1955年から1973年の18年が日本の高度経済成長。
その時に推し進められた公共事業の修復費、維持費、
或いは運営問題に今後悩まされるようです。
50年前の将来の構想は
人口が増え、人々の暮らしが豊かになり、経済活動はもっと発展するとものだった。。。
その時何故、人々が欲しい物を得たら、需要の伸びは減るとならなかったのか。。。
当初は沢山の人に『約束』されていた終身雇用、
年金需給や社会保障。
今では『自分のことは自分で』が間違いない約束かも。
今後、使用頻度&稼働率さえ上がる見込みが無い公共施設、
或いは、財政状況改善の見込みが無いにもかかわらず
修繕義務が残り、維持を求める今の老人。
おかしなものですよね。
昨日のNHKでやっていました。
どこか地方の橋が老朽化して架け替え費用に数億円が掛かるそうです。
架け替えをすることに決まったようですが、その橋を使用する件数がたったの14世帯。
14世帯が橋架け替えに掛かる分に匹敵する税金を何年掛けたら納めることができるのか。
橋がなければ孤立するようですが、
そんなに高い費用を出さなければ行き来できない事に大きな疑問です。
橋の直ぐ向こう側に家が見えました。
橋の手前に駐車場を儲け、土手を下って小さな橋を掛ければいいではない?
住民は少し不便だけど、今はその不便さをみんなが負担しないといけない時代でしょ。。。。
路面に空いた穴の修復。
簡易素材で空いてはふさぐを繰り返し。
小さな穴の修復に1000~3000円の素材を使うようですが、それにかかる時間と人件費の無駄は一般税収からになるもの。。。。
今後、高齢化や人口減になるにつれて、公共事業の大きな見直しが必要。。。
誰でもわかっているでしょうが。。。。
私は在来線のような鉄道事業に目を向けるべきだと。。。
廃線になった数多くの鉄道。
既に線路までも撤去されてしまっているので、今更と思われるでしょうが。
もし地方の中心地まで鉄道が通っていれば、それ程立派な道路なんて必要ない。。。
今後の道路修復にかかる費用と鉄道にかかる費用は試算できませんが、
今から廃線を検討しているところは、私はできれば残して、利益のでる運営をして欲しいと思うのですが。。。
<例えば>
在来線の各駅に簡易宿泊できるようにして、鉄道マニアの人達が、素泊まりできれるようにしてあげればいいと。
切符が帯広から根室なら、その路線の駅限定でいつでも泊まれる。
宿泊施設の無い小さな町でも人が訪れてくれる。。。なんて思うのですが。
宿泊費用は500円。 もちろん床で寝泊り。 寝袋とトイレットペーパ等は持参でゴミ持ち帰り。。。などちゃんと守る事が鉄則だけど。
これなら、小さな町のお店に食料調達等で少しのお金を落として行ってくれるし、
少ない予算の人達もそれなりに楽しめたと。。。
今、数億円の公共事業に投資しても、50年先にどれだけ使われているか?
私は死んでいないと思うけど、
無謀な構想で負の財産を作らないようにして欲しいねぇ。。。