独身生活 ５

本日は早起きして、朝8時39分というバスをつかまえるために実家を出た。
バス停まで母は送りに来てくれたが、、、

わたしはこうやって　”　またね！元気でね！　”　といって手を振るのが大嫌いである。




母がとても悲しそうな顔をするから。


わたしは子供の頃から、田舎生活が大嫌いで都会にあこがれ、偶然に東京の学校に合格してからは東京から離れることなく、お金がたまったら実家に顔を出すことなく、海外旅行をしていた親不幸娘であったが、、、、


実家にほとんど帰らなかった理由として、実はこの、、、、

実家を再度でるときに交わす悲しすぎる挨拶が大嫌いだったからが一番かもしれない。。。


母は本当に悲しそうな顔をするのだ。
多分、あのあと泣きながら家までとぼとぼ歩いているに違いない。
こちらとしても、そういう姿を見るのがつらしし、想像するのも悲しい。。。

今回の単独帰省。

最初は父が出血多量で入院という事態に、それでも旦那が旅行決行決定させたことにとても頭にきていたのだが、、、、最終的には、彼が娘つきで出かけてくれたため、わたしは両親と3人でずっとのんびりペースですごせたわけで、、、、

そのために最終的にはとてもハナマルな時間をすごせた、、、、

（ちょっぴり悔しいけど、、、）旦那に感謝、、、ということか、、、、




昨晩、母の友人から電話あり。
母はわたしが今、一人でこちらに来ていると嬉しそうに語っていた。
電話の向こうのおばさんが、運転手が来てくれてよかったね！みたいなことでも言ったのか？？？　母は、、、、



”　なんの、なんの、、、、ペーパードライヤーだからねえ、、、、あはは、、、”


この発言で会話が平和に続いたのかどうかは？？？？

あたしは、ペーパードライヤーか、、、、、

一体、ペーパードライヤーって何じゃい？？？？



今となっては、父母の気持ちがなおさらよくわかる。。。。

不思議な単独帰省はこれで終了。
今夜は東京なり。