営業と経理の二刀流に挑む‼️

硬い話題を柔らかくどうでもいい話を真面目に語ることをモットーに書いています。

11年前のテーマ

2021-02-10 23:28:00 | ビジネス

ちょうど11年前に聴講した講演会の要旨を

 

読み返していた。

 

確か「業績回復7つの秘策」というテーマ

 

その7つのうち2つをとりあげると

 

  1. すべてのアカをカットせよ

赤字部門・赤字商品 など・・・赤字に前向きなものなどはなく、赤字は皆悪い

 

  1. 本物の人間関係の構築

能力・技術 × やる気  から人材には 4つのカテゴリーに分かれる。

 

人財・・・能力・技術高くてやる気もある人(会社はこういう人が理想)

 

人材・・・能力・技術は低いがやる気が高い。若い人で会社を盛り上げる

 

人在・・・ベテラン病。昔優秀今ダメ社員。

     昔と違い目がきつくなっている(会社への不満)。

     さらに口の形がおかしくなってくる(怨念)。

 

人罪・・・赤字社員。能力・技術もやる気もない。周りにも悪影響を及ぼす。

     「赤信号みんなで渡れば怖くない。」話す言葉も否定的。

 

この4つのカテゴリーは結構腹落ちする。

 

特に業界に目新しいものがなければ人で勝負せよ!とのこと。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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会計のねじれは存在する

2020-10-16 22:00:00 | ビジネス
今回は大学の卒論にでも

使えそうなテーマだ。

※硬いテーマなので会計に
興味がある方は読み進めて
ください。


在庫の評価方法は

決算に大きく影響する。

当たり前ではあるが

過大に計上すれば

利益が水増しされ、

過少に計上すれば

利益が減る分、

税金の申告が過少になる。

故に在庫評価方法は

厳格に決める必要があるし、

ころころと変更出来るもの

でもない。


例えば卸売業など商社では

最終仕入原価法を採用して

いる会社は税務上問題はない

が、金商法では実は問題がある。

つまりIPO を目指している

企業は最終仕入原価法では

上場が出来ないのである。

あるIPO を目指していた商社

は最終仕入原価法から個別法

へ評価方法を変更しようと

税務署へ届出をした。

しかし税務署は逆に個別法は

認められないという解釈で

棄却した。その理由は

多品種、ロットで管理して

いる卸売業では個別法が

そぐわないそうだ。

制度会計と税務会計のねじれ

がここに存在するのである。





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最期の眼差し 前編

2020-08-25 22:39:00 | ビジネス
出会いと別れは人の世の常。

顔もさながら名前が出てこない

人がほとんど。

それはそれでいいと思っている。

一方で忘れらない人もいる。

Nさんはその一人。

生きていれば八十代前半

であろう。

私がまだひよっこの頃に

Nさんとの出会いがあった。

彼は大学時代に税理士を

目指していた。簿財二科目を

取得した時期に大手総合商社

A社へ就職。営業マンとして

サラリーマン人生を歩んだが

A社が破綻。当時は世間に

大きな衝撃を与えた事件で

あった。その後彼は大手電機

メーカーの貿易部門で経理畑

を歩む事になる。そして定年

手前の時期に私は彼と出会った。

結局一緒に仕事をしたことは

なかったが、かつて一度だけ

グレンモーレンジを片手に

色々な話を聞いた記憶がある。

特に印象的だったのは

小説「空の城」の話だ。

A社がモデルで経営破綻に

至るまで全て実名を把握して

いるので彼から本を借りて

食い入るように読んだ。

この時期に与信管理に

目醒めたのかもしれない。


続く…


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カッチカチの内容

2020-05-17 22:26:00 | ビジネス

友人からの依頼もあり、レナウンの

分析をもう少し広い範囲で試みることにした。

今回はPLは除いてあくまでBSに着目しての分析。

カッチカチの内容ですがご辛抱を。

 

1)親会社グループへの滞留売掛金の問題

2014年から2017年までの売掛金と現預金の増減を

見てみると売掛金は44億88百万円の増加。一方

現預金は45億76百万円の減少。この期間の商品や

固定資産の推移をみても大幅な動きはなく、キャッシュは

ほぼ売掛金(滞留債権?)に代わっていると推測される。

 

2)いきなりの商標権取得

2017年までは同社はほぼ無借金経営(お付合いの借入だけ)

だった。が、2017年12月に香港の「アクアスキュータム」の

商標権を発表する。取得金額は56億円と発表された。

もちろん財務諸表上にも計上されている。

この時無借金経営だった同社はいきなり35億円

もの借金を抱えることになり大きな転換期となる。

たった5年前には140億以上の

資金があり無借金だった会社が

あっという間に経営危機に。

これは推測であるが同社のキャッシュが100億

切ったタイミングで資金調達に動いたのではないか

と思われる。

 

3)貸倒引当金計上の攻防

2018年2月期から2019年12月期までの1年10か月の間に

現預金がおよそ50億も減少。売掛金回収はままならず、商品在庫は約

10億増え、財務内容はかなり悪化していた。そして多額の貸倒引当金

の計上は営業赤字に直結する、すなわち前回とりあげた「財務制限条項」

に抵触するのでおそらく監査法人と存亡を掛けた激しい攻防があった

であろう。

したがってこの計上で2年連続営業赤字となり金融機関が動いた

という流れではないかと前回の補足としたい。

 

 

内部の人間ではないので詳細はわからないが山東グループと同社の関係

は有価証券報告書では良好と謳っていたものの、財務諸表を見る限り

実際は数年前からかなり揺さぶられていたように見受けられた。

 

以上はあくまでも個人的な見解である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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First is money

2019-11-03 23:30:00 | ビジネス
世の中はいつからかスピード

を求め出したのか。

交通機関が発達し国内は

日帰りが可能になった。

リニアが出来るとますます日本は

縮まる。

通信速度はどんどん早くなって

いる。5Gビジネスにはもはや

ついていけないのか(・・;)

スーパーは仕入先に対して

リード1で納期の短縮を求める。

ファーストフード店では大して

待ってもいないのに「お待たせ

しました。」と言われる。

早い>遅い

First >Slow

これが当たり前になった。

仕事もそうだ。早期化や効率化を

図ることは重要で管理部門では

常にミッションの一つである。



スピードとは人の進化なので

あろうか。利便性を向上させ

サービスを提供する。消費者

はその利便性に対して対価を

支払う。まさに時は金なり。

一方でスピード求めるあまりに

失っていくものも中にはある

だろう。忙しい世の中だ。


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