雑記帳(新居)

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最悪をさらに更新

2008-09-09 03:06:42 | テニス
2007年のUSオープンで、「(筆者にとって)最悪のグランドスラム」と嘆いたわけだが、今回はその最悪をさらに更新してしまった。
シャラポワは肩の故障のため長期欠場中。さらに、ハンチュコバ・イバノビッチ・バイディソバ・チャクベタゼあたりの、筆者がふだんから気にしている選手がことごとく2回戦までで敗退してしまった。これはひどすぎる。なお、イバノビッチに2回戦で勝ったJulia Coinなる選手は、当時ランク188位で予選上がり、ランキング1位選手に勝った最低ランク選手という記録を達成してしまった。
イバノビッチは本気で心配だ。この状況で大会に出続けるのは絶対にまずいと思う。しっかり休んでメンタルトレーニングとかもやってから出てきた方がよいと思うのだが…

この中でディメンティエワがベスト4まで進出した。前年にチャクベタゼだったところがデメに変わっただけで、全く前年とそっくりの展開だった。
デメは準決勝でヤンコビッチに負けたわけだが、カウンターテニスの上手い選手には何とも弱い。絶頂期のミスキナにも全く歯が立たなかった。

エナン引退以降の女子テニスはまさにカオスだ。ウィンブルドン以降何大会かを集中して観戦するに、見れば見るほどその印象を強くする。20~30位くらいまでの選手ならトップに勝っても全く不思議はない。あの電撃引退直後の全仏オープンだけは、不思議なほど順当に進んだけれども、それ以降の大会は、番狂わせの連続というより上位も下位もないという感じだ。トップ8選手くらいの中でそのときに調子のよい選手が優勝しているということだ。