友人セレナと彼女の旦那ニコの1人娘、、、ミラは6歳。
1人娘に注がれる夫婦の愛と経済力は上限が無い。
土曜日は水泳教室。
日本と違ってイギリスの水泳教室は30分、、、、これはミラがまだ6歳だから?!?!
自転車で通勤する旦那さんニコ。土曜日も授業はある。授業を終えて戻ってきて、すぐにミラを水泳教室に連れて行くのも彼の仕事。
セレナ、ビーと私はのんびり用意をして海岸を目指した。
土曜日も気持ち良い晴れ日。
長い砂浜海岸を三人でゆったり歩いた。
ビーと話すようになって私はまだ日が浅い。
セレナとビーが話す特に家族の話しは、会話の中に出てくる人々や状況がよくわからないままだった。。。
こういう時は、、、、
わかったふり、、、、、
「 えーーー! 」
「 おーーーー!」
あいづちだけは適当に打ち、、、、
途中では一緒に歩いただけでもう話しは頭の中を素通り。。。。
ニコから連絡が入り、水泳教室が終わったから合流出来ると。
ビーチにあるオシャレなレストランにみんなで入る。ピザを2枚だけ注文しみんなでシェア。昨日まで普通に小学校に行き、土曜日は午前中に水泳教室。。。明らかにミラはお疲れモード。機嫌が悪くなる直前をキープ。セレナとニコの間で身体をクネクネ。その都度、セレナもニコもミラを抱きしめていた。日本ではこんなに子供にべったりはしないよなあ、、、子供6歳だしなあ、、、自然に子供を抱きしめる行為、、、やっぱりこういうのって、、、、外国だよなあ、、、うーーん、、、メタボってこんなお父さんだっけ?!?!外人だからと一括りはできない。。。
さて、、、今度は会話にニコが入る。
大学の助教授であるニコ。話し始めるトピックはだいたいレベルが高い。
イタリア人アクセントの英語なのだが、言葉は途切れる事なく、、、、
私はただただ、、、、何を言っているのかと集中するのみ。
自分の意見を言える余裕はゼロ。静かな私は透明人間。そういう私にチェック入れているミラ。。。。
家に一旦戻り、セレナは借りている農地を見せてくれた。車で10分強。
バースに住んでいた時も農地を借りて家庭菜園に力を入れていたセレナ。セレナとビーが知り合ったのも家庭菜園が縁。
バースで借りていた農地が近かったらしい。
家庭菜園、、、土を触る。自然を感じる。植物を育てる。。。。絶対に面白いとは思うのだが、私だったら天気の悪い日にでも運転してここにやって来られるだろうか???絶対、、、無理、、、、自分の怠け者性格が全てを引き下げているんだな、、、、反省ばかり。
セレナの借りている農地は私の無知な想像より広くびっくり。
そこにはあらゆるハーブやら、野菜、バラの苗も綺麗に並び、園芸グッズで幾つかの苗は守られて、セレナの家庭菜園への真剣さがよくわかった。時々はミラも一緒に畑仕事をするそうで、、、セレナ達がバースを後にしたのは、ニコの仕事がボーンマスに決まったからなのだが、こちらでの生活はミラ中心に安定していて、頼もしかった。外国人であるイタリア人のニコがイギリスの大学で働き、イギリス人のメタボは母国の大学の仕事にありつけず。それだけニコの望みが熱かったのか???メタボはニコほど自分の生活拠点を全部取り替えるという変化は望んではいなかったのか?!?!?!
ボーンマスの彼らの借りている家が大きくて本当に感動。
その家はお墓の前ではあるのだが、、、お墓のじっとりするような感じはゼロ。夜は静かーーー
バースではこんな大きな家、、、、無くはないが、一般的だとは言えないよな。
セレナ達の住む地域はボーンマスの中でも良い地域なのであろうが、、、ミラの誕生で生活の形がどんどん大きく膨らんでいるのはよく分かる。2人が夫婦としてカップルとしてその時間を本当に大切にしているのがよくわかる。