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回避依存症の深層心理

2020-09-28 10:11:00 | 回避依存性

自分のパートナーが、回避依存症ではないかとご相談を受けることがよくあります。

回避依存症とは、親密な関係を無意識に避けようとすること。いくつかの特徴があります。

一緒にいる時は、とても楽しい、でも離れた瞬間に相手は不安定になったり、よそよそしくなったり、無視をしたりする。でも電話をしたり、次に会ったら普通。これで大丈夫かなぁと思うと、またその日離れたら冷たい態度。

このように目の前にいる時と、離れた時の態度が全く違う場合、私たちは混乱します。それで、それを相手にぶつけると相手がとても不機嫌になったり、さらに冷たい態度をとられてしまう。

その時、相手の中では何が起きているのでしょうか?

回避依存症、親密な関係を避けようとする人のマインドの中は、ただ一つといってもよいぐらいシンプルです。

「好きな人から見捨てられたくない」

見捨てられるぐらいなら、近づかないし、みじめな思いはしたくないという感覚です。これはほとんど無意識なので、本人は気づいてない場合がほとんどです。

私たちが一番回避したい感情は、みじめさを感じる事だと聞いたことがあります。では、なぜみじめさを回避したいのかというと、みじめな感覚を人生のどこかで強く感じた記憶があるからです。それは、幼い時かもしれないし、もっと成長してからかもしれません。
その時に、「こんな感情はもう味わいたくない」と強く誓ったからでしょう。その感情を味わうことを回避することが、自分を守ることになると思っているのが、回避依存の人の深層心理になります。

自分を守ろうとしているのに、その牙城を壊されるような感覚になって、無意識にシャッターを下ろしてしまっている人に、むやみに近づくと、逆効果しか生まれません。

まづは、相手の心理を理解して、自分を守ろうとしているんだなというところを受け入れてあげることが大事だと思います。


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