爆弾低気圧

低気圧が急激に発達しているせいで、ものすごい暴風と高温になっている。
私の住んでいるところでは、4時頃までは夏場か梅雨の末期と思うような激しい雨でもとても寒く、4時頃を境に突然にとんでもなく生暖かい暴風が吹き始めた。横浜の気象台では3時から4時にかけて、実に13.2度（8.5→21.7）の温度上昇。東京大手町では、瞬間40.2m/sの暴風が吹き風速記録を更新、気温も12月としては観測史上最高となっており、記録破りの異常気象である。
夏日寸前のところでタワーマシンたちを動かしたまま、しかも暴風だから窓は閉め切っている。室温は軽く30度を突破。12月にまさか扇風機が必要になろうとは夢にも思わなかった。
首都圏は今年台風の直撃が一度もなかった。（伊豆は台風22の時に強烈に食らっているが）それよりも先週くらいの低気圧の時が強烈に感じた。そのときは、建物玄関のオートロックが風圧で勝手にこじ開けられた。そんなことも初めてだったのだが、今回はそのときに比べても倍くらいやばい。
生まれてこの方記憶にないというくらいの暴風。命の危険といわないまでも、建物が破壊される危険を初めて感じた。（私は高校まで名古屋に住んでおり、その間に90年台風19号とか強烈な台風がいくつかきているはずなのだが、なぜか記憶がない）
衛星による雲の画像は、まるで巨大な獣が獲物に襲いかかるように見える。衛星画像からも何か迫力というか不気味さが伝わってくる。

12月とは思えない天気である。やはり今年、特に秋以降はあまりにも異常だ。これも地球高温化のせいなのか。