金を失う道 更新記録&雑記帳

 拙HP「金を失う道」の更新内容です。

給水口

2008年07月17日 00時41分03秒 | 16番 車両
 まとまった時間がとれず、孔一つ開ける、パテを塗る、整形する、といった一つ一つの作業をこなすのに、それぞれ1日ずつかかってしまいます。
 それでも塵積で、少~しずつではありますが、進むことは進んではおります。

 前回に引き続いて給水口らしき表現です。
 紙で作ったカップを車体へ埋め込み、瞬間接着剤を多めに流し込んで固着します。 そして接着剤の硬化後に、写真のルータービットでカップ内を整形します。


 整形中。


 ところで、この整形中になぜか違和感を感じました。 なんと車両ごとに給水口の位置が全然違います。
 写真はキロとキシの比較です。


 実は、1両の中でも両面で違っています。 これは大衆ブラス所以のことなのでしょうか?
 運転席まわりなど、他のディテールを観察していると粗いのは粗いのですが、katoの現製品と比べてそれほど遜色がでるほどのことはありません。 30数年前の製品とは思えないほどです。
 だから、単に大衆ブラスだから・・・というのは当たらないかも知れません。
 だとすると、実車の給水口がそういう配置になっていたのでしょうか?
 疑問です。

 いずれにしても、孔を開け、カップを埋め込んでしまっているのでこのまま行きます。

 カップ内の整形が終わったところで、もう一度、カップ内にパテを流し込んでカップの外周縁までパテが盛り上がるようにします。


 パテが硬化した後、更にルータービットでカップ内のパテを掘り出してから、カップの外周縁に盛り上がったパテを削り取り、ボディと面一になるように馴染ませました。
 ある程度、予測していたことではありますが、塗装を傷つけてしまいました。 なんとボディまで傷つけて金属肌が露出してしまっています。

 ボディの塗装はしない予定だったのですが。 塗装が避けられない状況になってきました。 んーーー。 正面のひげ、どうしよう。。。


 取り敢えず、整形の終わったカップ内に1mmのビニル線を埋め込んで、これで給水栓らしきものを表現してみました。


 ボディのクリーム色と完全一致するような缶スプレーが市販品で見つかるとよいのですが、国鉄・特急色用という缶スプレーの色は、ちょっと明るいので色が合いません。
 そのため、もし塗り直しとなれば全塗装が必要になってしまいます。

 んーーー  悩みます。  問題はやはり正面のひげです。 どうしよう。。。