茨城窃盗犯逃走事件 その２

取調べ中に逃走して指名手配中の容疑者が、睡眠薬を取り調べの警察官のお茶に入れたのではないかという事件の続報です。

まず元の事件の記事は↓
水戸署から窃盗犯が逃走 - MSN産経ニュース

取調官から睡眠薬検出　窃盗未遂容疑者逃走事件　水戸 - MSN産経ニュース

逃走しているのは那珂市杉、無職、柘植（つげ）直人容疑者（２４）。２４日夕、取り調べ中に巡査長が居眠りしたすきに、同署２階にある取調室の窓の鉄格子を１本外し、逃走したとみられている。 　同署によると、逃走発覚直後に巡査長の尿を検査したところ、睡眠薬に含まれる「トリアゾラム」が検出された。巡査長は「急に眠くなった」と話しているという。

鉄格子を一本外しとなっていますが、簡単に外れるのでしょうか？

そして新たにわかったのが以下の記事に書かれた睡眠薬が他の留置人のものだったということです。

別の留置人の睡眠薬を混入？　茨城の逃走容疑者 - MSN産経ニュース

居眠りをした巡査長（３０）のお茶から検出された睡眠薬の成分が、同署に留置されている別の留置人に処方された睡眠薬と同じだったことが２６日、県警への取材で分かった。 　水戸署は、柘植容疑者が睡眠薬を巡査長のお茶に入れた可能性があるとみている。別の留置人は、許可を得て医師に睡眠薬を処方してもらっていたが、柘植容疑者とこの留置人が直接接触する機会はなく、同署は睡眠薬の入手の経緯について調べている。

これじゃ、スパイ大作戦じゃありませんか。スパイ大作戦なら別な留置人もグルということになりますが…。

それにしても鉄格子を外したというのが気になります。

ベスト電器DM不正事件 その４ 牧議員関係

「郵便不正で捜索の福祉組織　民主・牧議員、競合側“追及”」：イザ！

牧議員は昨年５月２３日、衆院経済産業委員会で質問。３つの障害者団体が低料第三種郵便物制度の承認を受けて発行した定期刊行物に同封されたアダルトグッズや水晶玉などの通信販売の広告パンフレットを示しながら、「低料第三種郵便物に目をつけた業者による悪徳商法の温床になっている」と指摘した。

これを受けて郵便事業会社は調査を実施。この３団体はその後、定期刊行物の廃刊に追い込まれたが、白山会は昨年末まで定期刊行物を発行していた。 　関係者によると、廃刊に追い込まれた３団体は、兵庫県尼崎市の広告代理店と提携して制度を悪用。大阪地検特捜部が郵便法違反容疑で社長らを逮捕、起訴した大阪市西区の広告代理店「新生企業」（現・伸正）や同社の提携先だった白山会とライバル関係にあったという。

この問題の追及は進んでいるのでしょうか。政治家が国会を動かして、ライバル会社を追い落としたというわけですから、これは大きな問題です。今回の事件が福祉とか障害者とかの名前を名乗る団体が関係していることに憤りを感じますね。しかもその中で、あくどい追い落としの競争があったわけですから…。

マルチ商法問題といい、郵便不正といい民主党からはどうも「正義」というものが感じられないですね。もちろん西松建設問題も。

取調べ中に警察官のお茶に睡眠薬を投入！？

水戸署逃走　巡査長コップに睡眠薬：茨城新聞ニュース

水戸署に窃盗未遂容疑で逮捕された那珂市杉、無職、柘植直人容疑者(24)が取り調べ中に逃走した事件で、同署は２５日、居眠りをした男性巡査長(30)の尿とコップから睡眠薬に含まれる成分が検出されたと明らかにした。また、同署は柘植容疑者の逃走を助けたとして同日、犯人隠避の疑いで知人の男二人を逮捕。柘植容疑者は２４日夜、ひたちなか市の大型商業施設の駐車場まで逃げたことが分かっている。同署は逃走容疑で柘植容疑者の逮捕状を取り、指名手配し行方を追っている。

取調べ中に容疑者を取り逃がした警察官のコップの中から「ハルシオン」と同等の成分が検出されたようです。

ということは、容疑者が隠し持っていた睡眠薬を隙をみてお茶に混ぜたということになります。

そして、知り合いのいるガソリンスタンドまでタクシーで逃走、そこで逃走資金2万円！（これは少なすぎですね。当座の資金なのでしょうか、その後にお金をどこからか引き出していますね、きっと）を調達。別な知人の着ていた服と交換、その知人に郊外の商業施設までクルマで送らせ、いまだ逃走中。

なんかハリウッド映画のような展開です。大型商業施設には誰が待っていたのでしょうね。

窃盗未遂でここまでやるからには、何か相当ヤバイのでしょうね。

その後を追いかけてみます。