《あらすじ》
トンマンたちが潜伏している狩り小屋を偵察しようとしたテナムボは、
小屋から出てくるチョンミョンとアルチョンに出くわした。
互いに無難な言い訳をしたが、王女は眉をひそめる。
と、山腹からのろしがあがった。
トンマンを探していた花郎徒たちは、急いでのろしの場所に急ぐのだが、
実はこれは、追っ手をごまかすためのチョンミョンらの作戦だった。
別の場所に移動した王女たちをつけていったテナム . . . 本文を読む
《あらすじ》
ソルォンの部隊に囲まれた三人は、ふたりの男の活躍で
なんとか窮地を切り抜ける。
男の戦いぶりをみたソルォンは、かつてのライバル、ムンノを思い出していた。
淵に飛び込み、追っ手をまいた三人は、下流の岸に流れ着いた。
トンマンに蘇生をほどこし、必死のユシンと
先ほどの戦いに興奮しきっている鶏肉男。
「なんだ、おまえ女だったのか」
そしてふと、彼は気付いた。
「あ~、わかったぞ。お前、 . . . 本文を読む
《あらすじ》
剣をふるい、ソヒョンの部下たちを次々に切り捨てた謎の男。
ユシンの額当てを取り返し、目的は達した。
そこへ駆けつけたユシンは勘違いして、彼と剣を交える。
「ユシン郎、その人は命の恩人です!」
「誤解して悪かった」
「鶏肉代払えよ」
ユシンは自分の武装を鶏肉代代わりに男に与えた。
「あんた強いな!あんたの剣、重かったよ」
自分を襲ったものたちの中にソヒョンの部下がいたことを
トンマ . . . 本文を読む
ヨロブン、アンニョンハセヨ~。
ただいま、善徳女王に絶賛はまり中のわたくしです。
これまで、恋愛ドラマに多数はまってきましたが、
基本、恋人役の男の子にはまって観ていたわけで。
それが今度は、とにかく物語がどーなっていくのかが気になって気になって、
続きを観ずにはいられないんです。
もちろん、かっこいい!素敵!と思う男性たちはいるのですが、
あの人にはまった!というよりは、まさしく物語にはまった . . . 本文を読む
《あらすじ》
ユシンはトンマンを連れ、馬を駆って山へ逃げた。
ふたりを目撃したチルスクは、ミシルのもとへ急ぎ、報告する。
「双子の片割れを見つけました。この宮殿にいた」
さすがのミシルも、驚きを隠せない。
「見間違いではないのか?」
「高い鼻、あの目、引き締まった口元……間違いなくトンマンです」
「トンマン?」
側近たちもにわかには信じられない。
呆けた表情のミシルは、過去のトンマンとのやりとり . . . 本文を読む
《あらすじ》
トンマンと王妃の密会場所に現れたチョンミョン。
トンマンのことを止めようとするのだが、彼女の決心は変わらない。
チョンミョンは、心を決めた。
「母上、トンマンは女なのです。わかりませんか?娘です。
母上の娘です。そしてわたしの妹。生まれてすぐ引き離された双子の妹なのです!」
あまりのことに、トンマンはにわかには信じられない。
「王女様は、わたしを懲らしめようと思ってそんなことを… . . . 本文を読む
《あらすじ》
トンマンが女だと気付いたチュクパンは、
「ユシン郎も知っていただろう」と言う。
トンマンにも思い当たるふしがある。気分は最悪だ。
トンマンが双子の片割れだと確信したチョンミョンとユシンは、
この事実を隠そうと決める。
「トンマンを失いたくない」
「僕が女だと知っていて、なぜ黙っていたのですか?追い出さないのですか?」
「王女様からお前を頼まれたが、女だったら追い出せなどと言われ . . . 本文を読む
《あらすじ》
「丑の刻に現れる賊を捕らえよ。無理な場合は殺せ」
花郎徒に隠密に下された指令に、トンマンはショックを受ける。
ミシルも、王も、自分を殺そうとする……。
自分は一体どうしたらいいのか。
ぼんやりしていたトンマンは郎徒に見つかり、
アルチョン郎と刀を交わすことになってしまった。
「お前は何者だ!」
覆面がとれ、素顔があらわになる。
「トンマン!」
「アルチョン郎、借りを返してください . . . 本文を読む
《あらすじ》
「恐怖に打ち勝つ方法は、逃げるか、憤るかなのに、
チョンミョン王女は逃げもしないし、憤りもしない。
いずれお前とユシンを犠牲にするだろう。
王になれる器ではないのだ。
帰って王女に伝えよ。
ユシンには、お前の強情な態度が伽耶人に苦しみを与えるだろう、と」
トンマンは、ミシルの前でまるで蛇に睨まれた蛙だ。
チョンミョンはソファに手を握られ驚くが、
逃げ出したソファをこっそりのぞき見 . . . 本文を読む
《あらすじ》
目の見えないチルスクは、ぶつかった相手がトンマンだとわからない。
「失礼した」
と立ち去るチルスクを追ったトンマンは、彼が神殿へ入っていくのを目撃する。
やはり、チルスクを差し向けたのはミシルだったのだ。
(なぜ?なぜだ?オンマ、わたしは何者なの?)
悩み、涙を流すトンマン。
トンマンはチョンミョン王女のもとを尋ね、友人として話がしたいと頼んだ。
チルスクのことを打ち明け、自分 . . . 本文を読む