?」
「いえ、とんでもございません。ゆめゆめ『自費出版』するなどの意向皆無でして、、、」
たぶん、今年11月迄には「それなりの本屋さん」の店頭にならぶであろう「単行本」として初版出版に及びたく、只今粛々と準備中なのであります。
書籍出版にはペンネームを必要とすること、初めて判った次第。 まさか「エセ男爵」では不適切なペンネーム?
でもって、
『トーマス青木(Thomas Aoki)』!!!
『トーマス』は、
舎弟ブログ「Cafe&Magazine旅遊亭」の執事、トーマスから由来したもの。 (今年3月にオープンし地元情報記事を発信するブログにて、わずか4ヶ月そこそこで定着した呼称「執事のトーマス」を引用。(こちらから、ご参照いただけます!)
『青木』は、
我輩の曾祖母の姓から引用したもの。
曾祖母の家系を紐解けば、室町時代にさかのぼる。 中国地区山奥某所に拠した豪族に始まり、戦国時代初期の有名武将に仕える旗本の末裔(らしい)。 江戸末期に於いては貧乏武家、、、。 さらに近世の明治期には、いよいよ貧困は窮極を極める。 かたや曾祖父の家系は畳職人にて、江戸初期までさかのぼる。 現在の和歌山あたりに在所し、武家に仕えたと聞き及ぶ。 関が原合戦以降広島城主となった福島正則の後、紀伊半島から転封となった浅野家と共に広島に移住。
話し戻って青木家のこと。
身分制度廃止になってまもなく、貧乏士族青木家の曾祖母は武家に嫁がず、代々広島浅野藩に仕えた畳職人の子孫、曾祖父に嫁いだ。と、聞く。 以って我輩、仕事一筋頑固一徹の「畳職人」と「上級士族」の血筋を引く「武家風職人」の末裔の末端なり! いずれにしても、金儲けとは縁なき家系か・・・
なるほど、、、。
これ、エセ男爵ブログ的欧羅巴風に表現すれば、間違いなく「貴族の家系」なれど、伝統的欧羅巴のしきたりから紐解けば、貴族の子女が平民に降嫁した場合はその時点にて、貴族子女は貴族身分から除外され、以後、その家系はけっして貴族の恩恵と責任義務を摘要されず、一般人(平民)となる。 尚、ヨーロッパの貴族のカテゴリーは複雑で、日本の貴族より定義は広い。王族に仕えるもの、地方の地主、騎士などの範疇まで包括するから面白い。 云わば、大地主たる百姓の親玉「庄屋」も、将軍家から地方大名はもちろんのこと、大名に仕える高級武家も「貴族集団」(但し、地域によりバラつきあれど中世貴族の割合は、人口の1%~2%程度?)になるから、ヨーロッパの身分制度は面白い。(出処&参考文献:貧乏貴族と金持ち貴族より・・)
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どうやら、我国の貴族(華族)の範疇に加え、将軍家や大名と上級武士さらには農家の大地主(たぶん庄屋クラス)までを包括したものが、「欧羅巴貴族」の範疇だと結論されるようである。
したがって、我輩にして「エセ男爵」たる所以は、まさしく「此処の辺り」から発想される「相応しき俗称」である。
等々、屁理屈はこのあたりにして、
小説の中味とは、
1990年代初頭の東欧を舞台に、ヤクザな稼業を展開する典型的不良シニアと、出来損ないのヤク中毒的若者との「男同士」の出会い、世代を超えた友情に発展する。そんな若者と中年の野郎同士の小粋な感性、その接点と機微を描きたい。 世代の違う「男同士の出会い」の切っ掛けとなったヨーロッパ芸人を絡めたショービジネスの世界を描く、エンタメ系長編小説の最終執筆作業に入った次第、、、。
なんだかんだ、ようやく一段落(脱稿)した次第です。
しかし、書籍発刊までには数々の作業あり。 今までに一度も体験していない書籍出版世界との接点及び遣り取り、あらたに発生。 すなわち、我輩の常識を逸した世界との付き合いは、面倒ですなあ~。
そして、少し先の事、
出版の仔細につき決まり次第、順次ブログにて発表します。
ひとつ、
あらためて「トーマス青木」こと、早熟ならぬ晩成なる、新進気鋭?小説家の誕生です。 以後、お見知りおきのほど、なにとぞ宜しくお願い申上げます。