knock knock

押し出されてイギリス生活開始。外人の旦那と娘と戦いながら、、、独り言発していhます。。。BGMは!CNBLUE。

火垂るの墓

2013-10-11 10:08:22 | 映画
娘の誕生日プレゼントとして日本の映画のDVDを購入。
「 もののけ姫 」
「 火垂るの墓 」

娘、、、12歳にしてジブリにはまり。
あたしも40代後半で、「 トトロ 」を見て泣いた。
最後、お母さんが死なないところがよろしい。
猫バスで、主人公二人が無事にお母さんと会えるところがよろしい。

「 もののけ姫 」のDVDを手にとってニッコリする娘も、、、「 火垂るの墓 」は何でーーー??!!

あははーーーー
「火垂るの墓 」は、私が見たかった。。。。映画を見て娘が泣くところを見たかった。。。。。。



が、、、映画は私も泣くことはなく。
娘は足を抱え込みずっと体操座りで静かに鑑賞。


考えてみると私は結構、戦争映画を見ている。
「 縞模様のパジャマをきた少年 」
「 プラトーン 」
「 ガリポリ 」
「 ディアハンター 」
「 アンネの日記 」
「 大脱走 」
「 地獄の黙示録 」
.......

いつの時代も戦争というのは無視できない興味深い素材なのであろう。



「 火垂るの墓 」........
これも、、、なんとも言えなかった。。。。。 絶句、脱力、、、というのが涙が出なかった理由である。



当時、主人公の少年のような子供はたくさんいたに違いない。
悲しいのは、親戚のおばちゃんが握っていた、あの、本当に大きなおにぎり。。。。
それは、自分の家族用だけに、、、。
その米、、、清太君の死んだお母さんの着物を売って手に入れた米なんじゃないのーーー!!!???
清太くんと節子ちゃんには、水で量を増やした雑炊。。。


いつでもどこでも、、、、お国のため自分たちのため、、、だと戦争をしていた/ いるようなのだが、、、
戦争によって一番、痛めつけられるは祖国。。。。この私たち。。。。
同じ人間同士で傷つけ合うだなんて、一体、何の得になるのだろうか。
他国の物を奪って、何になるというのか。。。


子供のわがまま、、、子供の贅沢、、、「 わ 」の字も、「 ぜ 」の字も 存在しない戦争中。
唯一の楽しみは、佐久間のドロップを舐めること。。。。
お兄ちゃん一個。妹一個。
最後はドロップの缶にに、水を入れてよく振って、、、なんとなく甘い気がするお水を飲み干し。。。






戦争はまさに、大人のわがまま。
どこの子供が戦争を欲しているだろうか?


人の命を奪うこと。人の自由を奪うこと。
絶対に反対。
自分達がここにいる事実には、深い意味があるはず。

しかしそれは他人を痛めつける為ではないと。
絶対にそれは違う。。。。と、思う。。。。


二度は見られない映画だったが、、、、見る必要のある映画。。。。


戦争絶対反対!