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ここから、本日の<記事本文>
今朝の8時前、朝の(あえて朝という、昼の番組もあるから)みのもんたさんの番組に「フィリピン戦友会」(会の正式名称が合っているか?)の会長さんが生出演し、このたびの生き残り旧日本陸軍兵の一連の顛末についてのインタビュー番組があった。
これまた合わせて、昨夜のニュース番組から端を発した「元二子山親方の急逝」の報道も折り重なり、8時からの各局「朝のワイドショー」は、いずこも名大関貴乃花をとりあげたお祭り騒ぎ報道一色となった。朝からあまりにも騒がしいTV報道に、元貴乃花の御霊は安らかでなくなるではないか!
喝!
TV局共よ、すこしは礼節をわきまえんか、静かにせい!
さて、ミンダナオ島での「旧日本帝国陸軍生き残り将兵」の救出?作戦は、なんだか昨日夕刻を以って一旦中止になり、先週末慌てて現地入りした外務省をはじめ厚生労働省の日本政府役人および関係者は、一旦現場から引き上げ、その後の情報を待つという。
みのもんた氏の朝番組に生出演した「フィリピン戦友会会長」がインタヴューに応じていたが、なにせご高齢で、しゃべり方たどたどしく、TV局が意図する質問に対する「答え」が曖昧模糊として、全て要領を得ないまま、番組が終了してしまった。
そこで一連の政府の動きと、生き残り将兵の情報をもたらし、さらに面会をアレンジしたとされる「仲介者」の動きを整理したTV報道と、生出演された戦友会の「会長」さんのTV番組で話されていた言葉の端々をすり合わせてみたら、もっとも必要な事柄が浮き彫りになってきたではないか。
まず、昨夜の各TV報道は、
「仲介者たる人物の「情報」が正しくないものであった、今後の詳しい情報を待つ」とし、
合いも変わらず、これ以上の詮索はしていない。
ところが今朝のみのもんたさん番組の「戦友会会長さん」の談話の中、
「本来、戦友会の主な目的である遺骨収集の情報は、それが厚生労働省からの情報一本でなければならない」
ところが今回、すでに発せられていた情報(生き残り日本兵)を、半年以上も前に関係省庁担当窓口に報じているにもかかわらず、担当役人がその対応を無視乃至は怠っていた事に原因する。いかにも仲介者をあてにして行動したのは自分達(戦友会)ではなく、政府関係者であるから、(自分達には責任がなく)生き残り将兵との面会が中座したのはOOOの責任であり、我々には責任がない・・・
と、云わんばかりの発言をしておられたようだ。
結果、
テレビ局のウサギのぽんぽん的情報を無理やり我輩の偏見でもって整理してみると、
(1)遺骨収集の情報を集約するに、どうも金銭が絡んでいるような気がしてならない。どうもそれを政府のお役人が支払いしているのではないか?(私論)
(2)しかし、このたびの生き残り将兵の情報収集に関し、その対応が遅れた。(戦友会会長TV番組の談)
(3)遅れたプロセスで戦友会がいよいよ痺れを切らし、仲介者と直接の連絡を取り始め情報収集にあたったところ、結果、このたびの「段取り・いきさつ」の舞台設定が出来上がった。
(4)マスコミに、このニュースが漏れた。マスコミが息せき切ってミンダナオ島に動いた。
(5)マスコミが動けば世論がうるさい。したがって「日本政府筋」がしぶしぶ動いた。
(6)待った。
(7)結果、元々「狂言」だからして、面会は実現しない。
(8)政府関係者は昨日しかたなく、ミンダナオ島から引き上げた。
省みれば、
政府対応のあまりの不親切さ?に痺れを切らして動いた「戦友会」があり、それに金銭目当ての「仲介者」が直接接触し、話が前に動いた。
戦後すでに60年を迎える今、「生き残り日本兵」のニュースリソースの「覗き見趣味的面白み」に沸き立ったマスコミ、政府関係者が動かされた。
結果、茶番劇に翻弄された、平和ボケ痴呆症候群マスコミの軽さときわめて情報収集力分析力に乏しい、これまた平和ボケ日本政府のテイタラクぶりを世界に暴露した「椿事」。
この椿事の主役となった「政府とマスコミ」、もう恥ずかしくて恥ずかしくて、二者結託してミンダナオ島椿事には、触れたがらないであろう。
三流の「フィリピン政府」も、四流のフィリピン軍人も、皆こぞって笑っている事であろう。
いわんや「北朝鮮」も「シナ政府」も・・・
米国はどうか?
これまた笑っている。
他国が笑おうとどうでもいいのだが、日本国政府とマスコミが折り重なって「椿事」を巻き起こし、結果、普通の日本人が笑いものにされるような結果は、非常に困る。
今後、重々慎んでほしい。(またやるのだろうが・・・)
ま、しかし、仲介者の「日本人シニア長期滞在者in比律賓」の何某、残念ながら君は儲けそこねたか?
やめとけ!
こういうビジネスは遣ってはいかんのだ。
すでに20数年前より、日本人中高年比律賓浪人が増加に次ぐ増加、みんながみんなとは云わないが、どうもこの国、押し寄せてる日本人の平均的「品質」、本国で逃げ隠れしなければならない確率の高い方々がひしめいている様に感ずる。
これは、現実である。
が、しかし、近い将来、他の東南アジアにこのような不良日本人の「村社会」が出来ないよう、切に願う我輩である。
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