介護の現場は離職率が高い。さらに最近では景気が好転し、各企業が求人を出していることから、3K職場の福祉には自然と人が集まらない。
逆に市内どこの施設も人がやめていく現状にあり、ここの施設の人が辞めて、そのままやっぱり人手不足のあそこの施設にみたいな話は結構ある。
ある法人は昨年20人以上もやめてしまったそうだから、介護職員の争奪戦は熾烈だ。
契約職員であれば、募集用件を満たした人だったらすぐに入社できるだろう。ただし、決して待遇がよいとは言い難い。仕事は正職員とほとんど同じ。
それにしても、私がいた以前の係がピンチだ。
制度改正に介護支援システムの変更。そして、人事異動と全てが一気に変わってしまい重圧はかなりのものになっていたと思う。
さらに職員の療養休暇と。変更に変更が重なりさらに人がいない。
そして、内部で人を回そうにも求人出しても人が集まらない。つまり回した穴を補充できないんだから補充もままならない。
それにしても人が次々とやめていくのは業界の常識と片付けて良いのだろうか。
育成がおっつかないし、もったいない。なんかがおかしいんだ。
何かが原因で報われない気持ちを感じ、疲弊していく職員。
燃え尽きということなのだろうか。
まじめな人、完ぺき主義者は特に燃え尽きやすい傾向にある。
人が人を支える仕事は常にモヤモヤ感が抜けない状況にある。
人の気持ちなんか、こういうものだと言い切れるものじゃない。複雑だ。
「はい」と言う利用者の言葉の裏には100の感情が折り重なっていることがあるかもしれない。そんなことを考えていると胸が苦しくなって過呼吸になりそうだ。
深くメスを入れていかないとならない問題だ。
働き甲斐をもって勤められる職場に何とかかえていかなければ・・・・
そういえば、久々にジャイアンツ負けました。2-8の大差の負け。
それにしてもヤクルト木田はあいかわらず球速があった。ややスリクォーターの投球。
まだまだ3~4年やれるだろう。