引力について

師走に入り今年も残り少なくなってまいりました。
年内のセッションの受付は終了させていただきました。今年は私事で多忙のためセッションを承れないことが多くありました。
来年はまた少しずつ行っていけたらと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

さて、最近のセッションを通していくつか感じていたことがありました。
以前のblogにも何回か記事にしたことがありましたが、恋愛における引力についてです。

特に深いご縁のソウルメイトとの間に起こりやすいパターンとして、出逢ってすぐは強い磁力で引き付けられ、運命の相手、ツインレイやツインソウルがもしれないと、気づきお互いの関係性が一気に深まったと感じた矢先、どちらか、もしくは両方の気持ちが不安定になり、相手から逃げる、避けるような感覚になり、元の環境の中に戻ってしまうというパターンです。
その環境が一人の場合ならまだしも、元のパートナー独身であれば元彼、元彼女、既婚者の場合は夫婦関係を選ばれる場合が多いです。
あれだけ運命の相手と感じた人が何故、簡単に逃げて元の環境に留まるのか、わからずに混乱してしまわれる方にもたくさん出会いました。

ここで私たちが気づかないといけないことがたくさんありますが、その１つは嫌いになって逃げたのではなく、引力に引っ張られてしまうという法則です。

ではこの引力とはなんでしょうか?出逢った当初に感じた磁力よりもっと強い力です。

私たちのインナーチャイルドが恋をする相手は、傷ついたインナーが癒される相手だと言われています。それは一見無条件の愛を与えてくれる相手だと思われるかもしれませんが、そこにたどり着くまでに、越えないといけないハードルがいくつかあるようです。

これまでのセッションを通じて、感じた事は、私たちのインナーチャイルドは傷ついた、すなわち傷を与えられたと感じている、父か母のどちらかに極めて似た、それを最も投影しやすい異性に強烈な引力で引き付けられてしまうようです。大人の私たちから見たら、大嫌いと感じる相手であったとしても、インナーは傷つけられた相手にそっくりなエネルギーの人とやり直せる事ができ、自分が理解され癒される事ができることに大きな価値をおいて、それを求めてエネルギーを注いでしまうのです。

これは以前のblogにも記載しましたが、大きな勘違いです。インナーの本当の願いは誰か、他者に愛される事ではなく、自分に愛される事でしか癒されないのです。インナーの思い込みによって私たちは本当の相手、つまり運命の相手が目の前に現れたとしても、そこから逃げてしまうのです。 そして、私たちは延々とその強烈な引力に引っ張られて両親から受け取れなかったと感じている優しさや理解をその元の相手から受け取れるまでコントロールドラマを繰り返してしまいます。
そこから抜ける為には自立が必要です。


ツインソウルのテーマの１つは精神的自立であるように感じますが、両親との関係性の中で与えられなかった、欲しいけれども受け取れなかった感覚を投影してる相手に求めるのではなく、自分が自分にそれを与えてあげる事を繰り返していく事ができるようになれば、その強烈な引力に引っ張られていくことがなくなっていくのではないかと思います。

無条件の愛のエネルギーの強い心優しい方がツインソウルに出逢った時にお相手に逃げられて、本当に苦しんでしまわれるケースをよく見てきました。どうかご自分に魅力がないからだとか、自己を責めるのをやめていただけたらと思います。この強烈な引力は手強いからです。お相手が今、その引力に引っ張られてしばらく旅をしているのだと、いづれ疲れはてて、戻ってきた時の事をイメージして、ゆったりとお過ごしいただけたらと願います。

新しい次元の扉

私たちがツインソウルとの出会いの中で味わう様々な感情や問題について、どうすればそれが解決するだろうかというご相談をよく承ります。

とてもシンプルな答えになってしまうのですが、問題を創り出した次元では悩みは解決できないのです。
問題を創り出した次元で、私たちは一生懸命問題と格闘します。けれども、すっきりするどころか、どんどん深みにはまりこんで、苦しみもがいてしまいます。

問題と見えているものは、創りだした次元においては手強い怪獣のように感じるかも知れませんし、問題そのものに脅かされたりどんどん膨らんでいくように感じられるかもしれません。
私たちはツインソウルとの出会いを、アセンションの為の出会いであり、アセンションパートナーであると言ったりしてきました。
アセンションとは、意識の変化、周波数の変換などを伴います。
ツインとの出会いは、その大きなチャンスであり、新しい次元の扉が開かれる時でもあります。


