雑記帳(新居)

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ドバイ大会決勝

2008-03-02 06:58:07 | テニス
エレーナ優勝おめでとう!!

Dementieva 2-1 Kuznetsova 4-6, 6-3, 6-2

今大会、ディメンティエワは、QFイバノビッチ・SFスキアボーネ・Fクズネツォワと3試合連続フルセット、しかもその3試合すべて第1セットダウンからの逆転。試合前半はねばり強く食らいつき、相手の体力が尽きたところで攻めに転じて流れをつかむ。粘り強さと強打を合わせ持つエレーナの真骨頂という大会になった。

この試合の前半は、クズネツォワが強打でディメンティエワに打ち勝つ場面が目立った。第1セットは両者を大きく流れが行き来し激しいブレーク合戦になったが、第10ゲームのデメのサービスをクズネツォワがブレークして6-4でとった。
しかし、第2セットからはディメンティエワが攻めて勝つ場面が増えた。第2セットは第2ゲームから4ゲームをデメが連取。クズネツォワもいったんは追い上げるがデメが再び突き放して、6-3ディメンティエワ。
第2セット途中から、打球を追いかけるクズネツォワの動きが明らかに鈍くなった。前日のスキアボーネも終盤に踏ん張りがきかなくなったが、そのときのスキアボーネに比べても落ち方が激しい。前日の準決勝、クズ・デメとも2時間半を超える激戦だったけれども、総ポイントではクズの戦った試合のほうが40近く多かった。それだけ消耗も大きかったのかもしれない。
第3セット、やはりクズネツォワが思うような動きができず、早い段階でのミスが多い。ディメンティエワが序盤3ゲームを連取。しかしクズネツォワも、最後の力を振り絞り反撃した。ショットのたびに普段の何倍も大きな声を出して自らを鼓舞した。2ゲームを取り返ししかも第6ゲームの自分のサービスゲームで40-15として、確実に追いつくと思われた。しかしこのゲームを逆転され、最後のポイントはダブルフォルトでクズネツォワが失ってしまう。これで最後のチャンスも逸した。

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