硬い話題を柔らかくどうでもいい話を真面目に語ることをモットーに書いています。
令和3年の30年前は平成3年。
ひとつ前の平成でも隔世の感
がある…
今回は開示について取り上げて
みたい。
会社の開示は一般的には
決算書の開示を指す。
経営の透明性には決算書開示は
欠かせないが、非公開会社で
特に同族色が強い会社は開示には
大きな抵抗がある。
抵抗というよりかは勇気が必要
と言う方が適切なのかもしれない。
開示には継続性がないといけない。
いい結果が出た時だけ開示をして、
今年は業績が悪いから非開示と
いうわけにはいかない。
だから多くの中小企業は開示に
消極的と思われる。
とある会社では特定の大口取引先へ
決算書を開示していた。
ある期に業績が良くて経常利益が
出たので政策的に特別損失を
計上した。しかし特別損失が
経常利益を上回った為、最終赤字
になってしまった。前述の大口
取引先は最終赤字だけをみて
保証金を求めてきたという
つれない話も聞いた事がある。
繰り返すが開示は勇気が必要
なのである。
芥川龍之介の「夢」を読んでみた。
ずいぶん前に読了した「歯車」と
重ねて考えていた。
何処からが夢で何処までが
現実なのか❓読み返す気力なく
結論にスッキリ感がない。
おそらくこの作品にはそんな
追求はナンセンスなのであろう…
今回も東京プロマーケットの話題
を少しだけ。
前回にブランド力向上の効果が
期待出来る旨を述べてみたが、
まぁ現実はそんなに甘くはない。
メガバンクの社員はTPMを知って
いるものは少ないし、大手証券
会社は幹事会社として引き受けて
くれないだろう。理由は明確で
彼らが儲からないからだ。
貶したり褒めたりのTPM だが
個人的に将来性はあると
思っているしそうした動きは
出てきている。
東京プロマーケット(TPM)
では直接の資金調達はほぼ出来ない
事は前回書いた。
株式の売買がなければ資金は
入ってこない。逆に直接金融
が不要な会社にとっては何ら
問題はないという見方もある。
それではTPM の魅力とは何?
であるが会社の透明性が図られ
ブランド力が向上するといった
点は取引先拡大や優秀な人材
確保には効果はありそうだ。
ワクチン接種2回目。
20時間後に発熱と全身倦怠感。
接種後翌々日に回復基調。
東京プロマーケットの存在感は
東証やマザーズと比べて格段に
存在感が薄い。
薄いけれども存在している。
新聞の株式欄の下の方〜をご覧
いただくと東京プロマーケット
の市場がしっかりと掲載されて
いる。
ほとんどの銘柄が株価が記載
されていないのだが。これは
プロ投資家向けという建前が
ある。基本的には株式市場での
売買をしている会社が少ない
ので株価を表記していない。
すなわち東京プロマーケット
(TPM)では直接金融はほぼ
期待出来ないのである。
続く…
選挙が近いせいかワクチン接種率
の高さをやたら強調した報道が
続いているが鵜呑みに出来ん。
身近でも妻はまだ未接種。
前回まで上場の壁について
あれこれ述べてきた。
市場は色々あるが、実は
全てが視界を遮るような高さを
壁ではない。よじ登ることに
挑める壁(市場)も実はある。
そのうちの一つが
東京プロマーケット(TPM)
である。
私見が長くなりそうなので
次回に続く…。