ベリーズ生活探検 Days in Belize

中米ベリーズで2012年10月~2016年10月暮らした。ベリーズは、自然が豊かでおもしろく、ちょっと不気味な国でした。

ハリケーン・アールの後 day 2

2016-08-05 | ハリケーン Hurricane Earl

8月5日(金)

この朝、なぜか軍艦ドリが、我が家のある集合住宅の敷地の空高く舞っていた。

 

 

概ね、水は引いた。

この日は、朝から、ワーカーさんも10人ぐらい来ていた。

昨日は、みんな自分事が精いっぱいだったけど、今日から作業開始という感じ・・・。

8時過ぎにシャッターをあけに来てくれた。やれやれこれでほっとした。シャッターが閉まって自分で開けれない家というのは、とても気が重かった。

ノーザンハイウエイもバスも走っている。

この集合住宅のオーナーも、マネージャーも姿を見せた。オーナーは、他にもいっぱい店や倉庫を持っているから、よく来てくれたものだ・・・。この人が来たら、もう大丈夫という気がする。

 

倒れたままになっていた飛んできた屋根と電柱も6人ぐらいで、割と速やかに片付いた。電気会社が来ないと触れないのかと思ってたけど、そうではないらしい。

べラマ地区のバスも走り出した。

夫は、車で事務所に出かけたが、すぐに戻ってくる。事務所は、電気も水も来ていないし、インターネットも使えないので仕事にならないのだそうだ。町は、かなりひどいことになっていて、町のちこちで、電柱が倒れ、電線がぶら下がっており、木が折れていたそうだ。

ベリーズシティは、広範囲にわたって停電中らしい。

お昼前、近くのスーパーに連れて行ってもらう。スーパーのブロディーズは、ちゃんと営業していた。ここも自家発電機を使っているらしい。店の品物も普通にあった。お客は少なめ・・・日本だったら、災害の前とか後は、必要な物の棚は、空になっていたりするけど、そういうこともなかった。いつも買う食パンの棚は、ほとんどものがなかった。それ以外は、きわめて、平静。まだ、普通の人の家は、電気も来ていないので、お買い物もしないのだろうか?

昨日は来ていなかった、昼間の正門の守衛のフリオさんと話すことができた。

「停電は、そう簡単に治らない。8日ぐらいはかかるよ」という。そんなにかかったら大変だ。彼の話によるとここの自家発電機は、ずっと大丈夫という。自家発電機の燃料は、ディーゼルらしいけど、そんなに長く持つわけはないし・・・。まあ、くよくよ心配してもしかたない・・・。それにしても燃料のタンクはどこにあるんだろうか?敷地全体が水に浸かっても大丈夫なんてすごいよね。

我が家には、シャッター付きの車庫があるが、そこも水が入ったいた。家の中からガレージにはいるドアがあって階段が一段あってビーチサンダルを置いてあったら、それが流れていた。その段までは、水が来ていたことになる(22センチ)。水が引いた後、ガレージの床に細かい粒子の泥が溜まってそれがすごく滑った。

ワーカーさんが、高圧の噴霧器でガレージの床や玄関前の石畳をそれで掃除してくれた。こんな時にそこまでしなくても良いのになぁとちょっと違和感があった。

 

夕食時、オットが、「電気会社の人たちがやっと来て電柱を直していたけど、5時になったら、さっさと帰ってしまった。」と言って憤慨していた。「日本ではあり得ん!」

災害時に生活に最低限必要な必要な電気と水の復旧は、無理をしても早くしてほしい。ベリーズはやってくれないんだろうか?明日は、休みだけれど、明日は、復旧工事しないんだろうか?とおもいながら、ふと気が付いたら、あんなにうるさかった自家発電機(ジェネレーター)の音がしてない。

カリビアンタイヤ-のネオンサインも輝いており、停電は、なおっていた。

ノーザンハイウエィ沿いは、電気が来たらしい。我が家の後ろのべラマ地区は、今夜も停電らしい。

 

 

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