逃げる外資は無頓着!? 皇居横のAIGビル売却 | エキサイトニュース
日刊サイゾーの記事ですが、運用部門の社員のプライドといいますが、そこが引き起こした金融危機でしょう。今回の危機を見ていると売らなければならないのは当然。無頓着なんじゃないでしょう。
以下を参考に。この証言もだいぶ批判されています。泥棒に追い銭とはこのことです。
AIG:2009プレスリリース:米下院金融委員会でのエドワード・リディ氏の証言について
「錦糸町に本社が移ると聞いたときは、大半の社員が『成田よりはマシだ』と許容したが、運用部門の社員だけは、『(都心ではない)あんな場所では働けない!』と強い態度で反対した。運用部門は金融機関の中でもエリート意識が強く、勤務地によっては人が集まらないということもある。しかたがないので、運用部門だけは丸の内に残した」(前出の元社員) つまり今のAIGの危機は、社員のプライドなど気にしていられないほどに悪化していることにもなろう。 |
日刊サイゾーの記事ですが、運用部門の社員のプライドといいますが、そこが引き起こした金融危機でしょう。今回の危機を見ていると売らなければならないのは当然。無頓着なんじゃないでしょう。
以下を参考に。この証言もだいぶ批判されています。泥棒に追い銭とはこのことです。
AIG:2009プレスリリース:米下院金融委員会でのエドワード・リディ氏の証言について
ここ数日間、米国民の皆さんの怒りを買っているAIGの状況について、率直にお話しさせてください。 私は、AIGが多大な政府支援を受けているということを、誰よりもよくわかっています。実際、私たちは、私たちが受けた公的資金をうまく管理しなければならないというだけでなく、米国納税者の皆さんの我慢も限界に近づいているということも認識しています。 報酬問題の件では、皆さんの我慢が極限に達しています。私自身としては、私たちの事業環境、そしてより節度のある報酬システムを求める大統領の要請の両方について、留意しています。 ・・・ 過度なリスクの発生を避けるため、AIGは、適切な人材を確保するための報酬システムに基づき、社員への残留手当てを実施しました。この支払いは、多くの AIGの問題の原因となったAIGフィナンシャル・プロダクツ社の社員に対して行われました。米国民の皆さんはこう尋ねます。「なぜ、この人たちに支払ったのか?」 私の回答はこの通りです。私は、このビジネスの制御不能な崩壊を避けようとしています。米国納税者の皆さんに対する迅速、かつ完全な返済へ向け、AIGの支払い能力を改善するには、これしか方法がなかったのです。また、これが、米国政府がそれを回避するために支援を実施した、経済におけるシステミック・ショックを避けるための唯一の方法だったのです。 もし私が当時CEOであったら、間違いなく、一年前に設定された残留特別手当に関する契約を承認することはなかったでしょう。このような支払いをすることは非常に不愉快です。しかし、私たちは会社へのリスク、すなわち財政システムと経済に対するリスクが極めて高いと結論づけたのです。 |