今週末はビアンカ最後の増強を行った。
120GBの2.5インチハードディスクが特売、それも1人2台までとのことだったから、2台買ってきた。1台はビアンカの内蔵を入れ替え、もう1台は外付け用である。80Gが120Gになれば、逼迫しているHDD容量の問題は相当楽になる。同時に外付けでも120Gを足すから、再起不能の致命傷を負わない限り、ビアンカはこの先もかなり長い間活躍できるだろう。
「超」安定稼働で夢のオールラウンダーになったビアンカには、大幅な強化がなされた。ノートマシンだからCPUの強化の余地はないが、メモリは768MBだったものを最終的に1536MBに、そして今回ハードディスクを一気に増強している。
このような増強をしたのは、今後もずっとビアンカを使い続けることがはっきりしているからだ。ビアンカの代替が簡単には見つかりそうにない。
ただでさえ、場所をとるだけで使いづらいワイド画面の比率が大型ノートほど増えており、従来の4:3の画面サイズのものは選択肢がない。しかもこれほどサイズがしぼられていて軽量のマシンは、なおさらのこと出てきそうにない。ビアンカはなんと2.4kgしかない。現在、CPUやグラフィックチップの電力消費はビアンカの世代よりだいぶ増えており、重さと厚さはビアンカよりかなり増えるのはやむを得ないだろう。
移動中あるいは出先では頻繁にAir-EDGEを使う(#)。Air-EDGEデータ通信カードのほとんどは従来のPCカード対応なのに、最近のノートは対応カードもろくにないExpressCardに勝手に移行しており、従来のPCカードのスロットを持たない。
# 最近は、秋葉原へ行くときは必ずビアンカを連れて行っている。しかも、移動中とか秋葉原に着いてから、インターネットで調べものをしなければいけない事態が何度となくある。秋葉原の中でも中央通り沿いは電波状況がよいが一本裏通りに入ると一気に悪くなるとか、同じ調べものをするにしてもどのページが軽いかとか、細かいことがいろいろとわかってくる。そして、まさにTime is money、その調査にどれだけ時間がかかるかで、目的の品物が入手できるか間に合わないかという大きな違いになるのだ。ブロードバンドに移行して久しいのでダイヤルアップ接続の頃の感覚を全くなくしてしまったが、出先ではその細かい感覚があるかないかが決定的な差になる。
さて、これはいつか書かなければならない問題だと思っているので、ここで書く。ワイド画面が増殖していることは不愉快きわまりない。
そもそも、世の中に存在する文書の大半は縦長のレイアウトである。Webページも、一画面に収まらなければ縦方向に伸びていく。映画とか見るのなら話は別だが、通常のPCの利用においては、縦方向のサイズを伸ばしたほうが使い勝手は圧倒的によいに決まっている。同じ横方向のサイズで、縦方向だけ短くなるワイド画面が、なぜこれほど増えているのか?全く理解不能だ。
かといって、縦方向をむやみに長くすればよいかと言えば、それもNoである。人間の視野は横方向に長いからだ。その一つの均衡点が4:3という比率にあるということだろう。
特に忌々しいのは、横方向に画面が長くなった結果、縦方向の解像度が下がることである。少し前のハイエンドノートはSXGA+の縦1050ドットの画面が多かったのに、現在では1440*900という解像度が多い。機能として明らかに低下している。
2004年末にマリナをアウトレットで手に入れたのも、この由々しきレベルダウンの前の最後のハイエンドモデルだったからである。そしてビアンカの後継のめどが立たない最大の理由もここにある。
では縦方向の解像度を変えずに、横だけ解像度を高くすればよいのか?(例えば1680*1050ドットという画面解像度も現実に存在する)答えはもちろんNoである。画面の物理的な大きさが同じで解像度だけ上げれば、ドットの間隔がむやみに細かくなり、文字が小さくなりすぎて読めなくなる。
それなら大きいフォントを使えばよいという主張がなおもあるかもしれない。しかしそれは全く無駄だと思わないだろうか?結局縦方向に表示できる行数は減るのだから、同じフォントを使って縦方向の解像度が下がるのと同じことである。要は、苦痛を感じずに読める物理的な大きさには、自ずから限度がある。物理的な大きさの問題だから解像度には全く関係がない。それを無視して解像度だけ高くしても、PCを通常に利用する場面では、無意味でありかえって不便である。物理的な縦方向の長さが小さくなれば、実用上、そこに表示できる情報の量は少なくなるに決まっている。筆者の個人的な印象では、苦痛を感じない限界は120dpiあたりであり、15インチでSXGA+という解像度はそのぎりぎりである。なお、Windowsの「大きいフォント」は120dpiに合わせた設定である。これを超える画面の解像度はもともとOSの想定外なのだ。
