Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

キム・ヨンジャ 『イムジン河』(フルバージョン);임진강

2020-05-16 18:48:41 | 音楽鑑賞蘊蓄録

キム・ヨンジャ イムジン河~フルバージョン~ 임진강
 

   こんばんは、

 令和二年5月16日の土曜日、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

 今夜は、イムジンガワ第二弾を投稿させて頂きます。

 できれば、午後9時過ぎてから、お酒がしっかり入り、酔いが回った頃にお聴きください。

 いわゆる
『パンソリ』(ウイキペディアより引用)の唱法をh取り入れたキム姉の恨み節、本気で泣きながら、この歌の2番を絶唱します。 

 トーマス的解釈をすれば、

 芸術、特に歌は国境を超え、民族を超え、恨みつらみ悲しみも、未来の美しき夢に、昇華していきます。

 国境を越えて尊ばれる歌は、それを共有する人々の宝です。 素晴らしいです。

イムジン河 by フォーク クルーセイダーズ

2020-05-15 10:08:11 | 音楽鑑賞蘊蓄録
イムジン河 フォーク・クルセイダーズ



 知っている作品の、あまり多くないフォークルーセイダーズの歌の中、断然、群を抜いているのが「この一曲」なのだ。

 初めてこの曲「イムジン川(河)」を耳にしたのは昭和40年代の後半、社会人にになって数年後のことである。駆け出しの営業マンの頃に、いまだ高速道路(山陽縦貫道)のない時代、毎月2度くらいマイカーを使って旧2号線(今でも2号線)を広島市内から延々2時間30分(あるいは3時間?)かけて福山地区へ、海外旅行の営業に出向いていました。おおよそ午後5時半くらいまで、福山市内や府中市で挨拶回りや新しい顧客発掘に勤しみ、ようやく広島に向け帰路に就くのです。そういう時代の状況背景あって、この一曲との出会いがありました。
 それは、
 とある晴れた日、にもかかわらず新月で真っ暗な夜空、満天の星が夜空にちりばめられ、我が愛車の屋根(我が頭上)を照らしていた(に違いない.......)。西条(今の東広島市)から八本松を過ぎた頃、スイッチをつけっぱなしの車のラジオから、突然フォーククルーセイダーズの『イムジン川』が聴こえてくるではないか! 
 あまりにもいい曲なので驚いた。
 次の瞬間、感動で、背筋に高圧の電流が流れ、身震いが起きた。

「・・・・?」

「そう、そうなのです!」 イムジン川は、初めて聞く曲なのに、その美しい旋律メロディーは、きっちりと我が心を捉え、音の記憶は数式の如く脳裏に刻み込まれたのです。
 その後しばらく、このイムジン川の曲は、テレビ番組はおろか、一般のラジオ放送の中から消えて亡くなりました。

 その訳は?
 と、その道に詳しい友人に訪ねたところ、歌詞の文言に問題があるとのことで、なんだか某K半島の政治運動外郭団体(またはまったく別筋か?)から指摘あり、この曲は放送禁止になったと聞きました。
 イムジン川を耳にしたのは吾輩にとってはごく最近の出来事で、トーマス青木君の勧めでYouTubeを開いていてたまたま出くわした、のです。

 こうして落ち着いて、あらためて鑑賞すると、ひときわ旋律の佳さが覗え、コード展開バランスの佳さを理解出来て、心に染み入ります。

 こうして音楽は、洋の東西を問わず、国柄の依怙贔屓(えこひいき)、思想の違いによる好き嫌いを抜きにして、文化や芸術の良さは別の世界に位置します。
 
 朝鮮半島で生まれたこの一曲『イムジン川』のすばらしさは、

 歴史に残り、
 語り、
 唄われ、
 無意識のうちに、後世に引き継がれる。 
 ・・・名曲です。
 

「悲しくてやりきれない」 <The>フォーク・クルセダーズ(The Folk Crusaders)

2020-05-14 11:37:53 | 音楽鑑賞蘊蓄録


「悲しくてやりきれない 」<the>フォーク・クルセダーズ(The Folk Crusaders)


 五月連休が終わると、梅雨入りまでの短い初夏が始まる。

 何故かこの季節は、悲しくなる。(実はそれなりの理由があるのですが…)

 そして、
フォークルーセイダーズのこの歌「悲しくてやりきれない」が聴きたくなるのだ。

冬隣 ちあきなおみ

2020-05-11 20:20:21 | 音楽鑑賞蘊蓄録
冬隣 [ちあきなおみ]


 トーマス青木とエセ男爵は、ちあきねえさまの冬隣りが大好きだ。

 とくに、このCDが一番いい。

 ちあきの唄はもちろんいいし、とりわけちあきなおみ姉さんの、この寂しそうな、疲れ果てたような、想い出に浸り、遠い夜空の果て、黄泉の国を見上げている表情が、哀れで美しい。

 結論は、ひとつ。
 なおみ姉は、やはり、一流の昭和後半を代表する女性演歌歌手である。

Whitney Houston - I Will Always Love You (Live from The Concert for a New South Africa, 1994)

2020-05-08 09:25:45 | 音楽鑑賞蘊蓄録
Whitney Houston - I Will Always Love You (Live from The Concert for a New South Africa, 1994)


いいライヴ画像を見つけた。

南アフリカ公演のものだって、、、。

 観客が熱い。

ホイットニーヒューストンは、暑い。

 彼女の真骨頂。
最高の熱唱だということが、手に取るようにわかる。