問題を創った次元では問題は解決しないのであるなら自分の周波数を上げるしかありません。周波数という言葉が難しいのであれば、認識力、物の見方や視点を点検してみることから始められたらよいと思います。
気づいてないだけで、ほとんどの場合、問題を創り出した次元に長年留まっているはずです。人を変え、環境を変え、けれども同じ問題をまた創りだしてしまうのです。 パターンはいくつもありません、ほとんど同じパターンです。

そろそろ私たちは、もうその連鎖から抜け出して新しい次元に移行したいものです。飽きるまでやったならもう充分に味わわれたと思います。

新しい次元に移行する事を意図して、自分に宣言してみてください。しばらくしたら、エネルギーが動き出すので、何が本当に自分を苦しめ、縛り付けていたのか、一番引っかかってきたことは何かを見せられ気づかされる体験がやってきます。そこで勇気を出して、現実と対立しないでしっかり向き合って、今の自分をあらゆる側面から観察した上で、自分に課していた制限を外して、これまでとは違う選択をしたり、視野を広げていけば必ずこれまで問題と感じてきた事が、既に問題でなくなっている次元に存在することに気づかれると思います。

平行して、ツインとの関係性にも変化が起きたり、環境も変わっていくでしょう。その流れを是非楽しんでください。

ツインレイの光と闇12

ツインとの関係性においてインナーチャイルドとの間に不思議な三角関係が生じる事に気づいた時に、これまでのたくさんの謎が解けてきた感覚がありました。
若い頃の話しになりますが、私自身も大好きだと感じた人との関係性では最初はとてもうまくいくのだけれど、必ず途中から何らかの障害が生まれたり、関係性がスムーズにいかないという体験を繰り返していました。本当に心から好きになった人と途中から関係性がうまくいかない体験は、自分のパターンなのだろうか?
何が原因でこのような体験ばかりを繰り返してしまうのか、その理由がわからないままに、ただただ苦しみを抱えていました。

もう少し早く、インナーチャイルドの事を知っていたら、こんな苦しみをたくさん味わう事はなかったのかも知れないと今では感じています。

インナーチャイルドについて様々な事を学び、インナーに意識を向けるようになってから、だんだんと体験のパターンが変化してくるようになりました。それは男女関係だけでなくあらゆる人間関係の中で味わう感情の質が変化してきました。

インナーチャイルドに意識を向けるまでの自分は、人から拒絶されたり、仲間はずれにされることがとても怖くて、見捨てられるような感覚を味わうぐらいなら、例え我慢したり妥協してでもその体験を回避したい思いが強かったように思います。インナーを自分が見捨てているのに、他者から見捨てられたくないと感じていた事に気づいた時には愕然としました。

愛されたい、注意を向けてほしい、かまってほしい、自分の感情を理解してほしい、わきあがってくる感覚は、きっとインナーが私に向けて発していたメッセージだったのだと思います。
ツインとの関わりの中では特に上に記載したような感覚が繰り返しやってくると思います。その時に、相手をハイアーパワーにしてしまうと、ますます関係性はうまくいかなくなります。このような感覚が強くなってどうしようもなくなった時には、インナーに意識を向けてその声を聞いてあげてください。

特別な事をやらなくても、自分の内に愛を求めている小さな自分がいて、その自分が今の私に助けを求めているのだという事を思い出してください。

あなたがあなたの相手に愛を求めているのと同じようにです。

私たちは自分が自分に与える以上のものを受けとることはなかなかできないという宇宙の法則があります。
相手から何かを受けとりたいのであれば、まず自分が自分に対して相手から欲しいエネルギーを充分に与えてあげることだと思います。それで自分が満たされた時に初めて、欲しかったエネルギーが周りから自然に与えられるように変化していきます。

このゴールデンルールさえ忘れなければ人間関係は大丈夫です。

ツインレイの光と闇11

最近のセッションを通して幾つか感じた事がありました。
以前、潜在意識の話をさせていただいた時に、潜在意識の1番の願いは、他者から愛されることではなく、自分に愛される事ではないかと記載しました。

潜在意識の仕組み、働きはたくさんあります。
そもそも、表面意識3パーセントの私たちには計り知れないような様々な働きがあると思われます。

潜在意識の中には全ての記憶が存在すると言われておりますし、時間の概念も表面意識とは全く異なるようです。

今日のお話はその中でもインナーチャイルド、さらに生まれたての私たちの赤ちゃんのような意識が何を望んでいるかですが、これも明確に、親である私たちから注意を向けられ大切に会いされる事であるようです。

赤ちゃんが、もし親から世話をしてもらえなかったとしたらすぐに死んでしまいます。愛情を向けてもらえない赤ちゃんは泣き叫び愛情を求めようとします。赤ちゃんはそれしか望んでいません。赤ちゃんが周りから愛情を与えられ、世話をされて満たされたなら、赤ちゃんは幸せでニコニコして、安らかな気持ちになります。

私たちの潜在意識の中にはこのような赤ちゃんみたいな意識があります。普段私たちは、この赤ちゃんみたいなひたすら自分に対して愛を求める存在がエネルギーとしてあることすら知らないのではないでしょうか。

インナーチャイルドが、意識を親である私たちから向けられないとしたら、どのようになってしまうのかですが、この場合、エネルギーが枯渇して元気がなくなってしまいます。

1番の問題点は、私たちがインナーに意識を向けて大切にする事を忘れてほかに意識を向ける事ばかりに専念してしまうと、インナーはどうやら私たちが意識を向けてる相手との関係や状況を破壊しようと働いてしまうようです。

よく、ツインのご相談の時に伺うのですが、ありえないような事件が起きて、ツインとの関係性がうまくいかなくなってしまうようなケースが増えています。第三者に邪魔をされたり、気持ちがいきなり撹乱させられたりした方も多いのではないでしょうか？

このほとんどのケースにインナーと私たちの関係が関与していると思われます。

インナーが癒されたら私たちにとっては強力な味方になってくれます。反対にインナーが傷ついてしまったら、敵のようになって思いがけないイベントを創り出してしまうのです。

インナーとどのように仲良くしたら良いのかについては、最近のセッションでいろいろとお伝えしています。
またブログにも記載していきますね。

ツインレイの光と闇10

私たちの人生の流れがスムーズでシンクロが増え、波にうまく乗っていると感じる時、私たちは自分をとりまく世界や今との関係性の中でエネルギーがうまく循環している状態の中にいます。しかし、そうではなく、やること全てがうまく流れなくて目の前に大きな越えれない壁があるように感じてしまったり、ワクワク感覚を忘れしまったりした場合は、一度、自分が今と対立していないか、現実から逃避していないかをチエックしてみるのがお勧めです。

今と対立するというのは、簡単に言えば、今の目の前の状況に抵抗が強く受け入れれないという状態の事をいいます。

例えば、私の所にはツイン関連のご相談がもちろん一番多いのですが、うまく関係性が流れなくなると、その現実を皆、受け入れれなくなってしまい、もがき苦しみ、なんとかそれから逃れようとしてしまいます。その苦しみの感覚が、今あるとしたら、その今と自分が対立している限り その苦しみから抜け出す事が難しくなります。以前にも記載しましたが、抵抗すればする程、磁石のように引き付けてしまうからです。対立のエネルギーも磁石を強化します。

こんな時は、対立している感情や感覚に対してまづ、心の中で謝りましょう。その感情や感覚は、気づいて欲しくて来てくれたわけですから、まづは歓迎して、一度はそのエネルギーの中に入り、充分に味わい尽くしてみてください。感情は感じきったら必ず違う感情に変化していきます。もし、感情が消えなくてずっと同じようにやってくる場合は、感じきる事がまだできていないようです。それができるのに時間がかかるかもしれませんが、逃げないのが、今と対立しないと言うことだと思います。

海に潜るように、ダイビングする気分で、今の感覚にダイビングしたら、きっと底には光が射していると思います。

ツインとの浄化はその海の底を一人でダイビングするイメージです。

私たちの目の前に起きている問題は、そのダイビングした底にある美しい光の世界を見せてくれるきっかけになるのだと思うと、何だか問題も悪くないかも知れませんね。

今と仲良くすると、どんどん不思議な事が自然に起きてきます。それを是非体感してみてください。