いったいこんな通常シーズン終了を誰が予想できたか。
最後の1試合を残してパイオニアが1勝差の単独4位、そしてそのパイオニアの最終戦の相手は最下位の日立佐和。パイオニアの4強入りはほぼ決まったと思えた。ところが、今シーズン1勝もできず26連敗だった日立佐和が、フルセットでパイオニアを破ったのだ。
この結果、シーガルズが東芝時代から通算しても初めての4強進出となった。
今シーズンのパイオニアのちぐはぐぶりについて、これ以上付け加えるつもりはない。
少し違う視点から考えるに、栗原の身体が耐えきれず、4強に進むことを拒否したように思える。もちろん本人の意志としてはセミファイナル・ファイナルを戦うつもりだったはずだ。しかし、身体的な負担が限界を超えていた。この前日、久光のミス連発に助けられパイオニアが勝利をあげたけれども、その試合でも栗原の決定率は何と1割台。そして金星献上となった日立佐和戦はちょうど20%。4強に進んだチームの場合、ここまで決まらなければ交代してもらえるか、少なくとも打数は減る。しかし今シーズンのパイオニアはそうではなかった。栗原はそれでも打ち続けなければならなかった。
さて、シーガルズというチームのバレーは、基本的にはずっと変わっていない。
強打とフェイントの使い分けがうまい。両方でやられると相手は辟易する。
ネット際のうまさ・しつこさは飛び抜けている。
ブロックの思い切りがよく強烈。
セッターがうまいしどの選手も二段トスはきちんと上げられる。サーブレシーブはよくないけれどもそれでカバーできてしまう。
もちろん細部では変わってきていると思う。パワフルなタイプの選手も増えており、サーブも以前よりは強くいやらしいコースをついてくる。その代わりミス失点も増えた。
しかし基本的には10年(もっと長い間かも)変わっていない。変わっているのはほかのチームだ。そしてシーガルズのしていることのほとんどは、本来日本のトップリーグのチームなら当たり前にできなければならないことだと思う。
だから、シーガルズのファンの皆さんには全く申し訳ない言い方になるけれども、シーガルズが目立つのは、Vリーグとしてあまりよい状況とは言えないと思う。
最後の1試合を残してパイオニアが1勝差の単独4位、そしてそのパイオニアの最終戦の相手は最下位の日立佐和。パイオニアの4強入りはほぼ決まったと思えた。ところが、今シーズン1勝もできず26連敗だった日立佐和が、フルセットでパイオニアを破ったのだ。
この結果、シーガルズが東芝時代から通算しても初めての4強進出となった。
今シーズンのパイオニアのちぐはぐぶりについて、これ以上付け加えるつもりはない。
少し違う視点から考えるに、栗原の身体が耐えきれず、4強に進むことを拒否したように思える。もちろん本人の意志としてはセミファイナル・ファイナルを戦うつもりだったはずだ。しかし、身体的な負担が限界を超えていた。この前日、久光のミス連発に助けられパイオニアが勝利をあげたけれども、その試合でも栗原の決定率は何と1割台。そして金星献上となった日立佐和戦はちょうど20%。4強に進んだチームの場合、ここまで決まらなければ交代してもらえるか、少なくとも打数は減る。しかし今シーズンのパイオニアはそうではなかった。栗原はそれでも打ち続けなければならなかった。
さて、シーガルズというチームのバレーは、基本的にはずっと変わっていない。
強打とフェイントの使い分けがうまい。両方でやられると相手は辟易する。
ネット際のうまさ・しつこさは飛び抜けている。
ブロックの思い切りがよく強烈。
セッターがうまいしどの選手も二段トスはきちんと上げられる。サーブレシーブはよくないけれどもそれでカバーできてしまう。
もちろん細部では変わってきていると思う。パワフルなタイプの選手も増えており、サーブも以前よりは強くいやらしいコースをついてくる。その代わりミス失点も増えた。
しかし基本的には10年(もっと長い間かも)変わっていない。変わっているのはほかのチームだ。そしてシーガルズのしていることのほとんどは、本来日本のトップリーグのチームなら当たり前にできなければならないことだと思う。
だから、シーガルズのファンの皆さんには全く申し訳ない言い方になるけれども、シーガルズが目立つのは、Vリーグとしてあまりよい状況とは言えないと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます