雑記帳(新居)

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ウィンブルドン2013のドロー出ました

2013-06-22 23:28:00 | テニス
ラドワンスカがセレナ山に、シャラポワがアザレンカ山に入ったことで、まずはバランスのよい形になった。順当なら、アザレンカ対シャラポワで「人間の女性の代表決定戦」、勝った方が霊長類?最強をかけてセレナに挑戦である。
それ以外にも要所で注目の対戦あるいは波乱の気配があり、なかなかに味のあるドローと思われる。
1/8
セレナにとっては厳しい組み合わせ。特に、前半は考えられる限り最大級に危険なドローと言える。
1回戦は楽勝としても、2回戦では早くも、去年も3回戦で大激戦を演じたジェンジーとの対戦。
3回戦は順当ならパシェクとの対戦で、パシェクに昨年・一昨年の力が残っていれば、3回戦としては怖すぎるが、今年はけがの影響で大きく低迷している。
4回戦はリシキとの対戦が最も可能性が高い。(シード順でいえば最も高いのはストーサーだが、芝でのストーサーが役に立たないのはご存じの通り。)リシキは、2011年には2回戦でリーナ、2012年は4回戦でシャラポワと、直前の全仏覇者を2年連続で倒している。まさかこの再現はあるのか。
セレナが4回戦を勝てばその先は優勝まで電車道だろう。

2/8
1回戦でケルバー対マテックという最大級の注目の対戦がある。ケルバーが勝てば順当にベスト8まで進出することが期待できる。ここでもし番狂わせが起きれば、キリレンコに漁夫の利となるか、泥沼区画となる可能性もある。

3/8
ラドワンスカにとっては3回戦までは容易なドロー。4回戦はピロンコバとかリバリコバとか芝を得意とする選手が上がる可能性があり、微妙にきな臭い。ただし、どちらかといえば波乱の可能性は低い方だろう。(順当なら4回戦はラドワンスカ対ペトロワとなるが、ペトロワは今シーズンはスランプが続いている)

4/8
本来の力からいえばリーナとビンチで順当に4回戦となりそうだが、両者ともここしばらくは不振が続いている。バーミンガム優勝で復調気配のハンチュコバ、あるいは2週連続優勝のHalepあたりが勝ち上がれば面白い。(Halepの2週連続優勝はクレー→芝の連続優勝という変わり種)

5/8
典型的に昔ながらのクレーコーターのエラーニ、芝適性は全くないのだが、組み合わせを見る限り4回戦までは進出する可能性が高い。
スティーブンス・ハンプトン・ベキッチと注目株が多数入っており、なかなかに興味深い区画になっている。特に、1回戦のスティーブンス対ハンプトンは最大の注目の対戦の一つ。直近の内容からすれば、ハンプトンがベスト8まで勝ち上がるのが順当だが、イーストボーンの予選から決勝進出しているため、疲労は気がかり。
ウォズニアッキにとっては、2回戦でベキッチ、3回戦でスティーブンスかハンプトンかペトコビッチという、至難のドローで、上位進出はほとんど期待できない。

6/8
1回戦のシャラポワ対ムラデノビッチは注目の対戦の一つだが、どちらかといえば無風区だろう。ここでシャラポワが勝てば、4回戦までは容易な対戦が続きそうだ。

7/8
激戦区の一つ。クビトバにとっては前半から熱すぎるドロー。順当なら、2回戦でシュヴェドワ、3回戦でマカロワ、4回戦でイバノビッチとの対戦となる。

8/8
おそらく今大会一番の無風区。アザレンカを脅かしそうな選手は見当たらない。