雑記帳(新居)

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(無題)

2009-03-06 22:11:01 | その他
現在ビリー・ジーン・キング杯なるテニスのエキシビションの大会が開かれている。その大会での出来事についてである。ただしこの記事の話題はテニスの試合自体ではない。ちょっと重い話題である。そのため、カテゴリーもあえて「その他」とするし、記事のキーワードにも選手名やテニスの用語を一切入れない。

その大会にはウィリアムス姉妹とヤンコビッチ・イバノビッチが招待され、また来賓としてビル・クリントン元大統領が登場した。大会期間中にこの全選手がクリントン元大統領と顔を合わせ、記念撮影等を行った。

さて、ここで何かぴんとこないか?

1999年、NATOは当時のユーゴスラビア(現在のセルビア)を爆撃し、多数の民間人の犠牲を出した。当時のユーゴスラビアがコソボ自治州の独立を阻止するため不当な弾圧を行っているので、それをやめさせるという名目だった。しかし、その爆撃の期間中に肝心のコソボへの弾圧は激しさを増し、隣国アルバニアへの難民流出は何十万人にもなった。
そしてビル・クリントンはそのときの米国大統領に他ならないのだ。
適当にグーグルで検索

果たして、アナとエレーナ(ヤンコビッチ)は、母国を爆撃した張本人と、一体どのような気持ちで顔を合わせたのか?平静でいられたのか?平静でいられたらそのほうがむしろ不思議にさえ思う。

そして、このようなイベントが開かれたことについて、何か政治的な意図があるのではないか、と疑わずにはいられない。
そもそも招待される選手にしても、単純に実力上位から選ぶのなら、ロシア選手が全く入っていないのはおかしい。セルビア選手2人だけを選んだのも、意図的なものだと思えてしまう。

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