大切だと思う人に、今日素直に、本当に感じていることを伝えてみませんか!
大切だと思う人は、今日伝えておかないと、明日はこの世界にもういないかもしれません。
この地上での命は限りがあります。
本当に感じていることを、素直に伝えることは簡単なようで一番難しいのかもしれません。
気恥ずかしかったり、伝えたところで、受け取ってもらえないんじゃないと不安になったり、また、そもそも、本当に感じていることが自分でもわからないかもしれません。
感情はバケツのようになっていて、底に、本当に伝えたいことが、ある場合が多いです。怒りの底に悲しみがあったり絶望があったり、愛しさがあったり。
セッションの際にも、よく、「明日はないかもしれませんから、伝えたい言葉があるなら、後悔ないように伝えるようにしてください」とお話しさせていただいています。
伝えたお相手が、その時、どう受け取られるか、どんな反応をされるかはその方の自由です。そのタイミングでは、私たちにとって期待しているようなリアクションはないかもしれません。また、あるいは、無視されたりすることもあるかもしれません。
でも、その時、伝えたメッセージは、その方の心には、必ず残ります。
それが、時を経て、そのお相手の人生にとって、大きな心の癒しや支えになる場合もあるでしょう。
これは私の体験になります。
かなり昔、心理学のワークをした時に、「これまでの人生で、伝えたかった事を伝えれてないまま、離れてしまった人はいませんか?」
とカウンセラーから問われ、ある人が浮かびました。
その話をカウンセラーにした時、もし、その人に連絡ができるなら、本当に伝えたかった事を伝えてみてくださいとアドバイスをいただきました。
とてもとても、勇気がいる事でしたが、思いきって手紙を書きました。
お相手からは、1ヶ月ぐらい後にありがたいことにお返事をいただきました。返事がいただけるとは思っていなかったのでとても嬉しかったです。
その手紙には、「その当時の気持ちを正直に話してくれて本当に嬉しく救われた。ありがとう。ずっと気になっていた、、」という温かい言葉でした。
それきり、その方とは、連絡をとってはいませんが、本当に生きている間に、感謝の気持ちを伝えれてよかったと思っています。
限りある命です。後悔や思い残しがないように、生きていきたいものですね。