サイレントについてお話をさせていただく前に、私たちの感情、意識の仕組みについて、知ることが大事です。
感情の層に一次感情、二次感情、三次感情というものがあるとします。
私たちが「こうなったらいいなぁ」という感情は、三次感情と言われる層です。
一次感情については、潜在意識のことを詳しく理解されていらっしゃる方は、インナーチャイルドという意識ということで、認識されるかもしれません。インナーチャイルドの中でも抑圧してきた、傷ついた意識が、一次感情の中核意識になります。
二次感情というのが実は1番認識されにくい意識で、傷ついた一次感情を守るために創った、別人格のような意識になります。
サイレントになった人は、三次感情として、「サイレントが解除されて、また親密な関係を持ちたい」と願いますが、なかなかスムーズにその願いは叶いません。
誰かに、相手の気持ちをリーディングしてもらったり、相手が、こうだから、こう変わってくれたらとばかり日々願うのですが、状況が一向に変わらないとおっしゃる場合がとても多いです。
何故、一生懸命願うのに叶わないのでしょうか?
引き寄せの法則とか、いろいろ学んでみても、相手が変わらない、つまり、望ましい状況を引き寄せれないのは何故なんでしょうか?
私たちの目の前の状況は、自分の内面意識が、映し出されたものであるという事はご存知だと思います。
自分の内面意識が、サイレントの終焉を本当に望んでいるのであれば、ほとんどの場合、その状況が映し出されるはずです。
願いが叶わない=実は望んでないということになりますね!
サイレントが解除されない事を望んでいない意識とは何でしょうか?
ここで、先程お伝えした、一次感情と二次感情、三次感情との間で起こるバトル、つまり自分の内面意識の矛盾を認識することが大切になってきます。
次回、具体例をいくつかあげていきます。