いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

善徳女王 第12話

2013年03月09日 | 善徳女王
《あらすじ》

決死の覚悟で敵に突っ込んでいった龍華香徒たちは、
ふらふらになりながらも、なんとか自陣に生還した。
キム・ソヒョンも、何者かに助けられ、無事に帰ってきた。

戦果を認められ、キム・ソヒョンは兵部の大監に抜擢され、大等として
和泊会議に参加できることになった。
龍華香徒も、花郎として正式に認められた。
服装も変わるし、食堂でごはんが食べられるし、待遇は格段によくなった。

しかし、ソップムは相変わらずユシンを憎み、何かと言いがかりをつけてくる。
十花郎を統率するポジョンは、表面上ユシンを仲間と見なしているが……。

ソヒョンの台頭に脅威を感じるソルォンとは対照的に、
何度も死地から生還し力をつけていくソヒョンを認めるような態度のミシル。
彼女はソヒョンを育てようとしているのか?
ソルォンもかつて、王に忠誠を誓った臣下だった。

キム・ソヒョンにライバル心を燃やすソルォンを見て、
息子ポジョンはソヒョン暗殺を企てる。
事前にことを察知したソルォンは怒り、暗殺を阻止しようとする。
もちろんミシルも、ミセンから情報を得て、烈火のごとく怒る。

彼らの介入で暗殺は失敗。
刺客となった郎徒は、隠れて王女と会っていたトンマンを見つけて、
犯人としてつきだした。
トンマンの無実を知るチョンミョンも、尼僧に化けて郎徒と会っていたことを
王にとがめられ、謹慎させられてしまう。

トンマンの陰に黒幕がいるはず、というミシルは、尼僧の存在を聞きつけていた。
その正体がチョンミョン王女だとは知らない様子だが、
宮廷では尼僧に化けたスパイ説まで浮上。
絶対に王女が正体を明かすわけにはいかない。

トンマンは、拷問を受けて息も絶え絶えだが、知らないものは知らない。
面会に来たユシンは、トンマンの無実を証明すべく、尼僧のことを聞く。
ユシンの必死の問いに、尼僧の名を告げるトンマン。

トンマンと王女の密会を目撃していたチュクパンの話をきいて、
尼僧の正体に気がついたユシンは、一計を案じた。
ユシンは、問題の尼僧を見つけたので連れて行く、と情報を流し、
真犯人をあぶり出すことに成功したのだ。

しかし犯人は、個人的な恨みが原因だと証言し、自ら命を絶った。
黒幕はわからずじまいだったが、王女も尼僧の正体を探られるのは困る。
せっかくの機会ではあったが、ここは痛みわけというところだ。

(つづく)

わかってる、わかってるよ!
ユシンだってトンマンだって今、死んじゃう子たちじゃないってことぐらい!
だから、あいつらがなんでほとんど無傷でかえってこれたかなんて聞かないぜ。

でもこんな単純でいいのか!あんな悲壮な覚悟で突撃してったのに。

んー、でもま、いっか。
けっこう戦場編が長かったし、これ以上どろどろの肉弾戦観るのつらいもんね。

で、龍華香徒の旗もちゃんとしたし、仲間にも認められたし、で
ほっと一息なところに、またしても事件が!
そろそろ女王の正体も明かされないと、お話が進みませんものね。

前からわかってたことですけど、チョンミョンはユシンが大好きなんだなー。
「これでやっと、王女様は花郎ユシンの主となられたのです」
とか言われて、ぽわわわわ~んとなっている王女。

あ~、よくわかんないですけど、そこがツボ台詞ですか。
「主」とか「すべてをささげます」とか、そういうのに弱いわけね。
さすが、位の高い女だけのことはある。
下々の男に、「俺が守ってやる」と上から目線で言われることはあり得ないわけで、
こうして崇拝されたり、身を捧げることでお守りします、お仕えしますと
言われるのが、至福なんですね。
なんかすごい。

トンマンも、酔っ払ったユシンに
「おれにすべてをささげるか?」と言われてどきっとしてますが、
彼女はいまだに男として生活してますからねー。
トンマンの心の中には、ユシンへの愛が育ってるんでしょうか?
ムンノのこと以外に、ここに残る理由って、やっぱりユシンなんでしょうか?

でもダメだ!そんな双子が同じ人を好きになるなんて絶対ダメー!
この人たちには、ミシルを倒すっていう大目標があるんだから、
恋愛とかでぎくしゃくしちゃうような展開はダメだから!
ユシンも、トンマンが女だってわかってドキドキとかしたら絶対許さないからな!

キム・ソヒョンの奥さんは、元王女なわけで、
花郎のソヒョンと駆け落ち同然に結婚しちゃったわけで、
おかげで辺境に追いやられてたわけで、
チョンミョンもいくらユシンが好きでも、結婚は無理なのだー。
ユシンは王家の血をひく人間でもあるわけだけど、所詮女系だし。
で、キム・ソヒョンは新羅に滅ぼされた伽耶の人間なのね。
うーん、まさかミシルに寝返ることはないと思うが。

ミシルは、本気でキム・ソヒョンを育てるつもりかな?
ソルォンが今の地位に安寧としていられないように、嫉妬させるための当て馬かな?
「負け続きの人生に慣れろ」って、若者にとっては、素直にきけない言葉だよね。
しかも実力のあるポジョンなら、なおさら。
憧れの国仙ムンノ暗殺命令が、彼には相当こたえているらしく、
そのうちお父さんとミシルを裏切るんじゃないかという気がしてきた。
お父さんたち中年男性には絶大な支持を得ているミシルだって、
彼にとってはこわいお母さんでしかないわけだし。
どんなに出来る美人でも、おっかさんですよ。

花郎は美しい王女の騎士として、団結してほしいなー。
ソップムは相変わらずむかつくけど。根性悪い。
アルチョンがユシンと仲良くなったのが気にくわないんだねー。
出撃前とはうってかわってラブラブ光線が出まくってるんで、
気持ちはわからないでもないですけど。
ほほほ、わたしすっかりアルチョン郎のファンですわ。

今回、わたしが常々思っていたこと、
民衆は誰が王でも関係ないんじゃないか、ということをトンマンが言いましたね。
それに対するユシンの答えは、
希望を与える王であれば、民は同じ夢をみてついてくる、と言います。
ミシルの野望の先にあるものは何なのか?
それがわからないと、彼女を倒す意味はわからないな、と思いました。
ただ単に権力を手に入れたいだけの人だとは、思いたくないわ。

次回はいよいよ王女=尼僧だと、トンマンも気づきますね。
長かったな!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