言葉に出来ない

土曜日午前１１時前。

中央市場内にある小さな洋食屋

の前に私は立っていた。

この店は朝７時半から営業開始。

コロナ前までは夜９時まで

営業をしていたそうだ。

換気のドアの隙間からは

薄暗く人気は感じられない。

まぁ良いとドアを開けると同時に

手前に新聞を広げている男が一人

広げた新聞の下から上目遣いの

鋭い眼差しが私の視界に

ガチーンと差し込んできた。

ジョジョで不意打ちに登場してきた　

スタンド使いの「ゴゴゴゴゴ」

という不気味な背後の効果音

が聴こえてきそうだ。

よく見ると店の主人である。

まるで何日も人と会っていない

ような表情で力無く

「いらっしゃいませー」と

今日初めて声を出したような

声量は更に沈滞ムードに輪を

かけた。

昭和の代名詞のような

ワンタンメンを食べ終えると

店主は気が早いのかレジ前で

待ち構えていた。

精算時に一言二言声をかけたが

彼はただ苦笑いを浮かべるばかり。

言葉にもならないとは

この事かもしれない。

7200人

街中は緊急事態宣言の厳格な

言葉は最早響いていない。

夕方に外出を控えるように

と呼びかける車が客で溢れる

スタバの前を虚しく通り過ぎる。

おそらくテレワークも

なし崩し的に辞めている会社も

チラホラありそうだ。

(私の中ではすっかり定着)

JTBが7200人削減。

7200人‼️

かつて大学生就職人気トップ

だった企業がここまで…。

早期退職に応募した社員だった

方が派遣やパートで他社に

勤めている話を聞いたことが

ある。

ましてや零細の旅行代理店は

どのなっているのだろう。

地方ではお土産関係の商品も

動かないので余りまくって

困っているとか。

ゼロゼロ融資打切り後の

世の中はどうなっているのだろう。

ロッドの邸宅

遠い学生時代にビバリーヒルズのロッド・スチュアート

の玄関前に写真を撮った。

門が広くて中の庭園は森のようで家が全く見えない(-_-;)

Rod Stewart Infatuation

同じビバリーヒルズに当時存命のフランクシナトラ邸

の話を聞いたが彼の邸宅には自家用ヘリがあり、発着時には近所には

ヘリの騒音が聞こえなかったらしい。どんだけ広かったのか！

 

想像しえない広さよりも「病床六尺」のほうが興味深いし、

私には合っている。

 

 

 

 

 

 

 

日曜の夜 ②

先週「ガイアの夜明け」はアパレル

の三陽商会とGU が取り上げられて

いたが、経営再建中の三陽商会が

ドラマの世界と異なり厳しい現実

に直面している。

店舗内にあるバーがかつて存在した

ワイキューブのオフィスと重なって

みていて何か痛い。

コートの価格も１１万円以上で

地方のサラリーマンがおいそれと

変える代物ではない。

ユニクロやGUの低価格コートが

消耗品であれば三陽商会のコート

は備品にあたる資産でなければ

ならない。例えば五年着ること

が出来るコートであればその期間

のアフターサービスや購入した

顧客をVIP的に店舗に招待する

など何らかの付加価値が伝わる

工夫が個人的には必要と思えた。

三陽商会の夜明けはいつ来るのか…

Two Of Us

今朝の電車内の床はびしょびしょ。

明かりを照り返すゼリー状の床は

さらに湿度を感じさせるようだ。

吊り革持たずに立つ習慣は

ついているものの、踏ん張る

足裏に痛みが走る。

痛みの原因は魚の目である。

土踏まずの手前に二つ仲良く

並んでいる。

互いに1センチ以内に並んで

いるのだから相当親密な仲と

いうべきか⁇

ひと月前から片方から治療開始。

治療といってもイボコロリシート

を貼るだけなのだが、Sサイズで

よかったものの、Mサイズを貼った

ことで正常な皮膚まで白〜く

広がってしまった。

半月程経過した時点で、魚の目

の正体を見ようと芯を探すことを

試みるのだが、白い皮膚は

まだまだ固い！

１週間前に再び探ると

結局どこに存在していたのかは

分からなかった。

が、この頃から鈍い痛みが

始まり出したのである。

もう一つの魚の目へも

液状のイボコロリを塗って

波状攻撃による治癒を期待したが

今のところ思惑通りにならないので

ランチェスターの法則に則り？

一つずつ攻撃していくことに

作戦変更だ。

魚の目の仲は裂くことは

出来なかった…💦