営業と経理の二刀流に挑む‼️

硬い話題を柔らかくどうでもいい話を真面目に語ることをモットーに書いています。

私の都市伝説

2020-10-28 17:23:00 | 日記
ずいぶん昔の話だが

今思い出しても奇妙だなぁ

と感じた事が二つ。

二つの出来事の時期は

まったく違うのだが

似たような現象が特徴的だ。


①民族衣装の女

およそ20年前くらいだろうか。

沖縄県那覇の国際通りを

ぶらぶらと歩いていた時だ。

夏の日差しは本土と違って

まわりの景色をより鮮やかに

映している。

国際通りは沖縄随一の繁華街で

当時も人混みがすごかった。

何気なく歩いている筈なのに

何故か少し先に背中を向けて

歩いている茶色の

長〜い髪の細い女が

いつのまにか

視界に入ってきている。

歩くスピードはこちらの方が

早いので追いつきそうな距離

まで近づいてきた。

目前まで来ると女の服装

はセピア色の民族衣装で

鮮やかな沖縄のカラーとは

異なり、この場に相応しい

とは思えない身なりに

ようやく気付いた。 

すると、その時!

女は途端に振り向き

手に持っているチラシを

渡そうとした。

瞬時に状況が掴めなかった。

それまで一度も振り向いて

いなかった筈なのに女は

背中で私に気づいていたのだ。

細長い女の顔は生気が

感じられないのだが

眼光の鋭さが不気味であった。

私は無意識にその女に

吸い寄せられたのでは

ないかと思うのである。



②玉葱頭の怪


学生時代まで遡る。

渋谷駅内のトイレ前で

知人を待っていた時だ。

茫然と駅構内の群衆を

眺めていると何やら視線

が感じられ、気持ち悪いので

その所在を探した。

すると真正面の向こうに

何やら小さな中年女が

こちらを見ているのが

はっきり見えた。

玉葱頭でおそらく四十代

非日常的なカラフルな様相で

黒柳徹子風な姿である。

およそ30メートル先で

あろうか。沢山の人が

行き交う中で彼女は

手招きでもするような仕草

でニタニタと笑っている。

うっかり蜘蛛の巣

にかかったような戦慄が

走ったので思わず目を逸らした。

女が立っていた場所へ再び

目をやると女はいなかった。

知人はトイレからまだ

出てこない。

次第に焦ってきた。

腕時計を顔に近づけた時

私の右隣に玉葱頭の女が

立っているのが見えた。

いつの間に??

先程同様にニタニタと

上目遣いで私を捉え半径

1メートル以内まで入って

きていた。

まるで「やっと二人きりに

なれたね〜」と言わんばかりに。

漸く知人がトイレから出てきた

と同時に私は知人になんの説明

もすることなく駆け足で一緒に

改札口を飛び出した。もちろん

後ろを振り返ることもなく…。

以上が私の中の都市伝説である。







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100まで生きるというのは…

2020-10-22 21:31:00 | 日記
人生100年時代

ホンマ…かいな?


実際は100年時代よりも

100歳までどう生きるか

と考えている人が多いのでは

ないだろうか?

知人から聞いた80歳の男性

は住宅ローンがあと6年残って

いてローンを完済し、100歳

までどうしたら生きていくこと

が出来るか真剣に模索している

そうだ。

計画的に生きていくのが

理想だが現実は違うはず。



とある日の真夜中。

コンビニへ立ち寄ろうと

した時に私の前に歩いていた

腰の曲がった老女が同じく

コンビニに入ってきた。

ゆっくりゆっくり歩く彼女

から何故か目が離せない。

彼女は弁当を手に取ると

レジのアルバイトの店員へ

何かしら声をかけて

いたが若い店員の顔は困惑して

いた。老女は私の前を横切り

扉開けて静かに出て行った。

釣られるように私も外へ出た。

彼女は一人暮らしなのか。

さっきの店員へ向けた会話は

その日彼女が初めて人に

話しかけてみたのかは

分からない。

私はただ茫然と

暗闇へ消えていく

小さな姿を見送ることしか

出来なかった。

老後というものを考えさせる

一光景であった。





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仕事 < 職場環境

2020-10-20 12:17:00 | 日記
非日常が続くと

それが日常になる…


新型コロナ感染者は

世界で4000万人を超え

マスクは日常欠かせない物

となっている。

前職時代は口臭、体臭の

きつい年配の人が何故か多かった。

この時からマスクが日常で

あれば転職はしていなかった

かもしれない⁈😷

職場環境はとても大事だ。

人のやる気は仕事内容より

職場環境の方が重要だと

思っている。

自分のまわりの環境は

実は自分が創り出した世界

ともいうが今の環境はどう

受け止めれば良いのだろうか。

マネジメントと環境づくりに

勤しんでいる自分への自己採点

はつけようがない。

ならば部下につけてもらうか…。


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会計のねじれは存在する

2020-10-16 22:00:00 | ビジネス
今回は大学の卒論にでも

使えそうなテーマだ。

※硬いテーマなので会計に
興味がある方は読み進めて
ください。


在庫の評価方法は

決算に大きく影響する。

当たり前ではあるが

過大に計上すれば

利益が水増しされ、

過少に計上すれば

利益が減る分、

税金の申告が過少になる。

故に在庫評価方法は

厳格に決める必要があるし、

ころころと変更出来るもの

でもない。


例えば卸売業など商社では

最終仕入原価法を採用して

いる会社は税務上問題はない

が、金商法では実は問題がある。

つまりIPO を目指している

企業は最終仕入原価法では

上場が出来ないのである。

あるIPO を目指していた商社

は最終仕入原価法から個別法

へ評価方法を変更しようと

税務署へ届出をした。

しかし税務署は逆に個別法は

認められないという解釈で

棄却した。その理由は

多品種、ロットで管理して

いる卸売業では個別法が

そぐわないそうだ。

制度会計と税務会計のねじれ

がここに存在するのである。





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Don’t let it end

2020-10-12 18:29:00 | 日記
昨年11月に馴染みの

老舗うどん屋が閉店した。

98年の歴史。大正時代の

創業で直近は三代目と四代目

とで切り盛りしていた。

前職時代には私はほぼ毎朝、

ここのうどん屋で

ハイカラうどんを啜ってから

出勤したものだ。

手打ち麺で化学調味料を

一切使用していないから

毎日飽きずに食べれた。

午前中のスタミナも全然違う。

しかし中央市場内にあってか

仲卸業者の廃業などによる

市場の衰退と共に客が減少。

市場の前にイオンモールが

出来たのがトドメとなった。

閉店のもう一つの理由は

三代目の高齢化と四代目が

家業の継続に気持ちが揺れていた

ことかもしれない。

通っていた当時でも八十を

超えていた三代目は丼鉢を

持つ震えた指に限界が来ていた。


そのうどん屋が近々再オープン

する知らせが来た。

四代目の決意が見えた。

もう迷いはないだろう。

Don’t let it end❗️

ここで終わらせない姿勢

に敬意を表したい。

そして再び私も訪れるだろう。

あの味を求めて…。
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