雑記帳(新居)

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これは ひどい その2

2019-06-01 23:50:00 | テニス
またしても3回戦までで上位シードほぼ壊滅で、残ったのがハレプとスティーブンスくらい。昨年の全仏と全く同じ決勝の対戦の可能性もある。

ただし、同じ上位シード壊滅の展開でも、昨年のウィンブルドンとかと違うのは、これが事前にかなり想像できたということ。要は、現在の上位でクレーを苦にしない選手がとても少ない。ハレプくらい。スティーブンスも上手くはまれば強い。
プリスコバの3回戦敗退は全く驚かない。前哨戦のローマで優勝したから過大評価されてしまったわけで、プリスコバのクレーでの成績は1試合か2試合勝って敗退が多い。そもそもプレースタイルからしてクレーへの適性はない。まして2回戦のマルティッチの試合内容を見ていたら、この試合を続けたらプリスコバの勝てる相手でないと予想はできた。
ケルバーの敗退はもっと想定内。そもそもカウンターパンチャーで土適性はないし、前哨戦のローマを途中棄権していてコンディションも疑わしかった。
クビトバにしても負傷棄権は心配だが、全仏で上位進出が期待できたかと言えば、こちらもそもそもクレー向きではないし、全仏で久しく3回戦を突破したことはない。全仏ベスト4進出はもう7年も前。ところで、クビトバはシーズン開幕から5週間連続で大会出場など、明らかに過密スケジュールで、今回の負傷はそれがたたったと思っている。これは考え直さないと。
ベルテンスも試合途中棄権とか予想外だが、昨年全米は3回戦・今年の全豪は2回戦敗退と、グランドスラムでは予想外の早期敗退が多い。
個人的に、どうなるか一番見当がつかなかったのは大坂。しかし振り返ってみれば、初戦から想像以上の苦戦の連続だった。というか、1回戦・2回戦とも入りが悪すぎ。第2セットで絶体絶命の場面からプレーのレベルが上がってきて逆転したわけで、それが3試合も続くはずはない。それにしても、試合を見ている側として、シニアコバをなめてかかってはいけなかった。前哨戦のクレーの大会で好調、メンタルも強いサッカリ相手に、3時間超える試合でまさしく根性で負けなかったわけで。(ドローが出た時点で、大坂の3回戦の相手は十中八九サッカリと思っていて、それがものすごく大きな山場と想定していた)