120GBの2.5インチハードディスクが特売、それも1人2台までとのことだったから、2台買ってきた。1台はビアンカの内蔵を入れ替え、もう1台は外付け用である。80Gが120Gになれば、逼迫しているHDD容量の問題は相当楽になる。同時に外付けでも120Gを足すから、再起不能の致命傷を負わない限り、ビアンカはこの先もかなり長い間活躍できるだろう。
「超」安定稼働で夢のオールラウンダーになったビアンカには、大幅な強化がなされた。ノートマシンだからCPUの強化の余地はないが、メモリは768MBだったものを最終的に1536MBに、そして今回ハードディスクを一気に増強している。
このような増強をしたのは、今後もずっとビアンカを使い続けることがはっきりしているからだ。ビアンカの代替が簡単には見つかりそうにない。
ただでさえ、場所をとるだけで使いづらいワイド画面の比率が大型ノートほど増えており、従来の4:3の画面サイズのものは選択肢がない。しかもこれほどサイズがしぼられていて軽量のマシンは、なおさらのこと出てきそうにない。ビアンカはなんと2.4kgしかない。現在、CPUやグラフィックチップの電力消費はビアンカの世代よりだいぶ増えており、重さと厚さはビアンカよりかなり増えるのはやむを得ないだろう。
移動中あるいは出先では頻繁にAir-EDGEを使う(#)。Air-EDGEデータ通信カードのほとんどは従来のPCカード対応なのに、最近のノートは対応カードもろくにないExpressCardに勝手に移行しており、従来のPCカードのスロットを持たない。
# 最近は、秋葉原へ行くときは必ずビアンカを連れて行っている。しかも、移動中とか秋葉原に着いてから、インターネットで調べものをしなければいけない事態が何度となくある。秋葉原の中でも中央通り沿いは電波状況がよいが一本裏通りに入ると一気に悪くなるとか、同じ調べものをするにしてもどのページが軽いかとか、細かいことがいろいろとわかってくる。そして、まさにTime is money、その調査にどれだけ時間がかかるかで、目的の品物が入手できるか間に合わないかという大きな違いになるのだ。ブロードバンドに移行して久しいのでダイヤルアップ接続の頃の感覚を全くなくしてしまったが、出先ではその細かい感覚があるかないかが決定的な差になる。
さて、これはいつか書かなければならない問題だと思っているので、ここで書く。ワイド画面が増殖していることは不愉快きわまりない。
そもそも、世の中に存在する文書の大半は縦長のレイアウトである。Webページも、一画面に収まらなければ縦方向に伸びていく。映画とか見るのなら話は別だが、通常のPCの利用においては、縦方向のサイズを伸ばしたほうが使い勝手は圧倒的によいに決まっている。同じ横方向のサイズで、縦方向だけ短くなるワイド画面が、なぜこれほど増えているのか?全く理解不能だ。
かといって、縦方向をむやみに長くすればよいかと言えば、それもNoである。人間の視野は横方向に長いからだ。その一つの均衡点が4:3という比率にあるということだろう。
特に忌々しいのは、横方向に画面が長くなった結果、縦方向の解像度が下がることである。少し前のハイエンドノートはSXGA+の縦1050ドットの画面が多かったのに、現在では1440*900という解像度が多い。機能として明らかに低下している。
2004年末にマリナをアウトレットで手に入れたのも、この由々しきレベルダウンの前の最後のハイエンドモデルだったからである。そしてビアンカの後継のめどが立たない最大の理由もここにある。
では縦方向の解像度を変えずに、横だけ解像度を高くすればよいのか?(例えば1680*1050ドットという画面解像度も現実に存在する)答えはもちろんNoである。画面の物理的な大きさが同じで解像度だけ上げれば、ドットの間隔がむやみに細かくなり、文字が小さくなりすぎて読めなくなる。
それなら大きいフォントを使えばよいという主張がなおもあるかもしれない。しかしそれは全く無駄だと思わないだろうか?結局縦方向に表示できる行数は減るのだから、同じフォントを使って縦方向の解像度が下がるのと同じことである。要は、苦痛を感じずに読める物理的な大きさには、自ずから限度がある。物理的な大きさの問題だから解像度には全く関係がない。それを無視して解像度だけ高くしても、PCを通常に利用する場面では、無意味でありかえって不便である。物理的な縦方向の長さが小さくなれば、実用上、そこに表示できる情報の量は少なくなるに決まっている。筆者の個人的な印象では、苦痛を感じない限界は120dpiあたりであり、15インチでSXGA+という解像度はそのぎりぎりである。なお、Windowsの「大きいフォント」は120dpiに合わせた設定である。これを超える画面の解像度はもともとOSの想定外なのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます