ブルーローズの原点

ヒーリングスペースブルーローズは今年で五年目になります。よくきっかけを聞かれるのですが、誕生秘話があります(笑)

今のお仕事はボランティアの時代も入れたら25年以上になります。
恋愛サイトを立ち上げたいとおもったのは多分、今日も話していましたが、自分自身が恋愛につまづいて人一倍苦しんできたからだろうと思います。不器用で一途で、諦めも悪かった私は、どうすれば恋愛がうまくいくか、随分頭を悩ませていた時期がありました。結婚してからも、心が全く通わないのを相手のせいにして、何とか相手を変えたいとばかり躍起になっていた時期がありました。

ある時、気づいた事は、私がハートを開いてなかったという単純なことでした。心に塀をつくり、塀の上から相手を見てなんとか繋がろうとしていた事に気づいてしまったのです！

お伝えしている恋愛法則にもありますが、相手が示している距離感は、必ず自分が作り出している距離感です。ご縁がある人であれば、自分の相手に対する距離感が近くなり塀がなくなれば、どんどん親密になっていけます。

塀を作り出している事には私も全く気づきませんでした。自分の願いが叶わないのが不思議でなりませんでした。
透明に見える塀が取り払われた時に、ハートが開かれた瞬間がわかりました。それは自分に対しても、相手に対してもです。

ハートを開くと聞くと何だかとても温かな優しいイメージがあると思われるのですが、私にとってはそこに至るまでの時間はとても苦しく、自分自身が身ぐるみ剥がれるようなたくさんの痛みがありました。
自尊心やプライドが傷ついたり、逃げたしたくなるような体験でしたが、本当にその中で体感した感覚は今でもはっきり覚えています。抽象的な愛という言葉のエネルギーが全身で感じられたのに驚きました。ブルーローズの原点はハートを開くことの素晴らしさを伝えたいということなのかもしれません。