雑記帳(新居)

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大番狂わせ

2013-07-02 00:06:00 | テニス
SABINE LISICKI DEF SERENA WILLIAMS 6-2 1-6 6-4

サビーネちゃんでかしたぞ!!!!!
番狂わせを起こすとしたら彼女しかあり得ないというところで、その通りにやってくれた。

これでリシキは、4回連続で、直前の全仏優勝者を倒してウィンブルドンベスト8進出を果たしている。リーナとシャラポワを倒したのは記憶に新しかったのだが、2009年のクズネツォワも「犠牲者」となっていた。(2010年はけがのため出場していない)そしてセレナですらこのジンクス?を打ち破れなかった。

セレナにいつもの終盤の迫力がなかったのは確かだ。それでも、圧倒的に不利と思われた場面から何度もリシキが息を吹き返し、最後には逆転してしまった。

一方で、セレナまでが敗退したことで、グランドスラム優勝の力など本来ないはずの選手が漁夫の利で優勝をさらってしまう危険も極めて高くなっている。喜んでばかりもいられない。
第1セットの序盤は、セレナの方がブレークのチャンスが多く、両者キープが続いてはいるもののセレナが押し気味に見えた。両者キープが続いてはいるもののセレナが押し気味に見えた。しかし後半は、セレナが明らかにおかしい感じだった。これまで長い間見なかったようなチャンスボールのミスを2回見た。
しかし第2セットはセレナが復活し、第3セットにかけてセレナが9ゲームを連取。これでそのままセレナが簡単に勝つと思った。中盤は両者ブレークが続いたが、セレナが必ず先手をとっていた。セレナのサービスの第7ゲームでセレナのリード*4-2 40-15、リシキのサービスの第8ゲームで4-3* 40-0と、セレナの勝利はもう決まりと思われる場面まであった。
そうでなくても普通なら気持ちが折れるような場面が何度もあった。セレナの2連続コードボールリターンエースがきっかけとなって、リシキが簡単にキープするかと思われたゲームをセレナがブレークしたり、リシキがポイントを取れていたはずのところでぎりぎりのボールをアウトのミスジャッジ→訂正でポイントやり直しだが、結局セレナに1ポイント有利になったりとかあった。(セット後半にはリシキに有利なコードボールもあったりしたが…)