雑記帳(新居)

移転完了しました

00年代は遠い昔に

2011-05-29 17:59:00 | テニス
パティ・シュナイダーが正式に引退表明。
いつ引退が発表されてもおかしくはない雰囲気だったのだが。とにかく長い間お疲れ様。

デメとエナンも引退してしまったし、ウィリアムス姉妹も故障でずっと出てこない、今大会はキムも早々と敗退。過去の10年くらいツアーで活躍した選手が急速に姿を消しており、00年代は遠い昔になってしまったように思える。
そうなれば新しいスターが入れ替わって出てくるのは必然だ。

全仏オープン(3回戦まで)

2011-05-29 17:42:00 | テニス
やはり番狂わせはいろいろ起きるものだ。予想もさっぱり当たらない。
ウォズニアキとクライシュテルス、第1シード第2シードの両方が3回戦以前で敗退とは、オープン化以降の四大大会で初めてという非常事態だ。
さらに予想外だったのは、

ストーサーとゲルゲスの両方が3回戦で敗退したこと。バルトリ対ゲルゲスという対戦については、ランクは確かにバルトリが上なのだが、バルトリはクレーを苦手としており今季の前哨戦でもストラスブール以外は全て2回戦までに敗退、ゲルゲスのほうが有利と思っていた。(バルトリの得意は芝とか米国ハードコードなどの速いコート)

キャロにはそれほど期待をしていなかったのだが、いくら何でもハンチュコバに敗退とは予想の斜め上だ。ランク下位でも波乱を起こしそうな気配のする選手はいるのだが、ハンチュコバは全く逆で、上位との対戦では最も番狂わせをしそうにない。
そのまたさらに斜め上なのはキムなのだが…予選上がりのRusとの対戦で、6-3, 5-2のリードでマッチポイントまで握り、無難に勝ちと思われたところから逆転負け。試合後半はとにかく1ゲームが遠く、ゲームポイントやブレークポイントを何度も握りながらそれを逃し続けた。後半の12ゲームのうち11ゲームをRusに奪われた。

一方、プラスの意味で最も読みを誤ったのはクズネツォワ。前哨戦の成績は、マドリード・ローマとも1回戦敗退と惨憺たるものだったが、全仏1回全米1回の優勝経験者を軽視すべきではなかった。トップハーフでは最も充実した内容で勝ち上がっており、ビッグタイトルの経験という観点でも最も優位である。