ネタバレなしの感想と各話INDEX . . . 本文を読む
〈あらすじ〉
ムリョンは、アランの体を乗っ取ろうと走り出すが、
ムヨンの手によって消滅させられた。
妹を滅したムヨンは、自らを刺して自分もともに消えていった。
「わたしの息子……ありがとう……」
母はアランに目をやり、そっとうなずく。
ウノの腕の中で、母は息絶えた。
ジュワルは、ムリョンが死んだことを感じて絶望する。
次々によみがえる醜悪な殺人の記憶の中で、
このさきどうやって生きてゆけばよ . . . 本文を読む
〈あらすじ〉
アランは、ウノの母親を助けるために自分を犠牲にしようとする。
「わたしの体をあげれば、使道のお母さんが助かるのね?」
「皮肉なものよ。わたしがあれほどバカにしていた愛が、役に立つとは」
ムリョンはアランの体を得ようと手を伸ばした。
ところが、そこへジュワルが飛び込んでくる。
「その女を信じるな!体を渡しても、母親は助からぬ!」
ジュワルはムリョンの力によって吹き飛ばされた。
「どち . . . 本文を読む
〈あらすじ〉
突然役所に乱入してきたのは、観察使であった。
ウノを、府使の立場を利用した謀反の罪で逮捕するという。
トルセも同じく引っ立てられ、ふたりは投獄されてしまった。
ウノもわかっているとおり、すべてはチェ大監の差しがねだ。
アランはムリョンと洞窟で相対した。
「使道の母上が望んだことはなに?」
「チェ大監への復讐だ」
「なのになぜじいさんは生きてるの?」
「望んだのは死ではなく、己の前 . . . 本文を読む
〈あらすじ〉
アランは思い出した。
自分を刺したのは、ウノの母親だった。
茫然と涙を流すアランに手を伸ばすムリョンを止めたウノ。
この女の中には母がいる。
だからこそ、母の体を取り戻すのだ。
決死の想いで扇をふるう。
しかし、ムリョンには扇の力が通用しなかった。
「ほほほほ!おまえには母を取り戻すことなどできぬ!
娘、お前の体をくれれば、使道は母を取り戻すことができるぞ?」
ムリョンの言葉に、 . . . 本文を読む
〈あらすじ〉
アランの記憶が、少しづつ戻り始めた。
山の廃屋で、ウノの母親からかんざしを抜き取ったのだ。
そこにはジュワルもいた。
「行かないで」と言った、自分。
どうして?なぜジュワルがあの場所に?そしてイ・ソリムは何を?
ぼんやりと考え込みながらアランが役所へ戻ると、ウノが待っていた。
「話があるんだ」
「私もよ」
ウノはアランに、母親のことを告げた。
どうしたらいいかわからないが、なん . . . 本文を読む
〈あらすじ〉
大監家の離れ、地下洞窟に侵入したウノは、
母の姿を見て驚愕する。
「お前を救う!」
ムヨンは懐から刀を取り出し、ムリョンを刺し貫こうとした。
とっさに間に入り、それを止めたウノ。
「どけ!キム・ウノ、お前の母親ではない」
ウノはムヨンの言葉を信じない。
ふたりと悪霊が戦ううち、ムリョンは逃げ出そうとする。
母親を止めたウノに向かって、ムリョンは刃を向けた。
すると、ムリョンの体か . . . 本文を読む
〈あらすじ〉
アランに、時間をくれというジュワルを退けたウノ。
その夜、アランはあらためてウノに告げた。
「それでもだめよ」
「どうしてもか?」
「そのかわり、なるべく使道を苦しめないようにする」
そう言って背を向けたアランに、ウノは引き下がらなかった。
「今度はだめだ。簡単に引き下がったりするものか。
正直な気持ちだなんて嘘だと知りながら、かっこつけて理解するふりなんかしないぞ」
「どうする . . . 本文を読む
何度観ても、ウノの使道姿が凛々しいです。官服が似合うわ。
〈あらすじ〉
ウノはアランに愛を告白するが、アランは受け入れない。
「それがお前の正直な気持ちか?」
「ええ」
ウノは、静かにその答えを受け入れた。
「そうか、わかった。もう行け」
アランも、ウノも、今夜は眠れそうになかった。
翌朝、ウノは市場へ出かけた。
羅卒募集の張り紙や、村人の挨拶。
ウノもだんだんと使道らしくなっている。
市 . . . 本文を読む
〈あらすじ〉
夫人の住む離れに入りこもうとしたウノは、直前でジュワルに見咎められる。
「ここは神聖な祠堂です」と、侵入を拒むジュワル。
もちろんウノは不法侵入しているわけで、これ以上の捜索は無理な話だった。
「アランさんは元気ですか?」
ジュワルの言葉に、ウノは鷹揚に答える。
「安否を気にする仲でもなかろう?
アランに手を出すな、と父親に伝えておけ。指一本でも触れたら容赦しない。
眺めもせず、 . . . 本文を読む